「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       ドバイから(1) 飛行場とハブ空港

2008-11-22 08:47:51 | Weblog
昨夜帰国しました。現地からこのブログを書こうと思っていましたが、ダメで
した。ホテルには日本語変換のPCもあったのですが、連日の"取材”が忙し
くて帰国後になってしまいました。しかし、感想は現地でのものです。

46年ぶりのドバイはまったく"今浦島”、別天地だった。関西空港からドバイ
空港まで約12時間、ドバイ首長一族(エミレーツ航空会長)の招待ということ
もあって、僕らは生まれて初めてエアバスのファーストクラスの座席に収まった。
今後もこういう体験はまずあるまい。完全に隔離された畳一畳半ぐらいの個
室で、足を伸ばしてゆったりと寝られる。このコンパートメントメント形式の座席
はエミレーツ航空だけだという。

昭和37年11月、僕らは小さなコメット(座席数89人)に乗って中東各地を回った後
ドーハからプロペラ機で砂漠の滑走路のシャルジャ(ドバイの隣接首長国)に降り
立った。それから半世紀近くたったドバイ空港は世界でも有数のハブ空港に変容
していた。僕らはVIPなみにゴルフ場のカートみたいな車に乗せてもらい、広い空港内
を走り、やっと外へ出あた。とても案内人なしでは迷子になりそうな広さだ。

空港の外にはキャディラックの迎えの車が待っていて、マリーナ地区のホテルまで
約20分、高速道路を走った。道の両側は高層のビルが林立、まだ建設中のものも
沢山みられた。46年まえ、僕らは四輪駆動の車で道なき道を走ったものだった。

この時期あまりセレブのことを書くのははばかりたいたいが、僕らのホテルはアラビ
ア海を見下ろす29階の豪華の部屋で、僕が歩幅ではかったら300㎡はあった。二つ
の寝室のほか部屋数が三つもあるスイートルームである。46年前、この国には部屋
数が12しかないホテルが一つしかなかった。僕らはその2号室に宿泊したのを思い
出した。(続)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今や憧れの国 (chobimame)
2008-11-22 21:26:01
お帰りなさいませ。
お疲れになっていませんか?
ゆっくり休んで下さいね。

ドバイは劇的に変貌を遂げましたよね。
今や世界のセレブが集まる国になりました。
エミレーツ航空に乗るのはセレブの証しですし、憧れの航空会社でしょうね。
これからのお話も楽しめにしています!
返信する
疲労 (kakek)
2008-11-23 17:55:31
chobimame さん
VIP並みの最高の待遇でしたが,歳は歳です。
死んだように眠りました。
46年ぶりの再訪、まったく異国に行った感じでした。
それよりも活気にみち、人々の顔にも微笑が見られました。
返信する

コメントを投稿