「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          花冷えのする花まつり

2010-04-08 07:02:57 | Weblog
花冷えとはよくいったものだ。近所の桜並木の花は、すでに満開で散り始めてきた
が、陽気は冬に逆戻りした感じではだ寒い。今日はお釈迦さんの誕生日の「花まつ
り」である。子どもの頃、お寺で甘茶を頂いたのを想い出す。あの頃は季節はもっと
進んでいた感じがする。それとも寒く感じるのは、僕が年をとったせいなのだろうか。

でも、季節は正直である。わが家の猫の額のように狭いベランダの白桃が、いつの
まにか咲き誇っている。10年ほど前、老妻の実家のある信州から届いた白桃が、あ
まりに美味しかったので種を蒔いた。3年前から実もつけ始めてきたが、いつも、どこ
からか飛来するカメ虫によって全部食べられてしまう。

数日前、東京はコートも要らないような暖かい日もあった。その暖かさで、つがいの野
鳥が昨年「アオジ」が巣ごもりした隣家の屋根のひさしの下にやってきた。「アオジ」より
一回り大きな野鳥だが、動きが敏捷でなんの鳥だか確認できない。この野鳥も今朝の
冷えこみで、姿をみせなかった。

地球の温暖化という説のある一方、冷却しているという説もあるそうだ。どちらにせよ、今
年の首都圏の陽気はおかしい。その原因を政治の不安定に帰するのは見当違いだが気
分は、なんとなくそんなようにも感じたくなる。


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2 コメント

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曇天 (chobimame)
2010-04-08 16:49:40
空も政治もつかの間の晴れ間はあれど、暖かさに期待すれば肩透かしを食らったように寒さが戻ったりします。いつもなら桜のさく頃は、汗ばむ陽気だったりします。晴天にギラつくような華々しさのある桜ですが、今年は寒さに紛れてしらぬまに咲いたという感じで感動がありません。曇天に桜を見ても美しくないのです。春はいつ来るのでしょうか?今年は春がないまま梅雨入りしても不思議じゃありません。小氷河期が来ると言っている学者もいますね。日本の政治経済は小氷河期では止まらず大氷河期になりそうですが。春が待ち通しいものです。
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小氷河期 (kakek)
2010-04-09 09:04:50
chobimame さん
温暖化といわれているだけに、ここへ来ての”寒さ”は、身にしみます。北海道の花見のころ
みたいです。小氷河期という説もあるそうですね。先日ある会合で聞いたばかりです。
普天間の問題だけでなく、民主党、とくに鳩山さんは、言っていることが信じられません。日本人が、それこそ内閣打倒に立ち上がらないと、大変なことになると思います。その危機感
を自民党の執行部が持っているかどうか心配です。大氷河期がくるかもしれません。
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