横浜市の北西部の丘陵地帯、港北区、代表的なランドマークは日吉の慶応大学キャンパスと綱島温泉であ。いずれも戦前からある東京と横浜を結ぶ東急東横線 沿線にあるため早くから発展した。
慶応大学日吉キャンパスは36HAという広大な地域にあり、戦争末期には海軍連合艦隊司令部が地下壕を掘り、疎開してきた。その遺跡が残っている。
綱島温泉は戦前から戦後すぐの時代にかけて東京の奥座敷として賑わった、全盛期には鶴見川沿いに100軒近い温泉旅館があったという。筆者も何回か湯治にでかけたが、宿から少し離れると田園地帯で,カエルを餌にしてザリガニを釣りあげたものだ。
戦争中、元住吉駅周辺にはまだ農家が散在しており、亡母がモンペ姿で東京からお手製のリュクをもって東横線で買い出しに出かけたのを思い出す。今や港北区は人口40万人近い地方の中核都市なみだ。
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