「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

心配な家庭職場への感染移行 老人の重症リスク

2020-07-29 06:59:19 | 2012・1・1

四連休後のコロナ.ウィルスの拡大を心配していたが連休初日23日と同じく全国で981人と過去最多を記録した。しかし、わが家の購読紙の記事の扱いは社会面の僅か二段の小さな扱いである。まさか記事の扱いを判断する整理記者がコロナに飽き飽きしてきたのではあるまい。が、問題は感染者数の数ではない。東京の感染者層が夜の街の若者21人に対して、家庭、職場での感染者が50人と増加、医療関係者にも出てきたことだ。

不要不急、病院と介護リハビリ施設への通園以外、外出の機会がなくなったが、今週は4年前の大腸がんの経過チェックのMRIと生理検査で2回、国立病院へ通院するはめになった。国立病院はコロナの”臨戦態勢”で入り口に検温所が設けられ、各所に消毒スポットがあった。普段の時と違って待合室も閑散としていた。

要介護の老人にとって職場からの感染はないが、家庭からの感染はありうる。テレビのお笑い番組で孫からコロナウィルスを移された話を茶化してていたが、現実の話として老人が困るのは「三密」にならざるをえない施設での介護や病院での治療行為だ。幸いこれまで病院や介護施設でのクラスタ―はそれほど多くなかった。しかし”夜の街”の若者に変わるようにでもなれば重症リスクの高い老人には一大事だ。


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