菅義偉政権発足後初の国政選挙で与党が衆院北海道2区、参院長野区の両補欠選と参院広島選挙区の再選挙で全敗した。敗因はそれぞれだが、「みんなの意見」によると、”政治とカネ”が64.1%で第一位、コロナ禍への対応の失敗が27.7%,野党への期待は僅か2.8%にすぎない。
僕も同意見だ。北海道2区は同区選出の吉川貴盛元農林水産大臣が鶏卵汚職で議員を辞職したもの。広島参院区の場合は河井案里前議員が公職選挙法違反で夫のの克行元法相とともに当選無効を問われているもの。長期政権のおごりによるものだ。当然の結果だ。
「みんなの意見」から推測すれば、野党政権への期待を込めて1票投じたのは僅かのようだ。旧民主党が主体の野党である。3年3か月の失政がまだ記憶に新しい。菅義偉内閣のコロナ禍対応策は成功しているとはいえないが、もちこたえている。逆に野党はどうか。足並みがそろっているとは見えない。しかし、油断は禁物である。
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