北海道の空の表玄関新千歳空港のある市。人口9万人ほどだが、その三分の一は自衛隊関係者で、街を行くと隊員の兵舎が目立つ。しかし、空港から車で40分ほどの所に洞爺支笏国立公園の一角をなす支笏湖がある。32000年前の火山の爆発でできたカルデラ湖で最大水深360mを誇る。湖畔には温泉もあり、絶好な観光スポットである。
「支笏」(しこつ)はアイヌ語で大きな谷という意味だが、”死骨”に通じるという縁起をかついで明治初め入植した人が、湖に飛来してくる鶴にちなんで千歳と命名したという。名物のチップ(ヒメマス)も1884年、阿寒湖から放流したものだいう。
市内を流れる千歳川を利用して出えきとmE来た鮭のふ化放流事業「鮭のふるさと」舘は一見の価値がある。インディアン水車で川をせき止め、遡上する鮭や淡水魚の姿をみれる水族館である。
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