「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

    エルサルバドルの女性臨時大使と有機コーヒー

2011-01-16 09:12:29 | Weblog
昨日スペイン協会の文化の集い「ドンキホーテ」ではからずも駐日エル・サドルバドル大使館の女性臨時大使、マルタ・リディア・セラヤンディア女史の話を聞く機会をえた。「ドンキホーテ」の会を主宰するK氏が”ラテン・アメリカ大使の中で最高の日本語の使い手”と保証するだけあって見事な日本語で、今まで僕にとって”遠い国”だったエル・サルバドルが、にわかに”近い国”に感じられるようになった。

エル・サドルバドルは”中米の日本”と言われるそうだ。何が似ているかというと、国土面積がラテン・アメリカ国家の中で最小の僅か21平方㌔少し、九州の半分ぐらいしかない。それに火山国で地震が多い。さらに国民性が日本人と同じように勤勉である。今年は日本との国交樹立75年だそうだが、日本ではエル・サルバドルと言っても、名前は聞いたことは、あるが的確にどこにあり、どんな国だか知っている日本人は少ない。

1980年から10年余、政府軍と左翼ゲリラとの長い内戦があったため、治安が悪く危険な国と烙印が押されていたため、日本との関係も薄かったが、最近は治安も回復、日本からの国際援助も活発化してきた。それにしたがって両国間の貿易量も増加の傾向にあるそうだ。

エル・サドルバドルが今、対日輸出に力をいれたいのは特産のコーヒーだそうだ。僕ら昨日の会の参加者も帰りにお土産として頂戴し、帰宅して早速飲んだが、香がよく最高の味だ。大使の話だと長い間の内戦が、かえって幸いしてエル・サルバドルのコーヒーは有機無農薬なのだそうだ。今、日本では有機無農薬コーヒーがコーヒー通の間で静かなブームだというが、やがてエル・サドルバドルのコーヒーが手軽に飲める時がくることを期待している。

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4 コメント

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知りませんでした (chobimame)
2011-01-16 17:37:16
今日は知りませんでした続きですが・・・(笑)
エル・サドルバドルでコーヒーですか。知りませんでした。有機コーヒーだったら安心ですよね。最近はコーヒー豆も高くなり、中国で安い豆が作られているとかで、インスタントコーヒーや安いコーヒーショップなどで使われているのではないかと聞き、中国の毒コーヒーなどは飲みたくないと恐怖に感じています。エル・サドルバドルのコーヒーが広がれば良いと思います。
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認証制度 (kakek)
2011-01-16 17:58:11
chobimame さん
有機コーヒーについてはJASで認証制度があるみたいです。エル・サルバドルのコーヒーはまだ輸入量がすくないので認証されていません。新宿に有機栽培コーヒーだけ扱っている店もあるみたいです。もちろん。ネットでもあります。最近、インドネシアのパプア産のコーヒーももらいましたが、気のせいか美味しかったです。。
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共感 (ハーフ)
2011-02-05 01:32:55
エルサルバドルと日本とのハーフのものです。
普段、友人にエルサルバドル、と言っても「どこですか?」などと言われるのですがこのようにエルサルバドルのコーヒーなどが日本に浸透すると嬉しいですね。

共感出来たので、コメントさせて頂きました。
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逸品 (kakek)
2011-02-05 09:58:45
ハーフ さん
代理大使から頂戴しましたが、有機栽培で大変美味しかったです。偶然なのですが、先日カメルーンの知人からもコーヒーを頂きましたが、あまり名の通らない国に逸品がありますね。
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