昔”クンロク大関”という言葉があった。”クンロク”とは元々麻雀の点数俗語で、9,600点のことを指すが、これが相撲界では毎場所9勝6負の成績しか上げられない大関の陰口となった。日本中のサラリーマンが麻雀に夢中になっていた昭和40年代の頃の話だ。
若貴横綱の父親、初代貴ノ花も”クンロク”大関であった。昭和47年11月場所、直前3場所の成績が33勝12敗で、一応規定に達したので大関に昇進した。が、その後の成績がよくない。9勝、8勝、0勝、8勝、8勝、9勝と1年間2ケタの勝利をあげていない。典型的な”クンロク”大関だった。
昨日千秋楽の大阪場所は、関脇鶴竜の大活躍で白鵬との優勝戦には負けたものの13勝を挙げ、来場所は大関に推挙される。そうなると来場所は大相撲史上初めてという六大関になる。それは結構な話だが、今場所の5大関の無様さはどうなのか。5大関のうち稀勢の里。琴奨菊の日本人2大関が9勝6敗、大関歴の一番古い琴欧洲に至っては8勝7敗という不甲斐な成績だ。
六大関時代になれば、毎場所”クンロク”大関が二人や三人は出てくる。一横綱、六大関だから星のつぶしあいで、平幕の力士に負ければ”クンロク”さえ維持できなくなる。現行の規定では、大関は2場所負け越せば平幕に落ち、落ちた場所で再び10勝以上あげればカムバックできる。しかし、見ていると、過去の大関の中には八百長といわれても仕方がないほど、この規定を上手に利用していた。相撲協会は六大関の"豪華さ”をセールスポイントにしいているのかもしれないが、逆目にでなければよいがー。
若貴横綱の父親、初代貴ノ花も”クンロク”大関であった。昭和47年11月場所、直前3場所の成績が33勝12敗で、一応規定に達したので大関に昇進した。が、その後の成績がよくない。9勝、8勝、0勝、8勝、8勝、9勝と1年間2ケタの勝利をあげていない。典型的な”クンロク”大関だった。
昨日千秋楽の大阪場所は、関脇鶴竜の大活躍で白鵬との優勝戦には負けたものの13勝を挙げ、来場所は大関に推挙される。そうなると来場所は大相撲史上初めてという六大関になる。それは結構な話だが、今場所の5大関の無様さはどうなのか。5大関のうち稀勢の里。琴奨菊の日本人2大関が9勝6敗、大関歴の一番古い琴欧洲に至っては8勝7敗という不甲斐な成績だ。
六大関時代になれば、毎場所”クンロク”大関が二人や三人は出てくる。一横綱、六大関だから星のつぶしあいで、平幕の力士に負ければ”クンロク”さえ維持できなくなる。現行の規定では、大関は2場所負け越せば平幕に落ち、落ちた場所で再び10勝以上あげればカムバックできる。しかし、見ていると、過去の大関の中には八百長といわれても仕方がないほど、この規定を上手に利用していた。相撲協会は六大関の"豪華さ”をセールスポイントにしいているのかもしれないが、逆目にでなければよいがー。
相撲は、誰が大関になってもつまらなく感じます。スター性のある力士がいなくなりました。あまり見る気持ちになれません。
6人も大関つくって一見豪華さにしたつもりなのでしょうか。大関に昇進したら怪我をしないようクンロクでいればよいのです。これでは相撲が面白くなるわけがありません。
麻雀は今、老人クラブでボケ防止のため盛んだそうです。昔は煙草の煙がもうもうとした名中で徹夜でやったりしていました。麻雀で命を落とした人もいました。