「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

出来秋なのに一個180円50銭のジャガイモ

2016-09-09 05:07:34 | 2012・1・1
昨日想い出したように季節のトーガンが食べたくなり、自宅近くの自由が丘の農家の無人スタンドに買いに出かけたら、店を閉じていた。閉店したのか、台風の余波で一日だけ店を閉じたのか分からないが、バスに乗ってきたのに残念だ。仕方がなく目黒通りに面した高級スーパーをのぞいいたら、言われている通り高い。トーモロコシが一本580円、玉ねぎも一個100円もする。このブログを書くために、清水の舞台から飛び降りるつもりでジャガイモを買ったら二個で361円の表示がついていた。一個にすれば180円50銭である。

新聞の社会面トップで、あいつぐ台風の襲来で北海道産の野菜が大被害を受け、玉ねぎの卸売値段は5割高だという。新聞によると、玉ねぎの全国生産量の59.2%は北海道産、ジャガイモに至っては79.5%が北海道で生産されている。30年ほど前、勤務で札幌で生活したことがあるが、今回のような秋の台風で農産物が被害を受けた記憶はあまりない。東京での農産物の高騰は、この北海道の台風被害によるもののようだ。しかし、僕の買ったジャガイモの表示には千葉県産有機栽培とあった。

真夏日の残暑が続く東京だが、心なしか風の動きに秋の気配を感じとれるようになった。夏も終わりと店が見切ったのだろうかスーパーの特売コーナーから娘が大きなスイカを390円也で買ってきた。二個361円のジャガイモと比べて大違いだ。野菜果物は値段があってないようなものとよく言われるが、物流や風評によって値段が左右されるみたいだが、出来秋ぐらい豊富に味覚を味わいたいものだ。

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