鳩山由起夫前総理が北方領土問題について”四島返還のアプローチでは未来永劫、交渉は平行線だ”と根室で講演した、とテレビが伝えていた。今日7日は「北方領土の日」。10日からは前原外相が、膠着状態の日露関係の打開をめざして訪露するが、こんな時期に何故こんな"利敵"的な発言をするのか、僕には理解できない。
鳩山由起夫氏は2009年、総理に就任した際、自分の在任中に北方領土問題を解決すると大見得を切っていたが、あえなく辞任した。その後も事あるごとに四島返還を否定する発言をしている。どうも彼がこんな発言するのは、昭和31年(1956年)11月、彼の祖父、一郎氏がソ連(当時)との間に「日ソ共同宣言」に調印した因縁によるもののようだ。
昭和31年11月は「ハンガリー動乱」「スエズ戦争」など歴史的な出来事が多発した。個人的には僕はこの月、新聞社の社会部から外信部に移ったので、とくにこの時の記憶が鮮明なのだが「日ソ共同宣言」の条文をみて、なぜ平和条約調印後の返還が歯舞、色丹の二島だけなのか疑問に思ったのを覚えている。
歴史的にみれば、北方領土は歯舞、色丹だけでなく、国後、択捉を含めた四島が固有の領土であるのは明らかだ。敗戦のドサクサにまぎれてソ連が不法に占拠しているのが現状だ。「不法占拠」という前原外相の発言は正しい。前原外相の訪露を前に、セルジュコフ国防相などが強圧的な発言をしている。外交とはそんなものだ。最初から鳩山前総理のような"負け犬”的な発言は"敵”を利するだけだ。"普天間”問題で外交オンチをさらけだした人物だ。黙っていたほうがよい。
鳩山由起夫氏は2009年、総理に就任した際、自分の在任中に北方領土問題を解決すると大見得を切っていたが、あえなく辞任した。その後も事あるごとに四島返還を否定する発言をしている。どうも彼がこんな発言するのは、昭和31年(1956年)11月、彼の祖父、一郎氏がソ連(当時)との間に「日ソ共同宣言」に調印した因縁によるもののようだ。
昭和31年11月は「ハンガリー動乱」「スエズ戦争」など歴史的な出来事が多発した。個人的には僕はこの月、新聞社の社会部から外信部に移ったので、とくにこの時の記憶が鮮明なのだが「日ソ共同宣言」の条文をみて、なぜ平和条約調印後の返還が歯舞、色丹の二島だけなのか疑問に思ったのを覚えている。
歴史的にみれば、北方領土は歯舞、色丹だけでなく、国後、択捉を含めた四島が固有の領土であるのは明らかだ。敗戦のドサクサにまぎれてソ連が不法に占拠しているのが現状だ。「不法占拠」という前原外相の発言は正しい。前原外相の訪露を前に、セルジュコフ国防相などが強圧的な発言をしている。外交とはそんなものだ。最初から鳩山前総理のような"負け犬”的な発言は"敵”を利するだけだ。"普天間”問題で外交オンチをさらけだした人物だ。黙っていたほうがよい。
前原外相が"前首相が政府の考え方と違うことを言っては困る。控えて貰いたい”と言っていました。まったくその通りです。過去の人物でも外国ではそう思っていません。口にチャックして貰いたいです。
北方領土に対する国民的な関心が薄いのもロシアを増長させるのではないかと思います。北海道に在勤中、なんどか根室を訪れたことがありますが、本当に"指呼”の距離です。政府がある程度の補助をして修学旅行の地に指定したらどうかと思います。
外交の手のうちをトップがみせては!本当にお馬鹿さんです。