テレビの番組で貞観の三陸大地震(869年)と富士山の噴火(861年)との相関関係を取り上げていた。素人の僕には地震と噴火との間に因果関係があるのかどうか解らないが、改めて調べてみると貞観時代(859-874年)の16年間は大変な時代であった。貞観は平安時代初期、清和天皇の御世だが、時代的に追っていくと3年には直方に隕石が落下、6年には富士山が噴火大爆発、青木が原に大溶岩が流れ出した。そして10年には播磨の国を中心に群発地震が発生、11年には三陸地方に大地震と大津波が襲っており、さらに16年には開聞岳が噴火爆発している。これだけ短期間に自然災害にあい、世の無常を感じられた清和天皇は30歳で譲位して仏門に入っている。
30万人という大犠牲者を出した2004年12月のスマトラ沖大地震(M9・1)は、まだ僕らの記憶に新しいが、この大地震から一昨年までの5年間にスマトラではM7・2以上の地震が7回も起きている。そして同時に05年には西スマトラのタラン火山が爆発、06年には西ジャワのタンクバンプラフが、またさらには中部ジャワのムラピ火山が大噴火して大きな被害が出ている。明治の三陸大津波(1896年)の時も、これに先立つ8年前の1890年に会津磐梯山が大爆発している。
鹿児島桜島の爆発噴火の回数がこのところ増え、すでに今年になってすでに100回を越えた。これは昭和30年観測開始以来最速だという。近くの宮崎県境の新燃岳も昨年2月噴火している。日本列島全体が火山の活動期に入ったのかもしれない。ここに住む僕らの宿命かもしれないが、昨年の大震災を教訓に想定外も想定に入れて自然災害に備える必要があるのかもしれない。
30万人という大犠牲者を出した2004年12月のスマトラ沖大地震(M9・1)は、まだ僕らの記憶に新しいが、この大地震から一昨年までの5年間にスマトラではM7・2以上の地震が7回も起きている。そして同時に05年には西スマトラのタラン火山が爆発、06年には西ジャワのタンクバンプラフが、またさらには中部ジャワのムラピ火山が大噴火して大きな被害が出ている。明治の三陸大津波(1896年)の時も、これに先立つ8年前の1890年に会津磐梯山が大爆発している。
鹿児島桜島の爆発噴火の回数がこのところ増え、すでに今年になってすでに100回を越えた。これは昭和30年観測開始以来最速だという。近くの宮崎県境の新燃岳も昨年2月噴火している。日本列島全体が火山の活動期に入ったのかもしれない。ここに住む僕らの宿命かもしれないが、昨年の大震災を教訓に想定外も想定に入れて自然災害に備える必要があるのかもしれない。
昨夜の大停電は、あたふたしてしまいました。
いきなりすべての電気が消えて真っ暗になり、震災後、廊下に常備しておくようにしていたソーラーランプは、曇りの為 十分に充電されていなかったようです。
何も見えない事と状況を把握出来ない不安。灯りの大切さをしみじみと感じました。
想定外の備えが不十分だったと感じた昨夜でした。
昭和41年、ジャカルタのホテルインドネシアに長期滞在していましたが、毎晩のように停電がありました。単身赴任で、暇を持てあまし、麻雀をやっていた僕らは、停電になるとローソクをたててゲームを続行したものです。でもこの停電は理由がわかっているから安心ですが、突然の停電は怖いですね。今年の夏場の電力は大丈夫なのでしょうか?
科学の進歩によって自然災害がなくなるという保証はまったくありませんね。貞観の時代にくらべて進歩したとすれば、津波とか土石流を事前に阻止できる施設ができたぐらいなものです。しかし、今回は”想定外”の大きな地震だっため、それさえ壊されています。
いつの時代になれば、地震や火山噴火が完全に予知でき、災害から逃れることができるのでしょうか。
地震がおきるのは避けられないと思うけど その後の対策で何か出来ることはないかと思って。
テレビでも地震がおきる火山が噴火すると言いながら、3日間の食料を用意と言うだけでその後の話は何もないのが不思議で。
貞観地震の時に似ているならその後にどのようなことが起きたのかまでやってほしいです
自然災害はとても怖いけど、避けることが出来ないので 出来ることを最大限にしたいと思ってます
長々とごめんなさい
過去の災害については、地震学者だけでなく学際的な研究が必要ですね。歴史学や文学者がもう一度災害を念頭におい読み返すと、新しい事実が見つかるかもしれませんね。若い世代に期待します。