来年8月、台湾中部の台中で開催予定だった国際的なスポーツ大会「東アジア.ユース」(日中韓など9か国加盟)が中国の横やりで中止された。現地の台湾メディアを総合すると、台湾の一部の政治団体が、2020年の東京五輪を前に、台湾の国際スポーツ大会の名称「中華台北」を「台湾」に変更しようという動きがあったからだという。投票の結果、中国など7か国が台北開催に反対、日本は棄権した。中国の政治的な言いがかりとしか思えない。
政治のスポーツ介入といえば、前回1962年のジャカルタ.アジア大会に前後のことが思い出される。当時のインドネシアのスカルノ大統領は"北京ジャカルタ枢軸”の外交政策を進めており、アジア大会に不参加の中国への配慮から、台湾代表とイスラエルへのビサ発行を認めず事実上参加を拒否した。さらに、東京五輪を意識して63年には、中国と組んで「新興国スポーツ大会」(GANEFO)を開催した。
半世紀の歳月が流れ、二回目のアジア大会がジャカルタで開催され、開会まで3週間を切った。前大会は政治的な問題もあって参加国はわずか17か国と地域、競技も17種目に過ぎなかったが、今回は40か国と地域、競技種目はなんと463種目に増加した。現地からは政治的な問題は何も聞こえて来ない。日本のメデイアは選手村の横を流れる川の汚染の悪臭対策が問題になっている。悪臭なら”蓋”をすればよい。やはり、スポーツ大会に政治は介入すべきではない。
政治のスポーツ介入といえば、前回1962年のジャカルタ.アジア大会に前後のことが思い出される。当時のインドネシアのスカルノ大統領は"北京ジャカルタ枢軸”の外交政策を進めており、アジア大会に不参加の中国への配慮から、台湾代表とイスラエルへのビサ発行を認めず事実上参加を拒否した。さらに、東京五輪を意識して63年には、中国と組んで「新興国スポーツ大会」(GANEFO)を開催した。
半世紀の歳月が流れ、二回目のアジア大会がジャカルタで開催され、開会まで3週間を切った。前大会は政治的な問題もあって参加国はわずか17か国と地域、競技も17種目に過ぎなかったが、今回は40か国と地域、競技種目はなんと463種目に増加した。現地からは政治的な問題は何も聞こえて来ない。日本のメデイアは選手村の横を流れる川の汚染の悪臭対策が問題になっている。悪臭なら”蓋”をすればよい。やはり、スポーツ大会に政治は介入すべきではない。
台湾の名称に関して、中国は世界中の航空会社に台湾という名称を使用するなと圧力をかけているそうです。
アメリカ政府は航空会社に従う必要なしと通達したようですが、中華台湾という名称に変えた航空会社が出ました。
日本は苦肉の策として、国名ではなく行き先表示にしたそうです。
東京オリンピックはどうしたものでしょう。
台湾は台湾と表示するのが日本の心意気と言いたいですが。
政治が絡むと実に嫌なものです。
元々、この大会は1991年、東アジア地域のスポーツ新興のため日本が提案したIOC承認の国際大会です。第一回は上海で開催されましたが、成功せず、名前に”ユース”を入れ再発足したものです。台湾え開かれる初めての国際大会だけに台中市は力を入れていました。反対なら最初から大会に参加しなければよいのです。台北と違って台中には大陸から逃げてきた中国人が少ないのも原因しているかもしれません。大国のやることではありません。