先日の新聞の見出しに”「過去問」再利用へ”という活字があった。
わき見出しに「大學」という活字があっても、僕は記事を読むまで
なんの事かわからなかった。記事によると「過去問」とは過去に大
学入試に出た問題の事をいうのだった。どうも最近は”断りもなく”新
語”が誕生するので、老人には困る。「助教授」がいつのまにか「準
教授」と変わってしまった類だ。
戦後各県ごとに新制大学が誕生した時”駅弁大學”と命名した評論
家がいたが、今はさらに増え続け”駅弁”どころではなく”コンビニ大
学”だ。その”コンビニ大学”が、毎年入試問題を各大学ごとに作成
するのは面倒だから”期限切れ”の過去のメニューも利用しようという
ものだ。全国の66大学(官公立33、私立33)が集まって過去に出題
されたたものでも,好い問題なら”再利用”しようということを決めた。
ただ東大など”老舗”は味にこだわったのか参加していない。
戦前、大學の数が限られた時代、入試に過去に他大学の問題が出て
も戦前は学校側も受験生も問題にしなかった。例えば戦前984版を重
ねた小野圭次郎の「英文之解釈」には、問題の後に過去の出題校がど
こか記入されていた。
「過去問」の再利用が受験戦争にどのような影響を与えるかは知らない。
少子化で数年後には全員大學入学OKと聞いているが、それに関係がある
のだろうかー。大學統一入試があるのだから、それでよいようにも思わ
れるが。
わき見出しに「大學」という活字があっても、僕は記事を読むまで
なんの事かわからなかった。記事によると「過去問」とは過去に大
学入試に出た問題の事をいうのだった。どうも最近は”断りもなく”新
語”が誕生するので、老人には困る。「助教授」がいつのまにか「準
教授」と変わってしまった類だ。
戦後各県ごとに新制大学が誕生した時”駅弁大學”と命名した評論
家がいたが、今はさらに増え続け”駅弁”どころではなく”コンビニ大
学”だ。その”コンビニ大学”が、毎年入試問題を各大学ごとに作成
するのは面倒だから”期限切れ”の過去のメニューも利用しようという
ものだ。全国の66大学(官公立33、私立33)が集まって過去に出題
されたたものでも,好い問題なら”再利用”しようということを決めた。
ただ東大など”老舗”は味にこだわったのか参加していない。
戦前、大學の数が限られた時代、入試に過去に他大学の問題が出て
も戦前は学校側も受験生も問題にしなかった。例えば戦前984版を重
ねた小野圭次郎の「英文之解釈」には、問題の後に過去の出題校がど
こか記入されていた。
「過去問」の再利用が受験戦争にどのような影響を与えるかは知らない。
少子化で数年後には全員大學入学OKと聞いているが、それに関係がある
のだろうかー。大學統一入試があるのだから、それでよいようにも思わ
れるが。
理解に苦しみます。
「過去問」を利用するのは、参考書の類ではないですか。
これから試験ではなく、ヤマ当てになってしまいますよ・・・
子供もへるのですから、過去から考えれば大儀ではないでしょうに。
なんだかゆとり教育からこっち、教育の世界は迷走していますね。
問題を作成するのが面倒なのでしょう。
あるいは文科省の補助金がらみかもしれませんね。
過去問の再利用は兎も角として、何故にあれだけ毎年各大学で出題ミスが出るのでしょうか? 不思議です。
毎年毎年、新しい入試問題を作成するのでは関係者は大変ですね。過去の他大学の問題を出そうものなら、受験業界からは叩かれます。それにしてもケアレスのミスが多すぎます。
昭和22年の早稲田第二高等学院の入試作文は「風」でしたが「虱」と間違えた受験生がいたそうです。まだのんびりしていましたね。