「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ラジオで「センバツ」を聞いた!

2007-03-24 06:14:20 | Weblog
「タミフル」のことをブログで書いた所為であろうか、風邪をこじらせて
しまった("因果関係はありません)。ホームドクターは、僕の身体の
すみずみまで知っているので、僕にいつもの調剤薬をよこした。勿論
「タミフル」ではなかった。

平熱でセキが多少出、喉の痛みがすこしある程度だったが、老妻は
有無をいわせず、僕を床に就かせた。大事をとってのことだが、金婚
式をすませた手前、口答えするのも"大人げ”ないと、すなおに床に寝
た。しかし、昼間から寝られることもない、ラジオで、昨日から始まった
「センバツ」を聞いた。

「センバツ」は今でこそ春を告げる行事になっているが、戦前の記憶や想
出はない。あの中京・明石の25回延長の熱戦は僕らの世代でも知ってい
る。戦後アルバイト先の工場で、あの中京の吉田投手がいて感激した。
「センバツ」はというと、昭和29年の大会で飯田長姫高校の”小さな大投手”
と早実の王貞治投手が優勝したことぐらいで、いずれも僕が社会人になって
からのことだ。

ラジオは大阪桐蔭と日本文理の試合を放送していた。桐蔭の強打者,中田
投手の名前は知っていたが、テレビでも見たことがない。アナウンサーの
表現でどんな投げ方をするのかー、どんな打者なのか想像して聞いていたが
いつのまにか薬がきいてきて眠りに入ったしまった。

オーデイオだけではダメなのである。ビジュアルも伴わないと情報伝達は
不便な時代になってきた。