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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

手作りサイトの功罪

2010-08-30 23:22:16 | Weblog
個人であっても、企業であっても、出来るだけコストを抑えて利益を増やしたいと思うのは当然です。日々のランニングコストもそうですが、事業を始める際に初期投資をなるべく抑えたいものです。

事業の準備をするにあたって、店舗であるなら店舗改装費、保証金など、オフィス業務であっても備品、広告宣伝費など出費がかさみます。

その中で、必ず作らなければならないのがウェブサイトかと思いますが、後回し、軽視する人が依然少なくないように思います。

他の費用はどうしても削ることが出来ないので、ウェブサイトはとりあえず後回しか、なるべくコストをかけないよう、自分で習って作成する、知り合いに頼むといったケースがあります。

自分で習って作成するというのは一見すると起業家スピリットとしては褒めたいところですが、あまりにもロスが多いのでお勧めできません。本業の準備にはどれだけ時間を割いても足りない状況(余裕のあるケースはほとんどないでしょう)であるのに、企業広告のサイトであれショッピングサイトであれウェブサイト構築の習得に時間を割いたらもったいないです。それで商用に耐えられる立派なものが出来ればいいですが、大半は中途半端なものです。(立派なものがでいるなら最初からウェブ関係の仕事を選んでるでしょう)

知り合いの頼むケースで、厄介なのは作成に慣れている知り合いに頼むケースです。明らかに素人っぽいサイトであるならば、とりあえずそれで始めるにしても、途中でちゃんとしたものを作るという意識が働きます。

ところが中途半端に形だけ整ったサイトを作ってしまうと、どこが悪いのか分からず、そのまま過ごしてしまう可能性があるからです。

ある商品をネットで販売している企業のショップサイトを紹介されて見ましたが、友人が得意なのでその友人に作ってもらったということした。拝見したら、なるほど良くできていました。
しかし意地悪な言い方をすると、プロでないにしては良くできているということです。
形が整っているだけで、デザイン的に微妙である、利便性の欠如、検索エンジンを全く意
識していない作り、といったところです。大方友人に作ってもらたサイトの傾向は同じです。
自作の手作りサイトで繁盛しているサイトがあるのも事実です。それだから大丈夫でないかと思うのは早計です。時期を考えてください、周りも進歩してレベルが上がっています。
ソーシャルメディアが活発化している中で、個々のサイトの議論は陳腐化していますが、軽視すべきでないことに違いはないでしょう。


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