ある人気のラーメン屋が、マスコミにちょくちょく登場したため、益々来客の数が増えたそうです。そうすると厨房が忙しくなり、スープを大量に作っても、お客さんの数に間に追いつかなくなってしまいました。そのラーメン屋の店主はやはり欲が出たんでしょうか、それとも単に間がさしたんでしょうか、来客の数をこなす為に、あろうことかお客さんの残したスープを再びスープの鍋に戻して、使っていたそうです。
濁ったスープだからなかなか分からないというのもあったんでしょうか、しばらくはそれでうまくやっていたんですが、ある時一人のお客さんに、店主が定員に指示してスープを戻しているところを見られ、一遍にそのことは噂として広がり、客足が急速に落ちとほとんど来なくなってしまったそうです。(ラーメン好きでなくても知っている有名な店らしいですが、編集長は店名を明かしませんでした。)
やり始めはみんな一生懸命やって必死にお客さんの心をつかもうとするけど、それが受けて繁盛して忙しくなると、いつの間にか利益主義に走ってしまう。NOVAの猿橋社長やグッドウィルの折口会長も最初は、必ずしもいかに利益を稼ぐかという発想ではなかったと思います。うまくいって、特に上場などすると、成長率、あるいは時価総額ということに意識が向くんでしょうか、お客様第一ということを忘れてしまったのが、現在の姿に反映されていると思います。上がるのは遅いけど、下るのは早いですね。自分も気をつけなければ。
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