Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

4月16日(金) チョロギは高齢者を救うか

2021-04-16 22:29:02 | 日記

池田町でもここ数日新型コロナの陽性者が報告されて緊張感が高まっています。県内での流行の趨勢から見れば当然のことでしょうが、それでもじわじわ忍び寄っていることが実感されて滅入ってしまいます。

幸い畑に出れば、誰もおらず、せいぜい妻と二人で黙々と作業をするだけですから、身体を動かしている分気持ちが晴れます。
わが家の庭では、いろいろなタネをポットに植え付けを終了。多分5月連休明けあたりには畑に植え替えることができるのではないかと思います。例年通り、トマト(大玉、ミニなど5種類くらい)、キュウリ、ナスといった夏野菜の中心作物から、ゴーヤー、ナーベラー(へちま)、オクラ、カボチャ、スイカ、レタス、キャベツ、ポップコーン・・・。

畑では、すでにジャガイモ、ネギの植え付けを終えて、今日はホウレンソウとゴボウの種まき。それに、うじゃうじゃに目を出しているチョロギを間引きしつつ、枯れた苗の植え替え用にするため大きな株はポットに移して養生。それにしても、まだ残っているネギの苗とチョロギの苗は膨大な量になり、ネギは食べるにしてもありすぎて困っています。

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明日は、県の長寿社会開発センターの関係者の方が、チョロギ栽培に関心がある方2名とともに我が畑を訪問してくれることになっています。
以前、「池田チョロギの会」の活動を取材してもらった際に、この植物の栽培が高齢者の戸外での仲間作りとささやかな収入に貢献できるという話をして、そのことに結構関心を寄せてもらったことがあったのです。

確かに、みんなでいっしょに作業をし、セッセと収穫した分収入になるのですから、孤立しがちな高齢者同士の交流にもなるし、少ないとはいえ自分で使える小遣いができるのですから、まさにドンピシャの仕事なのです。家で畑をしている人は、農閑期の作業になるので自分の仕事の邪魔にはならない。ただ寒い中での作業になることだけが難点。

というわけで、明日は一生懸命その説明をし、長寿社会開発センターでも積極的にとりあげてもらって、高齢者の生きがいづくりのテコにしてもらえたらと考えているところです。
ただ、明日は終日雨らしいので、変更した方がいいのではと提案したのですが、なかなかみんな同じ日に集まれないので、というので、さっと畑を見た上で、どこかに避難して話をすることにしました。

徳島県上勝町の葉っぱビジネスの向こうを張って、池田町のチョロギビジネスといきましょうか。チョロギはそのまま食べることもできますが、あまり加工はされていないみたいですから、せんべいにしたりクッキーに練り込んだり、いろいろ加工法があるのではないかと考えているのです。

ポット植えにして考えたのは、チョロギのタネと苗を販売するというのも、なかなかよろしい。「チョロギ苗」で検索してみて下さい。メチャクチャ高価。3号ポット12株で5148円。ギョギョ!!!これに換算すると私の畑には数百万円のチョロギが生えていることになります。えらいことだ。もっとも、ネットで店を出すとなるとその分の金額が上乗せされるということもあるのでしょうが、それにしても高額すぎる。一株100円がいいところでしょうに。というわけで、捕らぬタヌキの・・・は際限なく広がる。