Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

4月7日(水) これはもう5月の陽気だ

2021-04-07 23:27:14 | 日記

ここ2日ほど朝晩は霜が降りるほど寒くはなったものの、昼はもう5月連休並み。松本までの国道19号線沿いの犀川、奈良井川の河原も反対側の東山もすっかり新緑に覆われ、とても4月上旬とは思えません。
10年前と比べると、おそらく一ヶ月近くも季節が早まっている。この影響は、必ずどこかに現れるに違いありません。とくに、農作物、果樹などに深刻な影響があるのではないかと心配になります。

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午前中は、畑で井戸から水をくみあげるポンプの試運転をしました。ところが、いくらやってもモーターはまわっているのに水がでない。そこで、土地の持ち主のNさんに来てもらい二人であれこれジタバタ。Nさんが、ポンプのことを知っている人に電話をして聞いたところ、どうやら呼び水が必要らしいということ。

その後、二人で大変な思いをして試行錯誤。呼び水を入れる注水口がわからない。多分これだろう見当をつけたが錆びて蓋が回らない。石でたたいて苦労して開けたが、今度は入れる水がない。Nさんが家までくみに行って入れてみて、ようやく出た。しかし出た水はサビで真っ赤。しばらく出していたら、今度はハウスまで通してある配管がいたるところ破損して、あっちこっちで水が噴き出している。

そんなこんなで約1時間ジタバタ。でも、何とか水がくみ出せることが分かっただけ収穫でした。知人に電話して配管修理をお願いしましたから、いずれちゃんとハウス全体に水がまわることになるでしょう。

このポンプ、もともとはNさんの先代がハウス用に掘って、その後近くに住むキュウリ農家の老夫婦が使っていたもの。おじいさんが事故で亡くなった後、半年ほど放置してあったのです。もったいないので、今度は私が使うことにしました。
この半年の間に、モーター部分にたまっていた水が内部のサビで真っ赤になってしまっていたというわけ。それでも、使っているうちにきれいになるはず。相当深い井戸なので水量も多く、電気さえ通っていれば災害時の水にも使えそうなので、今後も手入れをしっかりやっていこうと思っています。

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午後からは、松本のシルバーセンターに出かけ、Zoomの勉強会の第1回目。シルバーセンターで専門家から丁寧に教えてもらいました。パソコンのことはある程度わかっていても、この種のアプリは門外漢。必要に迫られれば、結構使えるようになるものですね。

生徒はこどもじゅくスタッフの女性3人と私の4人。松本シルバーセンターには、パソコン関係の専門家がいて、高齢者の技術習得にいろいろと援助してくれるのです。ちゃんとした部屋と大きなモニター、Wi-Fi設備もあって、2時間余りがあっという間に過ぎてしまいました。
来週、再来週には、複雑な操作にも挑戦していくようで、楽しみです。

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帰ってニュースを見ると、大阪での陽性者が878人。東京でも555人。政府の対策の遅れ、不手際がこの結果に結びついていることは明らかです。PCR検査を飛躍的に拡大し、陽性者だけではなく無症状者も的確につかみ、飲食店その他商工業者には抜本的な補償を行うこと、医療崩壊が起こらないように医療機関、医療スタッフへの手厚い対策を講じること・・・やるべきことをすべて直ちにやることです。とくに、職を失ったパートや非正規雇用労働者、障害者、学生の保護に全力を挙げなければなりません。

さらに、こんなときだからこそ、大地震などの災害に備えること。これはいくら強調してもしすぎることはありません。本当にこの国は大丈夫なのでしょうか。政権の関心がコロナ対策よりも東京オリンピックに行き、しかも聖火リレーでは大企業のスポンサーカーが何台もパレードを繰り広げて人々を驚かしているのです(聖火ランナーは申し訳なさそうに後からついてくる)。もはやすべてが正気の沙汰とは思えません。

二階氏が何を血迷ったか「それ(感染拡大の危険性)を恐れていたら何もできない。日本の経済が止まってしまう」としてGOTOトラベルの再開を求めたとのニュース。全国旅行業協会の会長ですし、観光業界からの献金を受けているとの報道も絶えないことから、なんとかしなければという焦りもあるのでしょう。
要するに、何人死のうがこの国の経済を守るにはGOTO**をやらないとダメなのだと言っているわけで、カズレーサー氏じゃありませんが「今後も見境ない発言を続けて欲しいですね」。