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”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

米中首脳会談  駐米大使の発言に裏付けられた石平の分析

2013-06-18 08:53:57 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

米中首脳会談  

駐米大使の発言に裏付けられた石平の分析

 
 
2013年06月17日 国防・軍事
 
~誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考~
 石平(せきへい)のチャイナウォッチ

 http://www.seki-hei.com

転載、させていただいた記事です


 ■【拡散歓迎】米中首脳会談  駐米大使の発言に裏付けられた石平の分析
 
 
私は先日、「米大統領から大変な宿題を持ち帰った習近平の憂鬱」
 と題する原稿を書き上げて、話題の米中首脳会談について
 独自の分析を行ったところ、数日後にはこの分析は
 思わぬところからの発言によって裏付けられた。
 
6月12日から雑誌ウェッジのネット版と石平のメルマガで掲載された
 私の原稿は次のようなことを指摘している。
 
先般の米中首脳会談では、
 中国の習近平国家主席は当たり障りのない抽象論を展開していたのに対し、
 米国のオバマ大統領はむしろサイバー攻撃問題や北朝鮮問題などの
 具体的な問題を持ち出して中国からの協力を求めた。
 
その結果、習主席はオバマ大統領に
 それらの問題解決への具体的協力を約束してしまい、
 オバマ大統領から大変な「宿題」を持ち帰る羽目となった。
 
そして今後、習主席がそれらの宿題を
 きちんと解決できるかどうかは問題の焦点となり、
 もしそれが出来なければ習主席は米大統領からの信頼を一気に失ってしまい、
 彼自身の提唱する「新型大国間関係」も台無しになるのではないか、
 
ということである。
 
以上は、私の原稿の行った分析の骨子であるが、
 時事通信社が6月15日に伝えたところによると、
 同14日、日本の佐々江賢一郎駐米大使はワシントンでの記者会見で、
 中国の習近平国家主席が掲げる
 米国との「新しい大国関係」について、
 「オバマ政権はサイバーや海洋安全、経済など
 米中間の個別の課題をめぐる中国の実際の行動を注視している」
 との見方を示したという。 
 
大使はさらに
 「米国は一つ一つの問題で実態上いい関係を構築できるかに大きな関心がある」
 と指摘。

「単なるレトリック、一般論に強い関心を持っているとは思わない」
 と述べたのである。
 
以上は佐々江駐米大使の見解であるが、
 それはよく考えてみれば、米国側の視点から「習近平の宿題」
 に関する石平の分析を裏付けたようなものではなかろうかと思う。

 
つまり、オバマ大統領は今後、習主席のとる「実際の行動」を「注視」して
 中国との関係の持ち方を判断していくものだから、
 まさに私の原稿の指摘したように、大変な「宿題」を持ち帰ったったのは
 まさに習主席の方であって、今後彼が一つ一つの「宿題」を
 実際に解決できるかどうかは、むしろ米中関係の「見どころ」なのである。

 
そして私自身の見方からすれば、
 習主席は上述の一連の「宿題」を簡単に解決できそうもないから、
 今後の米中間の「新型大国間関係の構築」はやはり無理な話なのである。

 
※参考記事※
 
▼米大統領から大変な「宿題」を持ち帰った習近平の憂鬱
 アメリカ側のペースで進められた首脳会談 WEDGE Infinity(ウェッジ)

  http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2882
 
( 石 平 )

 

 ・

日本に誇りを取り戻す(`〇ω〇´)

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