さくらの花びらの日本人よ誇りを持とう さんより転載です。
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離島防衛の強化で長距離巡航ミサイルの導入検討へ
中国が海洋進出を強め、北朝鮮が弾道ミサイルの発射など挑発行動を繰り返し、地域の安全保障環境が厳しさを増す中、防衛省は、戦闘機に搭載する長距離巡航ミサイルの導入に向けた検討を始めることになり、来年度予算案に必要な調査費を計上する方向で調整を進めています。
ミサイルの射程距離が900キロを超えると、日本の上空からでも北朝鮮に届くことになり、他国の領域内の標的を狙う「敵基地攻撃能力」の保有にあたるという指摘もあります。
政府は、敵基地への攻撃について、「ミサイル攻撃などを防御するために、ほかに手段がないと認められる限り、法理的には自衛の範囲に含まれる」としています。
立憲民主党の長妻代表代行は、国会内で記者団に対し「『敵基地攻撃』と言ったときに北朝鮮に限定したものなのか、これまでの憲法解釈や国会答弁との整合性をどうつけるのかなど、実態が何もわからない中では判断しようがない」と述べました。(2017.12.6 NHKニュース)
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日本は「国の守り」をきちんと議論してこなかったため、「巡航ミサイル導入検討」だけで困惑するマスコミや国会議員。
問題視して反対するのはもちろん「反日左翼」である。
まず日本は北朝鮮やシナからの弾道ミサイルの迎撃が本当にできるのか?
軍学者の兵頭二十八著『日本の武器で滅びる中華人民共和国』にはこう書いてある。
「米国はロシアやシナから飛んでくる『大陸間弾道ミサイル』を迎撃する『弾道弾迎撃ミサイル』を米国本土やアラスカ、海上にも展開していない。技術的に不可能であると理解されているからである。北朝鮮などが発射する弾道弾に限定的に備える『地上配備型ミッドコース防衛』があるが、迎撃実験はうまくいっていない」。
迎撃ミサイルの信頼性が不確かであれば、自衛のために敵基地攻撃をできるようにしておくのは当然である。
あらゆることを講じて国民の生命・財産を守るのが国家の責務である。
それを「憲法違反」と言うならば、国民を守れない憲法が間違っている。すぐにでも改正すべきである。
「専守防衛に反する」と言うならば、国民を守れない防衛体制など今すぐ辞めてしまえ。
「国を守る!」「国民を守る!」とはどういうことなのか。夢物語のようなきれいごとはもういい。
立憲民主党の長妻某は「敵基地攻撃と言った時に北朝鮮に限定したものなのか」と言った。
国家・国民を守るのに北朝鮮もシナもない。日本に攻撃を仕掛けてくる国すべてが対象に決まっているではないか。
こんなのが国会議員なのだ、今の日本は。これでは国民を守れない。
歴史家で教育学博士の若狭和朋氏の著書にこのような一文がある。
「うら若き女性が次のようなお手紙を下さいました。
『日米安保の下で安逸に暮らしてきた日本も真の自立が急務となってまいりましたが、その時、やはり御皇室への限りなき尊崇の念と日本独自の悠久の歴史と文化への回帰なくしてそれが達成され得ることは困難だと思います。
特攻隊で国に殉じられた方々の祖国日本への熱き想いが私の核となっておりますが、英霊の方々の憂国の志を想う時、現在生きている我々の手で日本を貶めては絶対にならないと強く思う次第です』」。
これこそが本来のまともな日本人の考えである。
「国を守る」とはどういうことなのか。先人達の想いを胸に、今、日本の置かれている現実を真剣に考えるべきである。