あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

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大阪市長選での橋本氏の圧勝を思う

2011-11-30 00:10:29 | 日記
2011年11月28日

上条幸哉(うえじょう ゆきや)氏、ブログ転載

昨日、投開票となった全国注目の大阪ダブル選挙において、
大阪維新の会の、橋本氏と松井氏が、それぞれ、
大阪市長選と大阪府知事選に圧勝しました。

松井氏はどのような方かよく存じませんが、橋本氏の
政策を見たとき、教育行政と行財政改革については、
大いにうなずけるところがあります。

特に、地方議員をしてきた立場からすれば、行財政改革、
ことに、橋本市の唱える二重構造の打破、わかりやすく
言うなら、基礎自治体(市町村)と都道府県が機能的に
住み分け出来ていないために起こる種々の弊害の打破、
これはほんとうに必要なことだと考えます。

ひとことで言うなら、市町村と都道府県が、お互いに
生かしあう関係になっていないのです。

ここは、橋本氏の手腕に大いに期待したいところ。

しかしながら、原子力政策、あるいは、地方主権に
関する考え方については、これは受け入れられない
ものを感じます。

特に、地方主権について、国がだらしないから
地方にやらせてくれ、権限を移譲し自由にさせてくれたら
地域を繁栄させて見せる、という気持ちは、今の政府の
体たらくを見れば、分からなくもありません。

私自身、八戸市議時代にそのように考えたものです。

しかし、今日の日本の混迷の原因は、国家権力の
ありよう、あるべき姿を分からない方々が、国家運営に
携わっているところにその原因があるのです。

だからと言って、国家の権力を否定する方向は
慎むべきでしょう。

むしろこれを機に、そもそも国家とは何なのか、
国が果たすべき機能とは何か…
これをこそ議論すべきでしょう。

その意味では、今後、橋本氏が投じる一石一石が、
地方自治体とは何なのか、基礎自治体・市町村の
果たすべき機能とは何なのか、

そして、国家とは何なのか、それぞれの存在理由を
考えるきっかけになればよいと感じます。

大阪都構想も、市議会や府議会、そして、国会の
さまざまな壁を超えなければならず、たいへん
困難なものとなるでしょう。

それにしても、既得権益にしがみつく既成政党の
議員たちを全て敵にまわしての圧勝はお見事。

橋本氏の所期の志が貫かれることを切に願うものです。

http://uejou.seesaa.net/
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