箴言集 「人格をつくる言葉」 大川隆法 著
「人格をつくる言葉」⑤ 一体、何歳になったら、「お返しの人生」という言葉に出会えるのか。
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若いときは、自立するためにいろいろな人達の協力を求めるものである。
また子供ができたら、子どもの自立のために頑張り、さらには孫ができると孫の自立をために頑張る。
親に世話になったから子供にお返しをする形ではある。
中には、まだまだと自分の財産や名誉を上げるために死ぬまで頑張る人もいる。
さて、「お返しの人生」というのは、社会に対するお返しである。身内やお世話になった方へのお返しではないのである。このお返しはビジネスのようである。お返しのできる人が対象である。
あらゆるものが他人の考え方や作った物であり、その考え方や物を利用して生きててきたのだ。
すると関係者は周りのすべての人だけでなく、過去の人達まで含まれるのである。
ここまで考えると、自立できたら、無条件に社会に対しての「お返しの人生」に切り替えるべきである。これは与える愛に変化するのである。
奪う愛に生きていたのではマイナスの蓄積をしていたのである。さらなる欲の人生を歩めば、このマイナスが増大して、死後は地獄行きである。人に迷惑をかけるために生きていた証になってしまうのである。
早めに「お返しの人生」の言葉に気づき、実践することが与える愛の実践であり、地上を仏国土(ユートピア)にするお手伝いをすることになる。
人類を創られたエル・カンターレは、「50歳を超えたらお返しの人生です。」との教えです。
魂の親には逆らえないのですよ。