あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

地球温暖化の原因3

2011-02-03 23:26:34 | 日記
月刊誌Are You Happy?からの転載です。
地球温暖化と二酸化炭素の関連性
聖学院大学教授 鈴木真実哉氏 質疑応答の形で、文中鈴木氏は真:で聞き手はハ:になっています。
ハ:CO2が増えると、地球に熱が溜まって気温が上昇して大変だとTVでみたわ!
真:そう言ってマスコミは不安を煽るけど、実はCO2が地球温暖化の原因という根拠はまったくkないのだ。
まず、地球は46億年の歴史のなかで、何度も温暖化と寒冷化をくりかえしている。そして、現在騒がれている温暖化は1850年代から始まっているけど、実際にCO2が沢山排出されるようになったのは工業化が進み、自動車が一般的になった1940年代からだ。それ以前の90年間はCO2は出ていなかったに、温暖化は進んでいたのだ。
ハ:えっえっそうなの?
真:さらに1940年から1975年まで、地球の平均気温は下がっていた。つまり一時は寒冷化していたんだ。ということは工業化が進み、CO2が増え始めてから地球は一旦寒冷化したことになる。さらに工業技術がなかった中世に、現在より気温が高い時期もあった。つまり温暖化や寒冷化は人間の力ではどうにもならない地球のサイクルなんだ。
ハ:じゃぁなんで温暖化の原因はCO2って言われるの?
真:CO2と温暖化の関係は国連のIPCCという機関がまとめていて、これに基づいて1997年に京都議定書ができた。
しかし、IPCCの発表は信憑性が疑われている。そんなデータに基づいて先進国のみ無茶なCO2削減を課せられるのはおかしい、などの意見から、昨年開催されたCOP16では、温暖化対策の新たな構築は先送りされた。
ハ:本当の原因はなんなの?
真:2008年3月、NIPCCという団体から、温暖化には太陽が大きく関係しているという発表があった。何千年もの歳月をかけて成長した鍾乳洞の鍾乳石を調べた結果、太陽活動が活発なときは気温が上がっていることを突き止めたんだ。
 さらに、地球が温暖化と寒冷化をくり返す仕組みもわかってきた。宇宙を飛び交う放射線「宇宙線」が大気圏を突入して地球近くに届くと、低い雲をつくる。そうすると太陽の光が差しづらくなり、雨が降り、風も吹くから寒冷化するんだ。そして太陽の活動が活発化すると、太陽風が宇宙線をブロックする。その結果低い雲が少なくなり、温暖化する。
ハ:へーなるほど
真:長いスパンと大きなスケールで見ないと、温暖化の説明はできない。たかだか数十年、数百年を研究して、気温が上昇していると騒いでいるだけなんだ。CO2が原因という証拠はまったく見つかっていないんだよ。
ハ:原因がなんであれ、温暖化を止めなくっちゃ!南極や北極の氷が溶けて、日本が沈没しちゃう!
真:そんなハルマゲドン的な恐怖予測の元になっているのは「不都合な真実」という映画だ。アメリカ副大統領の温暖化問題についての公園の様子と、彼自身の生い立ちを交えて制作されたドキュメンタリーで、彼はこの映画でIPCCと共にノーベル平和賞を授与された。
ハ:ノーベル平和賞なんてすごいわ!
真:でも2007年10月、イギリスの高等裁判所は、この映画には事実誤認やデータの誇大化などによる科学的な誤りが9ヶ所あるとして、「この映画を学校などで上映する際には、必ず注釈をつけること」という判決を出した。
たとえば、近い将来海面が7m上昇するという内容には何の根拠もない。北極の氷が溶け、長距離を泳いだ結果死んでしまった白熊がいたという内容も、実際に調べたら嵐で溺死した白熊が4頭いただけだった。
この映画はセンセーショナリズムに走りすぎていて、環境保護やエコロジーは大切なことだけど、地球全体の大きな問題には小さな善悪論や感情論ではなく、理論的、科学的な根拠を示さなければならない。でも今は、何の根拠もないのにCO2が悪者にされ、温暖化の恐怖予測ばかりが先走りしているんだ。
ハ:そうだったの。。。。
真:地球が今、温暖化しているのは本当だけど、日本が沈没するほど海面が上昇したり、10度以上も気温が上がるなんてありえないよ。それに、温暖化が悪とは限らないよ。それに、寒い冬と暖かい春のどっちが住みやすい?
ハ:もちろん春よね。暖かければ植物も育つし、過ごしやすいし、動物や子供も活発に動き回れるわ!
真:そうだよね。温暖化も同じで、気温や海水温度が上がれば動物や植物の生育がよくなり、食料が増産できる。今、問題になっている食糧危機に、温暖化はプラスに働くだろう。
それに、海水が蒸発して、雨が降りやすくなる。そうすれば砂漠も減るだろうし、寒い地域の氷が溶けるのも悪いことばかりではない。氷が解けた地表を農地や住居にすることもできるからね。それにm平均気温が少し上がった方が暮らしやすい。特に日本は少子高齢化が進んでいるから、お年寄りとってはありがたいはずだよ。
ハ:たしかにその通りだわ!でもCO2は減らしたほうが地球のためじゃない?
真:いや、CO2は食料生産において、とても重要なんだ。農業技術研究所が発表したデータによると、大気中のCO2濃度が増えると、植物の光合成が活発になり、生産量が増える。実際にCO2の濃度を下げた実験では。米の収穫量が9%増えたんだ。CO2の濃度が今の倍になれば、収穫量が33%増えると予測できいる。
ハ:へー!でも、濃度が倍で、私たちの呼吸は苦しくならないの?
真:大気の成分は窒素と酸素がおよそ99%を占める。CO2の割合なんて本当に微々たるものだから、安心だよ。
ハ:そうなんだ!でも空気を汚したりはしないの?
真:大気医汚染はまた別の問題だ。勘違いをしている人がいるけど、空気を汚すのは窒素酸化物で、CO2ではない。CO2削減よりも、窒素酸化物など有害物質を出さないようにする環境対策こそが大事なんだ。光化学スモッグや酸性雨などの原因だし、体内に蓄積された有害物質は、病気の原因にもなってしまう。
今は燃料電池や電気自動車の研究が進んでいる。省エネや環境に配慮した技術が進み、結果的にCO2が減るのはかまわないけど、CO2を減らすためだけに研究を続けるのは意味がないどころか、食料生産などにとってはマイナスなんだ。
ハ:なるほど!みおんあ勘違いしているわね!でも、そもそもなんでCO2が悪者にされちゃったかしら?
真:実は、CO2を温暖化の原因にしておけば、トクする人々が沢山いるんだ。
ハ:え、それは一体誰なの!?
続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする