安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

沙沙貴神社の「子供まつり」

2023年05月05日 | 季節の話題
☆5月5日。
☆近江八幡市安土町の沙沙貴神社で、4年ぶりに五月祭礼『子供まつり』が執り行われました
☆五穀豊穣・子孫繫栄を祈念する祭礼です。

☆昨年11月、沙沙貴神社の氏子で構成される『未来に残す沙沙貴まつり懇話会』が立ちあがりました。
☆コロナ禍により、3年間、(神事を除いて)祭礼が中止となり、どのように復活させるのかを話し合い、神社側に提言する会です。
☆これまでに、6回の会議があり、四月祭礼、五月祭礼について、実現へ向けて、知恵を出し合い、また、当日の運営にも参加しました。

☆その結果、『子供まつり』。今年は、前夜(4日)、子供が参加する『宵宮祭』は、行わない。(関係者による「くじ取り」はあります。)
☆当日(5日)、これまで、午前に催行されていた「渡御」を、午後にコースを短縮して行い、可能な限り、子供たちの身体的負担を減らすものとなりました。
☆また、氏子の家族なら、町外在住の子どもたちも参加可能だったようです。


☆これまでなら、当日朝、参加者全員、沙沙貴神社に集合し、子供神輿(高学年)と
花車(低学年)を1組とし、3コースに分かれて渡御し、昼前に、再び、神社に戻ってくるものでした。
☆今年は、渡御出発地点を、本社(常楽寺会館)・聖社(上出集会所)・若宮(慈恩寺集会所)とし、予め、昼前に、移動させておきました。(写真は、常楽寺会館前の「本社」神輿)


☆午後1時、渡御、スタート
☆子ども用の「鉦(かね)」の甲高い音が、街に響いています。イイね


☆2時半。沙沙貴神社の表参道大鳥居前に到着。
☆三社、揃って、楼門前まで移動します。(たぶん)


☆参道では、沙沙貴杜遊のキッチンカーなどが出店しています。
☆この後、午後4時から、子供みこし三社による神輿神事がありますが、しばし、休憩です。


☆境内と回廊では、沙沙貴十二座の神事が執り行われています。
☆神様にお供えしたおさがり〈御神酒・御供(ごく)さん(ご飯を筒状に固めたもの)・エビ・煮豆・花びら餅(持ち帰り)〉をいただく神事(神人供食)です。(随分、酔っぱらいます)


☆沙沙貴十二座も、コロナ禍の影響もあり、毎年、参座者が減っており(休座)、近い将来、祭礼の締めくくりとなる「みくじ神事」(写真)が出来なくなる可能性があると、心配されています。
☆「みくじ神事」は、三社による神輿神事の、神輿を担ぐ順番を決める神事。向かいの拝殿には、神輿を担ぐ「駕輿丁」が待機している。4月祭礼は、酔っぱらった成人だか、5月祭礼は、あっけにとられて絶句する子供たちが見ているので、素襖(すおう)装束の「くじ取り人」はつらいところです。

☆兎にも角にも、雨も降らず、無事終わって良かったです



最新の画像もっと見る

コメントを投稿