あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

バルト三国とヘルシンキ旅行8~十字架の丘のあるシャウレイへ

2019-07-06 16:57:18 | 海外旅行

3日目 午後

リトアニアの首都ヴィリニュス→カウナス→シャウレイと北上していきます

シャウレイは、テレビや雑誌などから知っている十字架の丘がある街です。

すごい所があるんだなぁ~と、いつかは訪れてみたいなぁ~と思って見ていたのですが、

ついに来ることができました

 

カウナスからの風景

ほぼず~っと、このような景色が続きます。

ほんとに平野ばかりで、作物がたくさん育つでしょうね。

 

このような平原の中に、突然、ほんとに突然、十字架の丘が現れます

遠くからでも圧倒されます。

 

今では、駐車場からの道も整備されています。

道路の下のトンネルを通って横断して行くようになっています

 

 

十字架の丘までの道

巡礼の地への道のごとく、きれいに整備された道を人々は歩いて行きます。

 

 

ある人は立ち止まり、ある人は振り返り見入ります。

 

 

少しずつ近づいてきました。

 

右の方も…

 

 

左の方も無数の十字架

 

 

十字架の丘

リトアニアの人にとっては特別な聖地と聞きました。

おびただしい十字架を前にすると、畏敬の念を抱かずにはいられません。

 

どうしてここに、このような丘ができたのかはわかっていないそうです。

ただ、1835年11月にロシアに対する蜂起が失敗に終わり、

処刑や流刑にされた人々の鎮魂のために十字架が置かれたのが始まりのようです。

その後、締め付けはさらに厳しくなり、

ソ連時代になると、何度もブルドーザーで一掃されたそうです。

それでも十字架は置かれ続けたそうです。

 

 

真ん中には階段があり、丘の上へ行けるようになっています。

 

ここは、お墓ではないので死者は眠っていません。

ただただ祈って、十字架を置いて行くだけ。

 

 

 

丘の上まで登ってみました。

途中には人がやっと一人通れるくらいの小路もあり、

その小路を通って十字架を置けるようにもなっています。

 

 

少し下って行きましたが、まだ先にもたくさんの十字架がありました。

 

 

こちらは裏手になるのでしょうか?

 

 

来た道を戻ってきました

ほんとに、まわりは何もない草原の中にありました。

 

 

よく知らなかった抑圧された歴史を、少しですが感じることができました。

ツアーですので、駆け足で強国に囲まれた小さな国々を巡るのですが、

王のいる豪華絢爛な大国とは違った興味深い旅行になっています

 

ここからラトビアの首都リガはもうすぐ

次回へ続く

それではまた~  


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