タグラグビーという、タックルなしの擬似ラグビーがはやりだしたそうです。
⇒ http://www.tagrugby-japan.jp/
タックルなしならば怪我が減って、させるほうが安心というゲームです。
怪我がなければ、痛い目にあう機会が減ります。
自分自身の体験は「ないほうへ、ないほうへ」とキョーイクされます。
体験がなければ、「いざ」の智恵は働きません。咄嗟の身のこなしもできません。
そのうちに子どもたちは、転んだときハンカチをひらひらさせてファウル申告、起こされるのを待つようになるのかもしれません。
あるいは、地面を指先でつつけば転ばなかったことになると信じるのでしょうか。
怪我は決してしません。なぜかと言えば、そのときには、怪我という言葉さえも覚えなくなっています。
だから、安心なのです。