２１世紀

子供の頃…
２１世紀になると…
本当にこうなるんだろう…
なーんて思ってたことがある。

まず…車が空を飛んでいる。
鉄腕アトムなんか１０万馬力のロボットだし…
１０万馬力ってどんななんだろう？

２１世紀になると…
絶対に車が空を飛ぶものだ…と思い込んでいた。
こんな事を真剣に思い込んでいたのはオイラだけではないはずでしょ？

でも…まだ車は空を飛ばない。。。
電気でやっとこさ動くようになってきた。

たぶん…飛ぶわけないかも…。

よーく考えてみると車が空を飛んだら危ないじゃん？
事故ったら空から車が落ちてくる訳でしょ？

あの頃の大人は…
「車が空を飛ぶわけないだろ！？」
なんて誰も教えてくれなかった…よね？

今の子供に…
「車は空を飛ばないんだよ…」
なんて言ったら…たぶん…
「知ってるよ。何言ってるの？飛ぶわけないじゃん！」
って答えが返ってきそうで…。

そう考えるとオイラ達の子供の頃って夢があふれていたんだなぁ～。
なーんて思う訳です。


スタンリー・キューブリック監督の名作
『２００１年宇宙の旅』の内容は…
恐らく２０１０年になっても到達していないだろうし…

やっぱり…
夢や空想や理想を描く漫画やSFの世界には、現実は到底追いつけないよね。

でもそれで良いのだと思う。

便利になることは良い事も沢山あるけれど…
僕たちの心や地球が壊れていくのなら…
無理に進歩などする必要がないとも思う。

今…人間社会は少しでも原点に立ち返る必要があるのだと…
自然はそう言っているのかもしれない…。





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