路線価が発表されました

平成２０年の路線価が７月１日に国税庁より発表されました。
例年は８月前半に発表されていましたが、
今年から１ヶ月発表が早まりました。

これまでは路線価の冊子を作成するのに１ヶ月かかっていたため、
発表が８月になっていたようです。
今年からは国税庁もＩＴ化とペーパーレス化をすすめ、
冊子を作らなくなったため、発表が早まったようです。
（税務署でこの冊子の閲覧ができました）

土地の購入を検討されている方も、
路線価についてはよく知らない方が多いかと思います。
ホームページ「土地価格のいろいろ」でも説明しておりますが、
路線価とは、相続税・贈与税の課税価格を算出するために使うものです。
全国の都市の中心部およびその周辺の道路（路線）に値段をつけました。
それらには、１㎡あたりの価額が千円単位で表示されています。
（路線価が表示されていない場合は、別に計算方法が用意されています）

例えば、
４８Ｅなら１㎡当り48,000円
Ａ～Ｇは借地権割合になるので、Ｅの場合は50％の意味です。
（詳しくは国税庁の路線価、凡例に書かれています）
４８Ｅに接している土地２００㎡なら、
9,600,000円が路線価額となるわけです。
（実際にはその土地の奥行きや形状により補正率をかける場合も）

そして、この価格より大体土地の価格がわかります。
なぜなら路線価は公示価格の８割程度になるため、
9,600,000円の路線価であれば、
おおよそ12,000,000円くらいになります。

よって、この路線価を参考にすることができるわけです。
あくまで、目安ですが・・・

平成20年の路線価をご覧になりたい方

今はだれでも自由に全国の路線価がインターネットでご覧になれます。

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