おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡392

2009-02-20 | ジパング
すっかり草加に遊ばれている角松…(^^;)
幹部自衛官たる者、忍耐力も必要なんでしょうか。
シンガポールの日本人街の時みたく、さっさとぶん殴ればいいのに。

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起爆装置を前に、暗号の配線プラグをもてあそぶ草加。
それを見た角松は“大和から下艦した乗員が、原爆起爆時の安全圏へ脱するまで、みらいは攻撃しない”と草加が読んで、自分を焦らせようとしているのか?といらつく。
一方、米艦隊司令部では…
無人で航行する大和を攻撃する必要はなく、駆逐艦を出し原爆を手中に収めようと主張するカーネルに対し、ミッチャーはまず、本当に反撃能力を失っているのか確認するため、米艦隊を大和射程圏内まで接近させ、全火力で砲火を浴びせることを主張する。
その時みらいでは、大和から退去した乗員の救助に向かうことを決断する。

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普通に考えたら、角松をじらしながら配線プラグを挿し惜しんでも、草加には何のメリットもなさそうなのに(角松が考えるような、次の一手を探っているとしても、現実的に状況は厳しくなる一方…)、あの余裕の表情はなんだろう?
…角松をおちょくりまくっている、としか見えないのだが;

米軍は米軍で、新型戦艦撃沈という戦果をあげたくて仕方がないミッチャーと、そんな上っ面なものよりも、その中に眠る原爆というお宝を、大統領命令という名目の下に強奪したいカーネルの、自己主張のぶつかり合いみたいなことをやっているし…。
で、今回はカーネルがとりあえず一歩譲った形で、ミッチャーの言う、全艦隊による大和一斉攻撃が行われることになったわけですが。

正直これって、誰もが考えうる普通の展開になっているだけのことですよね。
米艦隊が近づいていることは、とうにわかっているんだから。
相手が敵である以上は攻撃されて当然!
(むしろ、カーネルが主張した“駆逐艦1隻+一個中隊で大和に乗り込む”っていうのは、角松方式と言っていいくらい角松と同じやり方で、ゲリラ的というか、敵としてはイレギュラーです)

なのに、そんなことは百も承知なはずの草加が、のんびりと時間稼ぎをしているのには、なにか具体的な作戦があるんじゃないか?って思えてくるあたり…。
…草加の手の中で私も踊らされているに等しい orz...

みらいの攻撃までのカウントダウン云々もいいけど、大和を360度取り囲む全艦隊から先に砲撃されて、たまたま角松たちが仕掛けたブラックボックスに当たってしまったらどうするつもりなんだろう?
(コレ、絶対に考えられることだって!! なのに、その可能性が無視されているのはご都合主●ってやつなのかなぁ~)

みらいも、大和を退去した乗員をピックアップするために、本当に大和方面へ向かうことになり、読者である私はかなりヒヤヒヤしています。
鉄の塊である大和よりも、ペラペラのみらいの方が何かと問題あるような…。
米艦隊がこっちの新鋭艦はうまいこと見逃してくれればいいんですけど、そうもいかないような気がするから。

今週は来週に向けての3者(米・大和・みらい)の行動予告のような回でした。
大和を退去した帝国海軍軍人らが、みらいが差し伸べる手をどうするか、というところにも興味があります。
(みらいに救助してもらいたがる軍人がいたら拍手したい!)

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