正直、私的には思いもよらぬ展開になってきました…。
幽霊の正体こそ、先週指摘したとおりで正直ニガワラ状態でしたが、こんなに順調な展開って、かえって怖いような…(^^;)
*************************
草加に話していないことがあるという角松は、東京・深川へ子供時代の父親に会いに行った際、彼がその3日前に交通事故で死んでいた事実を告げ、この世界で生を受けることのない自分と、その自分に助けられた草加もまた“幽霊”だと言う。
二つの世界が存在し、その世界は繋がらない、ゆえに草加が原爆を使って歴史を変えようとしたところで角松のいた日本は何も変わらない、と。
「関係がないならなぜ(原爆を)止めようとする?」と問う草加に、目の前で失われる命を見過ごすことができないという角松。
この場で草加を撃てば、起爆装置を止める人間がいなくなり、止めなければ“みらい”からのミサイル攻撃を受ける…。
草加は部下の遺品である軍刀を、角松に預かってもらいたいと差し出すが…?
*************************
う~ん、今週号は何ていうか…煙に撒かれた感が否めない。
角松の言っていることは、な~んか納得できないし、草加の物分りの良さには裏があるような気がしてならないよ。
二つの世界が存在することなんて、今更説明するまでもないわけで(草加だって、角松のいた世界では、自分が戦死していることぐらいわかってるはず)、それをネタにして原爆の無意味さを説くことには、無理があるような…と思いながら読み進めていたけれど…
《本来の歴史》 太平洋戦争-原爆-無条件降伏・敗戦-米国主導型日本国の誕生
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《草加の目論み》 草加型原爆-早期講和・終戦-米国と対等な大日本帝国存続
確かに、別の歴史が形成されている現在、草加の原爆は角松のいた歴史には何の影響も及ぼさない。
無条件降伏という屈辱から始まる戦後を変えたい、という決意から始まった草加の裏工作が、角松の世界に意味を成さないのはその通りなんだけど、それはそれ、これはこれ。
「この時代のまっさらな未来を、より良い方向に導くための原爆ですが、何か?」
くらいのことを草加には言ってもらいたかったなぁ。
そして、原爆阻止の理由を問われて
「命は命だ!」
「目前で多くの命が失われるのを、見過ごせるか!」
と答える角松に
「では、いずれ日本に落とされる原爆で命を落とす、百万単位の日本国民の命はどうやって救う?」
と尋ねて欲しかった。
(何故にここで草加は無言になったのだろう?命を救われた身としては反論できなかったのか)
このあたりのことを深く突っ込まないのは、今後のストーリー展開の都合上なんだろうけど、当初から人命にこだわる角松が“広島や長崎は史実どおりでOK”という立場を取るとは思えないので、この辺は今後のお楽しみの1つになるかも。
すでに全乗組員の退艦が終了し、残るは角松と草加のみ。
(あの草加の部下、妙なそぶりを見せていたので、主倉庫に戻ってくるんじゃないかと冷や冷やしました~)
それぞれが握る“切り札”に対し、先に折れたのは、まさかの草加。
角松の言(みらいからの攻撃)を信じ、起爆装置を止めるため、軍刀を角松に渡そうとするかに見える草加ですが…
これってフェイクじゃないよねっ??!
疑り深い私は、なんか腑に落ちない。
こんな簡単に草加が落ちるか?
角松のことを、散々甘いだのなんだの言ってた人間が。
まだ、もうひと悶着起こりそうな気がするのは私だけなのだろうか…。
次週、表紙&巻頭カラー24Pにつづく!
幽霊の正体こそ、先週指摘したとおりで正直ニガワラ状態でしたが、こんなに順調な展開って、かえって怖いような…(^^;)
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草加に話していないことがあるという角松は、東京・深川へ子供時代の父親に会いに行った際、彼がその3日前に交通事故で死んでいた事実を告げ、この世界で生を受けることのない自分と、その自分に助けられた草加もまた“幽霊”だと言う。
二つの世界が存在し、その世界は繋がらない、ゆえに草加が原爆を使って歴史を変えようとしたところで角松のいた日本は何も変わらない、と。
「関係がないならなぜ(原爆を)止めようとする?」と問う草加に、目の前で失われる命を見過ごすことができないという角松。
この場で草加を撃てば、起爆装置を止める人間がいなくなり、止めなければ“みらい”からのミサイル攻撃を受ける…。
草加は部下の遺品である軍刀を、角松に預かってもらいたいと差し出すが…?
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う~ん、今週号は何ていうか…煙に撒かれた感が否めない。
角松の言っていることは、な~んか納得できないし、草加の物分りの良さには裏があるような気がしてならないよ。
二つの世界が存在することなんて、今更説明するまでもないわけで(草加だって、角松のいた世界では、自分が戦死していることぐらいわかってるはず)、それをネタにして原爆の無意味さを説くことには、無理があるような…と思いながら読み進めていたけれど…
《本来の歴史》 太平洋戦争-原爆-無条件降伏・敗戦-米国主導型日本国の誕生
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《草加の目論み》 草加型原爆-早期講和・終戦-米国と対等な大日本帝国存続
確かに、別の歴史が形成されている現在、草加の原爆は角松のいた歴史には何の影響も及ぼさない。
無条件降伏という屈辱から始まる戦後を変えたい、という決意から始まった草加の裏工作が、角松の世界に意味を成さないのはその通りなんだけど、それはそれ、これはこれ。
「この時代のまっさらな未来を、より良い方向に導くための原爆ですが、何か?」
くらいのことを草加には言ってもらいたかったなぁ。
そして、原爆阻止の理由を問われて
「命は命だ!」
「目前で多くの命が失われるのを、見過ごせるか!」
と答える角松に
「では、いずれ日本に落とされる原爆で命を落とす、百万単位の日本国民の命はどうやって救う?」
と尋ねて欲しかった。
(何故にここで草加は無言になったのだろう?命を救われた身としては反論できなかったのか)
このあたりのことを深く突っ込まないのは、今後のストーリー展開の都合上なんだろうけど、当初から人命にこだわる角松が“広島や長崎は史実どおりでOK”という立場を取るとは思えないので、この辺は今後のお楽しみの1つになるかも。
すでに全乗組員の退艦が終了し、残るは角松と草加のみ。
(あの草加の部下、妙なそぶりを見せていたので、主倉庫に戻ってくるんじゃないかと冷や冷やしました~)
それぞれが握る“切り札”に対し、先に折れたのは、まさかの草加。
角松の言(みらいからの攻撃)を信じ、起爆装置を止めるため、軍刀を角松に渡そうとするかに見える草加ですが…
これってフェイクじゃないよねっ??!
疑り深い私は、なんか腑に落ちない。
こんな簡単に草加が落ちるか?
角松のことを、散々甘いだのなんだの言ってた人間が。
まだ、もうひと悶着起こりそうな気がするのは私だけなのだろうか…。
次週、表紙&巻頭カラー24Pにつづく!