おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

J Ships Vol.37

2009-08-19 | 本・雑誌
8月11日の発売日から1週間が経過してしまいましたが、年間購読のため今回も早々に到着だけはしていた「J Ships」

今回は“潜水艦特集”だったので、正直潜水艦が良くわかっていない私に、この特集は引きがない…。

映画(真夏のオリオンとか)を見ると、臨場感があって
「潜水艦、面白いな~!」
って思えるのに、なぜか海自の潜水艦は秘密のベールに包まれているせいか、一般人にとって、全く乗り物としての実感が伴わないんですよね。

でも、その割りに潜水艦内の写真が思ったよりも多かったのは興味深かったかな。
こんなに写しちゃっていいのかな?って思ってしまった位、色々写真が載っていた。
…そういえば、この特集の正式名称は「潜水艦入門」なのだった!
いつもそうだけど、この雑誌は初心者にもわかりやすく記事が書かれているので、機能の違いとか歴史的観点から見た潜水艦とか、視点を変えて説明されているところが良い。

■特集「潜水艦入門」(内容は下記参照)
  潜水艦とは何か?
  潜水艦の内部はどうなっているのか?
  世界の潜水艦事情最前線はどうなっているのか?
  …秘密のベールに包まれた潜水艦の基本知識を、これまでにない
  ビジュアルかつ、わかりやすい記事構成で紹介。
  日本の最新鋭潜水艦「そうりゅう」「うんりゅう」の紹介はもちろん、
  米ロサンゼルス級原潜乗艦取材を敢行。
  その様子を迫力の紙面で紹介。
   潜水艦とはなにか/海自潜水艦の系譜/日本に展開する原潜 米潜水艦
   大戦略/日本を包囲する潜水艦の脅威/潜水艦最新トレンドを探れ/
   こんなにある!世界の潜水艦力
  
■海上自衛隊ソマリア沖に展開
巻頭特集は、このアデン湾の海賊対策のために派遣されている護衛艦のレポート。
6月上旬に報道陣の取材が許可された際のものだとか。
第一次派遣隊も、先日無事に日本へ帰ってきましたね。
実弾を使うことが一度もなかったということで、確かにそれはいいことなのだと思うけど、必要に迫られた時には躊躇なく使用すべき。

■港めぐりシリーズ「横浜を極める」
艦船撮影スポットを紹介するこのシリーズ。
横浜、と一口に言っても広い。
新港とか大桟橋に停泊する艦船を撮影するなら、何の問題もないのだが、IHIマリンユナイテッド関係の撮影をするための「磯子海釣り施設」を利用する場合の注意点が書いてあったのが、個人的に面白かった。

防波堤のところなら、単純に釣り人の邪魔にならないようにすればいいけど、より海側に出張った施設を使用しようとした場合の注意が書かれていた。
私が行った時には、そこは封鎖されていたので、足の踏み入れようもなかったのだけど、実情を知ると結構引くかも…。
(ライターさんも、かなりお怒り気味でした)

■四代目砕氷艦「しらせ」就役
たった2Pの記事ですが。
横須賀就役後、晴海に入港した時の海側からの写真も小さいけどありました。
あ~やっぱりあれは、報道陣の乗った遊覧船だったんだ!って、今更ですが思いました。

■これが尖閣防衛の砦だ!~巡視船「くにがみ」同乗ルポ
はてるま型5番船で、平成21年3月竣工
特警隊員の訓練とか、なんかすごい…。
これぞ国境警備隊、っていう立ち居地なんだろうけど、アデン湾並みにきついものがあるんじゃないか、って記事をざっと読みながら考えてしまいました。

今号は、付録が付かないので、通常料金の1,400円です。

それから話は変わりますが…

私が良くのぞいていた「長崎港ウォッチング」というHPがどうやら閉鎖されたようで、長崎港(三菱重工長崎造船所)への艦艇の寄航状況が全くわからなくなってしまいました。
気になる19DDの建造状況を、ここで把握しようと思っていたのに。

ところで、予算配分であおりを食ったせいなのか、1年着工が遅れていた19DDと一緒に、20DDの方も同じ長崎で、一緒に建造されるっぽいですね…?
ちょっとぐぐってみると、両艦艇の部品(と一応呼んでおく)の入札公告がそれぞれ出ていて、ほぼ同じ時期が納期に指定されています。
(H23、2月とか3月。ちなみに竣工はH25、3月あたりか?)

2隻同時なら見ごたえあるだろうな~!と、次回長崎へ行くのがちょっと楽しみになってきました。

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