おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

9/29 長崎港体験航海(その3)

2007-10-07 | 自衛隊
「まきなみ」の体験航海が終わると、そのままお隣に停泊している「くらま」の艦内見学へと向かいます。
まずは甲板をぐるりと回って後部ヘリ甲板へ。
格納庫に入ると、右側の入口から中へ入れる模様です。

格納庫に隣接するこの場所はヘリ搭乗員の待機室でしょうか?
電子レンジもありましたよ~!

で、列に続いて歩き、乗員さんの指示に従ってラッタルを上っていくと、いつの間にか行き止まりになってるし、案内の方もいない!
ど、ど~すんの??

行き止まりのドアの中は艦橋で、前にいた方が中を覗くと一般客は誰もいない模様…。
でも声をかけると「(中に)どうぞ」と言ってくださり、私たちは晴れて艦橋内に入ることができました。

でも…多分ここは公開エリアには含まれていなかったんですよ。
予定外の見学者にも、いやな顔ひとつせずに応対して下さった航海科の1曹には本当に感謝しています!


これは昨年の観艦式で、当時の安倍晋三内閣総理大臣が使用した双眼鏡。
(名前の入ったテプラが貼ってあるのがわかりますか?)
紫色は総理大臣用の色です。
さすがに観艦式の観閲旗艦だけあって、他にも偉い方々が乗り込まれるようで、“○○幕僚”という双眼鏡の棚までありました。

双眼鏡といえば…
双眼鏡の当て布は航海科の方がミシンで縫って作っているそうです。
(さすがに総理大臣用のものは外注に出したらしい;)
他の科員の縫い物も航海科が…?って思い質問してみたら、さすがにそれはなく、ミシンを航海科に借りに来るんですって(^^;)
へえ~~!

そうこうしているうちに、この日の一般公開終了時間が迫ってきました。
電飾が行なわれるまで3時間もあるので、一旦ホテルに戻って時間をつぶすことに。

今回のイベントは長崎地方協力本部の主催なので、当然(?)海自だけでなく陸自の車両も展示されていましたよ。(軽装甲機動車)


艦艇の電飾は夜7時から。

横須賀でも、ヴェルニー公園から電飾を見たことがありますが、はっきり言ってこんなに近くで見ることはできないし、そのキレイさと言ったら…!
Wさんと別れてからも、1人でずっと見ていました。
とにかく…!感激の一語に尽きます。
しつこいようだけど、長崎に来て良かった~!!

***********

翌日(9/30)、体験航海2日目。
この日はAM9:30からの航海なので、昨日の疲れが残っている朝はつらいし眠い。。。
しかも、朝食を終えて部屋に戻ろうとすると、雨が…土砂降り…;
傘、持ってきてないんだけど~!(泣)

乗艦時間ギリギリの9時までホテルにいて、傘がいらなくなる頃合いを見計らって埠頭へ向かいました。
この日、雨が降ったのは朝のこの時間帯だけ。
曇り空ではあったけれど、結果的にとても快適な1日でしたね~!
それより気になるのは、埼玉に帰ってからのことです。
 天気:雨、降水確率:80%、最高気温:18度
…まじスか?
ま、まあそれは帰ってから考えることにして…(^^;)

この日の体験航海では、前日に行けなかった艦橋へ行こう!と思っていたのですが、ざっと見たところ満員状態…。
早々に諦めていつものヘリ甲板に行きました。

今日のヘリはローターをたたんだ状態で甲板に置かれています。

*この日のトピックス
①軍艦島を見た!

(昨日はこの時間、艦内にいたのです)
正式名称:端島。石炭で栄えた島だそうですが、その衰退と共に人口も減り、現在は廃墟状態で立ち入り禁止。
NHKの番組で何回も見ましたが、実物を見るのは当然初めてです…!

②ヘリの展示がパワーアップ

昨日以上にまきなみ左舷に近付いて、ずっとホバリングしていてくれました。
ヘリ搭乗員の方がドアを開けて手を振ってくれます。
なんだか、ものすごく贅沢な体験できてませんか?私…。

前甲板にいたわけではないので放送を聞いていただけなのですが、速射砲の展示も、ただ砲身をぐるぐる回すだけではなく、目標を○km先…と仮定しての説明がなされていたようです。
み、見たかった…!

展示関係が全て終わると、艦橋脇のウイングの人が徐々に少なくなっている模様。
よ~し、艦橋へ行くぞ!

…と、意気込んだところで次回へつづく(^^;)

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