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第3章「La Vie en Grâce ― 恵みの庭で光をあつめて 」へ  

子育てと介護を終え、そっと歩き出した第三の人生の小径――恵みの庭の物語

親の存在

2025年02月24日 20時40分15秒 | 介護

 朝のマイナス気温も明日まででしょうか。

今朝はマイナス3.0℃。

明日はマイナス4.0℃予報です。

岡山の南地域以外は中国地方の瀬戸内側でも大雪が降ったようですが、岡山は本当に降りません。

中国山脈と四国山脈のお陰のようです。

朝の気温はまだ当分低そうですが、日中の気温は明日から上がっていきそうです。

 

 

 うっすらと雲が虹色になっていましたので写真を撮りましたが写っていませんでした。

寒いのでせいろ蒸しが温もります。

毎日少なくとも1回はせいろを使っていますので、一玉頂いた大きな白菜が残り少なくなってきました。

(一番下に敷くので)

せいろがなかったら食べ切れなかったと思います。

今日の果物

クリスマスローズの蕾が増えていました。

 

ルピナスは下の方のお花が枯れてきました。

 

 

チューリップ、咲くかな。

今日は家に籠っていましたが、「そうだ 梅が咲いているかも」と思い、お昼過ぎにお散歩に出かけました。

 

 

まだ昨日と同じ一輪だけでした。

牛窓の梅もそろそろ咲く頃でしょうか。

来週あたり行ってみようと思っています。

 

青空が広がっていましたが、岡山市街地の方は雪だったかも。

降っていそうな雲でした。

ここは春

ストックが寒い中でもしっかり咲いてくれていましたので、少し萎びてきています。

 

 

 考えたら今まで誰かの為に生きてきた気がします。

特にこの13年間は母の為だったのですが。

ですから、今、手持ち無沙汰のような気分です。

まだ電話の音がなるとドキッとすることがあります。

入院先やショート先からの急変の知らせではないかと思って。

そして、もう心配する人はいないんだと気が付きます。

これからの人生、何をしようとしまいと自由です。

それでも、早く家に帰らないと・・・とまだ思ってしまう自分がいます。

朝も大分4時半起きが抜けてきつつはありますが、それでもやはりその頃には目が覚めてしまいます。

これからはもう自分の人生を生きていけばいい、私は自由なんだと心底わかるまでにはもう少し時間が必要かもしれません。

私は自分が望んで(もちろん母がずっと家で暮らしたいと強く望んでいたからではありますが)、介護をしました。

そして、その時間は私にとって大変なことも多かったですが、とてもいい時間であり癒しの時間でもありました。

1年前の1月、母は「まさかこんなにあなたの面倒を看てもらうことになるとは夢にも思わなかった」と言いました。

3月2日が来たら、母が逝って4ヵ月になりますが、その日は父の命日です。

ですから、母は2日を選んだのだろうと私は思いました。

父が逝ったのは2002年3月2日でした。

享年84歳。

母が逝ったのは2024年11月2日(ドクターによる正式な日は11月3日)。

享年100歳。

父が逝ってもう23年にもなるなんて。。。

親って本当にありがたい存在です。

何と言ってもこの世で一番私を愛し心配してくれる存在は親ですから。

そういうふうに心底私が思えるようになったのも介護を通して長く母と関わることが出来たからのように思えます。

昨日もホスピス仲間が言っていましたが、どこの家庭も本当に問題があると。

大なり小なり問題のない家はないと。

そうなのかもしれませんね。

今日の日も感謝です。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2025.2.24

 

【取材手記】朝ドラ『虎に翼』モデル・三淵嘉子の生き方に学ぶ

 

どんなに悪いと言われている少年でも、
必ずこの少年はどこかいいところがあって、
よくなるのじゃないかと希望を失わない
━━━━━━━━━━━━━
三淵嘉子(日本初の女性弁護士)
○『致知』2025年3月号【最新号】
特集「功の成るは成るの日に成るに非ず」より
━━━━━━━━━━━━━━

●昨年放送されたNHK連続テレビ小説
『虎に翼』のモデルとなり、
脚光を浴びている三淵嘉子。
同じ女性弁護士としての敬慕を交え
佐賀千惠美さんが語る三淵の姿に、
逞しくも凛とした生き方が見えてきます。
取材手記の全文はこちらから

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(2月24日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

主は、主を熱心に求める者に報い給う。

He rewards those that diligently seek Him.

(922-1)

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一月往ぬる

2025年01月31日 21時53分00秒 | 介護

 「一月往ぬる 二月逃げる 三月去る」

早くも1月が終わります。

月が終わるとすぐに母の月命日が来ます。

旅立って、3ヵ月。

今はどうしているかなと思います。

忙しくしているのかな~

時間というのは偉大な癒し手です。

少しずつ少しずつ立ち直っている自分を感じます。

とは言え、何かにつけてじわぁ~とは涙は出るのですが。

 

 

 今日はヘルパーステーションの方が最後の集金に来られました。

多分、母の介護の関係でどなたかにお会いするのは多分今日で最後でしょう。

11月の2日に亡くなりましたので1回分ですが、母の通帳が凍結されて落ちなかったサービス料です。

「近いので持って行きます」と何度も言いましたが、あちらとしても「ご挨拶に」という想いがおありだったようです。

11時から1時間ほどコーヒーを飲みながら思い出話をしました。

特に最後のお風呂の話になりました。

こちらの事業所の「訪問入浴」を使わせて頂きました。

結果的にですが、10月30日でしたので亡くなる3日前のことでした。

母は気持ち良さそうないい表情をでした。

訪問入浴&往診&点滴について&帰国前日

私はまだ読む勇気がありません。。。

 

 

 

 

 今日はぽかぽかと暖かくて(特に午前中)、お布団を外に干したりマットを干したりしつつ、床の掃除をしました。

怠惰だわぁ~と思っていましたが、暖かくなると自然と動きたくなるようです。

10℃あると全然違います。

今日の最高気温は10.2℃、最低気温は0.5℃。

これからの2日間はもっと暖かくなるようですが、来週の火曜日から大寒波がやってくるようです。

 

 

 

 

  今日の果物

 

 

 午後からはいつものように曇ってしまいましたが、お散歩へ。

まだ今のところ、まだ公園を1~2周です。

 

我が家のお花

 

 

水遣りをした時に余程剪定をしようかと思いましたが、ヘルパーさんが来られる前でしたので時間がなく、明日か明後日にしようと思っています。

 

 

 娘が1年分はありそうかと思う位のコンタクトを購入し送ってきました。

私が行く時に間に合えば持って来てほしいけれど、あと2ヵ月分も手持ちがないのでちょっと無理みたいなので送ってとのこと。

ちょっと2ヵ月は難しいかな。

行けるとしたら夏の頃です。

 

 

 

 カメラはやはり見つかりませんので、購入することにしました。

万が一見つかっても修理に出さないといけなくて、保証がもうないのでいくらかかるか予想もつきません。

買うと言ってもお店に在庫もなく、今後メーカー(Cannon)も作る予定がないそうなので、どうしようとあれこれ悩みました。

結局ネットには在庫がまだ(同じCannon)ありましたので、楽天よりも安いAmazonで購入しました。

明日、届くので早っ。

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2025.01.31

 

人の欠点が目につく間はまだ駄目です。
それらの欠点が、飾りに見えてくれば、
ほんものでしょう
━━━━━━━━━━━━━
平澤興(京都大学元総長)
○特典書籍「生きよう今日も喜んで」
(致知出版社刊)より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 


★致知一日一言 【今日の言葉+α】2025.1.31

 

『致知』3月号が明日2月1日に、発刊されます。
特集テーマは、
「功(こう)の成るは成るの日に成るに非ず」。
人が成功するのは
ある日突然成功するわけではない。
すべて平素の努力の集積によって
成功するのだという、
中国宋代の蘇老泉の言葉です。

表紙を飾っていただいたのは
WBC侍ジャパンヘッドコーチとして
チームの世界一に貢献した白井一幸氏。

「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャとして
9つの世界一のミッションを達成に導いた津田雄一氏と
「最高のチームをつくる要諦」
というテーマでご対談いただきました。

 

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(1月31日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

あなたの目から見て、他の人々にとって喜ばしいだけでなく、神との関係に照らして、あなたの良心にとって喜ばしいことを行いなさい。

Do that which is not only pleasing in thy sight to others but that which is pleasing to thy conscience in thy relationships to thy Maker.

(2082-1)

 

 

 

 

 

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日配信)

 

名医の特効薬


バラ十字会日本本部AMORC 

【ぜひお友達にもこのメルマガを教えてあげてください】⇒

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1178303&c=3304&d=ed84

 

 

こんにちは、バラ十字会の本庄です。


今朝のニュースで、富士山を背景に菜の花が見事に開いている神奈川の風景が紹介されていました。


河津桜など、早咲きの春の花の季節までもう少しですね。


いかがお過ごしでしょうか。



━…………………━

文章を以下に転載していますが、病院の日常を表す写真が掲載されていますので、下記のリンクをクリックしてお読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1178304&c=3304&d=ed84

(名医の特効薬)

━…………………━


今回は、おやじバンドでの演奏とお祭りが三度の飯よりも好きだという山形県にお住いの私の友人からの、肩ひじの張らない寄稿をお届けします。


▽ ▽ ▽

『名医の特効薬』

- バラ十字会日本本部AMORC理事 山下 勝悦



毎年1月に入ると思い出すことがあります。


忘れもしません、時は平成25年1月15日、夕闇が迫って来た頃のことです。

突然に身体がだるく感じられてきました、熱も出てきた様子です。測ってみましたら39度近くまでに上がっていました。



急いで病院に駆け込みました。


すると予想通りに「インフルエンザの検査をしましょう」と。


結果は陰性、続いての診察の結果「喉が赤くなってますね、熱の原因はこれでしょう、いわゆる風邪ですね、薬を飲んで静かに寝ていればすぐに良くなりますよ」でした。



ところが翌日も翌々日も、下がるどころか40度までにも上昇。


とうとう幻聴や幻覚症状まで発症する事態までに。


とにかく凄かったです、今になって考えると不思議な、かつ貴重(?)な体験をしました。



まあ、今だからこそ気楽に話せるのですが……。


さすがにそう言ったことで公立の総合病院に行くことになりました



受付を済ますと直ぐに血圧検査、血液検査、そして胸部レントゲン検査と続きました。


その後、待合室で待つことしばし、「山下さんどうぞ」と声がかかり診察室に入りました。


(写真:聴診器を首にかけクリップボード上の紙に何かを書いている医者)


担当の医師は短髪で丸顔、ちょっとふっくらした体型の方でした。


仮にK先生と呼ぶ事にしましょう。K先生の「山下さんですね」に「はい」と答えると。


明るい声で「肺炎ですね~、それも、ただの肺炎じゃありませんよ

マイコプラズマ肺炎ですね~。

レントゲン写真を見てください。

小さな白い星型のモノがたくさん見えるでしょう。

これがマイコプラズマ肺炎の特徴となっています」。



恐る恐るレントゲン写真を見ました、すると両の肺が真っ白になっています。

これには頭の中は真っ白、目の前は真っ暗、耳元には入院だよ~と言うささやき声が聞こえたような気が……?



覚悟を決めてK先生の顔をみつめました。

すると今度は、思いっ切りの笑顔と明るい大きな声で「大丈夫、大丈夫!! 今は良い特効薬がありますから、すぐに良くなりますよ~!!」



次に問診表を手に取ると「ん?。 三日間メシ喰ってない!! 水もほどんど飲んでない!!そりゃ大変だったね~!! それじゃ栄養剤も点滴で一緒にやってあげましょう(笑顔)」



良かった~助かった!! と思ったのですが、点滴治療の経験のある方はお分かりですよね。

終るまではベッドの上で全く身動きできません。



1時間ほどですよ、と言われて始まりました。

45分ほど経過した頃でしょうか、看護師さんが「山下さ~ん、もう疲れたでしょう。大丈夫ですか~。もう良いでしょう、終わりにしましょうね」。



はい、確かに疲れていました。体力はもとより、気力もほぼ限界に近づいていました(笑)。


ところが、点滴液はまだ4分の1ほど残っています。これで本当に大丈夫なの……?


ちょっと不安になりました。



ところが大丈夫でした!!

当日中に熱は下がり始め、翌々日にはすっかり回復しました。

正に特効薬でした!!!


(写真:静脈点滴の用具と病院の背景)


それ以来、大きな病気には縁がなく元気に生きてます(笑)。



ところで……今になって思うんです。


本当の意味の特効薬は、点滴治療で使用した薬品ではなく、K先生の思いっ切りの笑顔と「大丈夫、大丈夫!!」の明るく大きな声だったのだろうなと。


あの一言で私がどれだけ元気づけられたでしょうか(感謝)。



あの時にお世話になったK先生はそれからしばらくして別の病院に転院されましたので会う機会はもうなくなりました。


それでもときおり、何か縁があったらお会いしたいなと思うのですが……病院との縁はないに越したことはないですよね(笑)


名医との一期一会の出会いでした。



後書き……の様なモノ。


レントゲン写真で思い出したことがあります。


私が三十代後半の頃のことです。


暴飲暴食(主に飲・かな?)が祟ったのでしょうね、胃の調子が派手に悪くなりました。


かかりつけ医に相談しましたら総合病院で検査してもらったら、と言われました。バリウムを飲んでのレントゲン検査です。とにかく不安でしたのですぐに検査してもらいました。


数日後に結果を聞くために再来院しました。待つことしばし「山下さ~ん、入ってください」の声に


「ハイ」と返事して診察室のドアを開け、一歩入ったところで一瞬にして足がすくみました。


医師が深刻な顔でレントゲン写真をにらみながら、かたわらに居た看護師さんに「う~ん、これはひどいね~」

看護師さんも「ホントですね、ひどいですね~」


(写真:レントゲン写真を見つめながら深刻な顔をしている技師)


私は一瞬にして顔面蒼白、身体中の力が抜けて立っているのもやっとの状態に……。



それでも何とか気を取り直し、やっとの思いで診察椅子に座りました。

すると医師がカルテを見て「山下さんですね。ちょっと待って下さいね」と言って今さっき見ていたレントゲン写真を看護師さんに渡すと「ハイ、これ頼むよ」すると、看護師さん「はい」と言ってレントゲン写真を持って別室に……。



すると、医師は脇に置いてあった別のレントゲン写真を手に取り「山下さん、これと言った異常は別に見受けられませんね。

お酒の飲み過ぎ等といった心当たりなどありませんか? これなら、薬を飲む必要はないでしょうね、お大事に……」



つまり、まったく別人のレントゲン写真だったのです。 寿命が縮む思いでした……


△ △ △


再び本庄です。


私が今まで最も怖い思いをしたのは、バドミントンで痛めて外れた肩関節を、整骨院で入れ直してもらったときです。



幅の狭い整体ベッドに座らされて、ガーゼを巻いたスプーンを口にくわえさせられ、施術師の方々数人に体をがっしりと押えられて…


ひとりの人が私の右腕を引きながらグリッと動かすと、一瞬の激痛の後に、治療が終わっていました。


名人でした。しかし、冷や汗で、脇の下が冷たくなっていたのを思い出します。



さて、下記はこのブログの前々回の記事と、山下さんの前回の寄稿です。よろしければこちらもどうぞ。


参考記事:『笑う哲学者と泣く哲学者』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1178305&c=3304&d=ed84



参考記事:『紅葉の奈良と仏像|長谷寺・法隆寺・談山神社・金峯山寺蔵王堂・興福寺・浄瑠璃寺』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1178306&c=3304&d=ed84



今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。


また、お付き合いください。(^^)/~


==============

■ 編集後記

サザンカが咲いています

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1178307&c=3304&d=ed84

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gooからのお返事&「おひとりさまでも、家で死ねますか?」

2025年01月25日 21時25分00秒 | 介護

 今日は予報通り風が強く寒くなりました。

 

  昨日買ったオートミールを朝、食べてみました。

 

お水を少し入れるとふやけたので卵を入れておじやみたいにしてみました。

葱と韓国のりをトッピング。

 

でも、この食感。

好きではないかも。。。

やはりご飯の方がいいなあ。。。

もしかして他の調理方法があれば美味しく食べられるかもです。

 

 

 

 

 今日の果物

この「せとか」も十分美味しいはずなのですが、何が違うと言ってやはり瑞々しさです。

愛媛みかんは採れたてだったので果汁がたっぷり。

 

今日は風があったせいか空の青さは戻りました。

でも、なかなか底抜けの澄み切った青さにはならないです。

 

 

アネモネの蕾がかわいい

 

 

 

 


 昨日の夜、gooより以下のメールが届きました。

1月16日よりまだ続いていると言う情報があれば違ったと思いますが、昨日の時点でやっと不具合が継続していたことを知りました。

ならば、アプリを何回も削除したり、キャッシュの削除等しなくても良かったのかな~と思います。

 

goo事務局です。


いつもgooサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

gooサービスをご利用のお客様には
大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

また、ご連絡が遅くなり、申し訳ございません。

2025年1月16日午前5時過ぎごろより発生しておりました
gooサービスにログインしづらい事象につきまして、
2025年1月22日(水)正午に全面復旧いたしました

・【復旧】gooサービスにアクセスしづらい事象について
  https://help.goo.ne.jp/help/article/2854/

アプリの削除をすべきかどうかといったご心配をおかけし、
お客さまに大変ご迷惑をおかけしましたこと、
心よりお詫び申し上げます。

 

 

 

 

 

 今日は溜まっていた録画をいくつか観ました。

●ヒューマニエンス「健康寿命」見えてきた謎のトライアングル

興味深かったです。

以前はBMI22が一番いいと言われていましたが、今は22~25だそうです。

●新プロジェクトX 緊急派遣5千人 日本メーカーの総力戦~タイ大洪水と闘い

●「おひとりさまでも、家で死ねますか?」(2022年9月4日放送)

 このドクターやスタッフにはお世話になりました。

小笠原先生は僧侶でもいらしたのですね。

 


放送された時点で、一人暮らしの65歳以上は全国で700万人近く。

「笑顔で暮らし、その人らしく最後迎えることができるようにあの手この手で支える」

自宅で看取った患者さんは1500人あまり、その中の およそ120人が1人暮らしだったそうです。

 

岐阜市にあるクリニック

 

お姉さんの死や末期の患者さんを通して在宅診療に舵を切られたようです。

 

93歳、認知症のある寝たきりの方のこの笑顔

 

痛みを取るモルヒネ。

咳にも使われていました。

母の時も最終手段として残っていました。

 

医療費は限度額の範囲内に収まります。

又、母の場合は難病指定でしたので、上限が5000円でした。

それ以外の病気については別ですが、それでも大丈夫でした。

ひとりで住む父親を心配している娘さんに、

いつ亡くなるのか、お父さんに任せればいい

会った時の触れ合いが一番大事

人暮らしでも孤独死じゃない

喜怒哀楽の中で生きて喜怒哀楽の中で亡くなっていく

離れて心配している家族の為にはこのようなシステムがあります。

皆で情報を共有出来るので、スマホから家の中の様子も見ることが出来ます。

 

忙しい時にはこのマークだけチェックしたら体調がわかる仕組み。

私がお願いしていたところには医療者のみ共有のシステムはありましたが、患者や家族が書き込んだり見たりすることは出来ませんでした。

 

離婚し2人の子供とも10年音信不通でどこにいるかわからないという方で、最初は心を閉ざしておられましたが段々と担当医師に心を開かれていく様子がわかりました。

死が近づいてる気がする。

気が小さいから怖い。

だからアルコール飲む。


「人は必ず死ぬんだけど、でもまだ生きてるんだよ。」

不安が不安なままで終わるか不安が安心で変わるか。そこが一番の難しいところであり、本質の部分

 

  

 

担当ドクターの返事

最期までおるよ。約束したろ

 

小笠原先生からは「100人以上の患者さんを見送ってひとつだけ思うことは『寝る子は育つ』」

よく寝ると不安も消える。

寝ることって本当に大切なのだと思いました。

 

痛みの緩和の為に使う24時間のモルヒネ

患者さんが自分でボタンを押せるようになっています。

昨日、ヘルパーステーションから連絡があったせいか、この録画を観て、もう一か所、気になっていた訪問看護ステーションのラインへやっと写真を送りました。

母が亡くなったあとすぐに来て下さった看護師さんと母のエンジェルケアを是非したいと言って下さっていた看護師さん(私はその時まで知りませんでした)が真夜中にも関わらず来て下さって、3人で母の身体を綺麗に母が用意していた着物に着替えさせ、お化粧をしたあと写真を撮りました。

(納棺前に、もう1回しました)

すごく明るい看護師さんで私が小笠原先生の「亡くなった後皆でピース写真」を撮られている話をしていましたので、「それ是非やりましょう」と言われていました。

母と4人で撮った写真の中の最後の1枚

カメラの中に1枚だけ「ピース写真」がありました。

 

 

 

 

・タグ名:「おひとりさまでも、家で死ねますか?」は、受け付けられません

タイトルはいいのかな。

介護も終の棲家もひとぞれぞれ。

その人が望んだ方法が叶うといいなと思います。

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2025.01.25

 

戦争が止まない時代に光をもたらすもの

 

異なるものを融和させる
日本の「和」の精神は
いまの戦争が止まない時代に
光をもたらします
━━━━━━━━━━━━━
横田南嶺
(臨済宗円覚寺派管長)
○月刊『致知』2025年2月号【最新号】
特集「2050年の日本を考える」より
━━━━━━━━━━━━━━

●『致知』2月号の特集テーマは
「2050年の日本を考える」。
この特集ではその道の大家15人が
それぞれの立場で日本の進むべき道を
指し示してくださっています。

●横田南嶺師が禅の教えを
分かりやすく伝える好評連載「禅語に学ぶ」。
その魅力、紹介はこちらから

 

 

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(1月25日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

まず充実した目的で心を浄化することが必要です。

There should be first a purifying of the mind with purposefulness.

(3312-1)

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ありがとうございました&良いお年を

2024年12月31日 20時35分15秒 | 介護

 2024年も最後の日となりました。

今日は5時頃には起き、テレビ体操もし~~~。

でも、ぐずぐずとゆっくり朝ご飯を作っていたら10時頃になってしまいました。

今朝は暖かく掛布が1枚いらなかった・・・というかお布団がずり落ちていました

今日の最高気温は14℃、最低気温が3℃。

暖かい年の瀬となりました。

 

 

 

 白身魚のマリネ

朝食はそれとご飯とお味噌汁。

ゆっくり食べていたら11時なってしまいました。

今日はどうしてもお買い物に行かないと

気温は高かったのですがとにかく風が強くって。

ウォーキングしながら行こうと思っていましたが、それが自転車に変わり、ついには車で

ここのところやはり膝を中心に脚が痛いのと、とにかく手指が痛くって痛くって

何とか治したいとあれこれ調べたりピーナッツオイルでマッサージをしたり、マグネシウムのクリームを付けたりしていますが、予防にはなっても治癒にはならないみたいです。

(続行しますが)

痛いと気分が

外出する時には肩や脚に湿布を貼って行くと多少はいいのですが(シップにもいろいろあります)、手指には貼れません。

痛み止めを飲む以外にはなさそうですが、毎日飲むことになるので、飲まないでいます。

 今朝も雨が降っていたようで、道路が濡れていましたが、日中には青空も見られました。

スーパーでは、お正月用ということもあって、かなりいろいろなものが更に高くなっていてびっくり

蒲鉾などもびっくりでした。

文具屋さんにも寄って、いつのもように最後に教会へ。

お花はやっぱりいいな

 

スーパーで信徒会長さんにお目にかかりました。

「明日行けなくなったので神父様に電話しようかと思ったけれど、まあいいかと思って。言っておいて下さい」

明日は人が少なさそう。

私、目立ちそう。。。

いつの間にか熱心で真面目な信者になったような。。。

ベトナムでは旧正月が新年のお祝いだそうです。

 

 

 

 変わり映えしませんが、我が家のお花

パステルカラーのパンジー・ビオラとストックが優しく揺れて、ほっこり

 

 

 

 

 

 

 遅いお昼ご飯は早目の年越しうどん。

私はひどい蕎麦アレルギーなので、毎年我が家では年越しうどんでした。

紅白が終わってから除夜の鐘をTVで聞きながら食べていましたが、もう早々に食べました。

 

 

 

 

 14時から配達開始と言われたおせち。

ブロ友さんも書かれていましたが、今日はこのおせち受け取り中心に一日が回った感じ

我が家へは15時15分に届きました。

昨年、母のムースおせちを購入しましたので私も初めて購入。

今年も一人なので買いました。

でも、来年からは又、作ろうかな。

 

 同じ場所で撮影しましたが風呂敷に色が全然違うー

 

昨年はたん熊さんでしたが、今年は美濃吉さん。

 

 

 

 

 

 母が亡くなって早や2ヵ月が来ようとしています。

まだ実感がわかないような。。。

遠い昔のような。。。

何だかよくわからない感情の中にまだいます。

我が家の今年の重大ニュースのすべてがこれに尽きます。

母の老後を幸せにすること、無事に天国に送ることが私の最優先事項となって13年。

それ以前から何の病気かわからずあちらこちらに連れて行きました。

老人性うつ病と言われたドクターが多かったです。

ある時、総合病院が別の総合病院の脳神経外科を紹介してくれました。

紹介状を持って行きましたが、通されたのは神経内科。

「一歩診察室に入って来た時にわかった」と言われたその道の第一人者のドクターでした。

その日は2011年12月25日でした。

 昨年の暮れ、「今年の漢字」を母と考えました。

私は母との穏やかな生活が続いていましたので(いろいろありましたが)「穏」を選びましたが、母は迷うことなく「苦」でした。

きっと今年も「苦」と言ったのではないかと思います。

死因は「老衰」とドクターは書かれましたが(傷病経過に影響を及ぼした傷病名はパーキンソン氏病)、老衰って決して楽なものではないことを知りました。

今は母はもう苦しんでいないことが救いです。

ひとりの年の瀬はやはり涙が出ますが、来年からはいつか又会えるのですから、その時にいろいろ話が出来るように前向きにがんばって生きていけたらいいなと思っています。

長きに渡った母の介護の間、陰になり日なたになり応援して下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

本年も大変お世話になりました。

来る年が皆さまにとってより素晴らしいお年となられますように祈っております。

どうぞ、良いお年を

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】2024.12.31

 

お蔭様~今年もありがとうございました~

 

実に画期的な存在というものは、
究明すればするほどの配慮によって在る。

天地のお勧め、国家や社会のお勧め、親や師友のお勧め。
この計りを知ることの出来ないお蔭を
しみじみと感じ取り認識する、
これが所謂恩を知るということであります。

そこでまず理性や感情を持った
人間になります。
━━━━━━━━━━━━━━
安岡正篤(東洋思想家)
○『安岡正篤一日一言』(致知出版社)より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(12月31日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー


あなたの理想を知りません、その理想になった生き方をしなさい。 なぜなら、すべての人は自分自身について釈明しなければならないからです。

自分の理想を知り、それに向かって生きてください。
なぜなら、それぞれの魂は自分自身について説明しなければならないからです。
(2803-2)

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東京の空は青空ですか?&Caccini ( Vavilov ) Ave Maria by Slava

2024年12月19日 22時00分00秒 | 介護

 何だか一日が、一週間が、一カ月があっという間に過ぎていきます。

文字通り、Time flies です。

昨夜は電気を付けたまま朝を迎えて目が覚めたのは4時半。

 

 

 

 今日の果物

愛宕梨もりんごも今日で終わりました。

 

寒かったですが、ゆうちょに手続きに行ったり、お買い物へ。

けやき通りも葉がすっかり落ちていました。

 

 

 

 

 

 私のブログを読んで下さっている方の中には、介護をなさっている方が何人かいらっしゃいます。

まさに看取りに入られた方も。

そんな中で、昨夜は思わぬ訃報が入りました。

「共に歩んでいきましょう」を合言葉に、お互いに母の介護をがんばってきたブロ友さんのお母様の急逝。

東京の空は青空ですか

教会の庭から空を眺めながらお母様と彼女を想いつつ。。。

母が11月2日の夜に逝ってから(ドクターの死亡確認は11月3日、0時40分)、1ヵ月半後の12月18日の朝。

きっとあちらの国で出会って、お互いの娘についての話に花が咲くことと思います。

長い間、おふたりともよくがんばられました。

お疲れさまでした。

ゆっくりやすんで下さい。

 

 

 

 

 

 家に帰るとお隣の85歳の男性の方が出ていらっしゃいました。

「どうしていらっしゃるんですか

「あれこれと何かとすることがあって。。。」

「お茶でも飲みにいらっしゃらないかと思って」

「まあ、ありがとうございます。ちょうど私もお茶にお誘いしようかと思っていたんですよ」

しばし立ち話をしました。

夏の終わりに引っ越していらして、私よりも馴染んでいらして、毎朝行かれている様々な喫茶店のお話をして下さいました。

水曜日と金曜日は車でお迎え。

(以前少し書きましたが、宝塚に40年住まれ、奥様と京都の施設に入所。2年前に奥様が亡くなられてそのままそこにいらしたそうですが、胃が悪くなったので息子さんに頼まれてお隣に引っ越して来られました)

そんなにたくさん、喫茶店があることを私は全く知りませんでした

その中にお勧めの素敵な喫茶店がありました。

カップが全部ウエッジウッドだそうです。

来週あたりのどこかでお茶するお約束をしました

 

 

 

 

 その後、お水遣りをしました。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女に。。。

 

Caccini ( Vavilov ) Ave Maria by Slava Kagan-Paley

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】2024.12.19

 

這い上がるのみ

 

悲しみに浸って泣いてばかりいてもどうしようもない。
どん底まで行ったら、あとは這い上がるのみです。
一歩一歩踏み出していけば、必ず幸せに歩み続ける。
もう一歩、一歩。そう思います
━━━━━━━━━━━━━━
清水咲栄(90歳の郵便配達員※故人)
○2013年7月号「歩歩是道場」より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(12月19日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー


恐れは、何を生きるか、何を理想として生きるかがはっきりしていないことの結果です。

恐怖は、生きているものや理想として掲げられているものに対する優柔不断の結果として生まれます。

(538-33)

 

 

 

 

 

★[ECCJメルマガ]「水瓶座の時代」にまずすべきこと


************************************************* *******************
 ■□■「水瓶座の時代」にまずすべきこと □■□ 0441号
-------------------------------------------------- -------------------

ケイシーの時代から注目され、子供の頃からよく思い出していたあの「水瓶座の時代」が本
格的に始まりました!

ここ数十年でわたしたちの意識や文化とは変わっていくのか、怖いような楽しみのような気
持ちがしています。


占星術が盛んな西洋では、来る「エイジ・オブ・アクスエリア」または「アクエリアン・エイジ」
」については、社会的に大きな変革が起きているのでは、と昔から大いに議論されてきたようです。

ケイシーのリーディングにも数値項目、水瓶座の時代に逸しているものがあります。


今の水瓶座の時代が特別であるのは、冥王星が水瓶座に当たっているからなのだそうだ。

リーディングは冥王星を、「人類の進歩に沿った星」(1100-27)と考えています


一つ前の冥王星水瓶座には、アメリカの独立戦争やフランス革命、人権宣言が始まる時代、

もう一つ前の冥王星水瓶座の時代には天動説から地動説へと転換したそうです。


これらを知ると、これからの20年に、結局ない改革意識が起きても当然なのでは?と感じます
られますね!


リーディングは「水瓶座の時代」についてこのように書いています:

(問)水瓶座のは、肉体的、精神的、霊的成長に関して、人類にとって何を意味しますか?


(答)あなたは、このことについて一言で答えられると思うのか? それらは成長するもので
ある。

創造的な諸力との関係に気付き、交流する能力、そして物質的な環境におけるその利用法について
の完全な認識によって理解されるだろう。

しかし、その覚醒はアトランティス、レムリア、ムーの時代において何をもたらしたであろうか
?

人間への破壊、そして利己主義への旅の必要性の始まりでした。

ちょっと、これらがどのようなものであるかについては…その時代を迎える人々のみが、彼ら
に応じようようになるだけであろう!

全体に影響する波動力を認識する人は、何とほんの少しなことであろうか。
るっているに!

あなたは、水瓶座の時代が精神に、肉体に、経験に何があったのか注目だろうか?


(問)水瓶座の時代は「ユリの時代」として描かれますか。またその理由は?

(答)純潔さ。 ユリが表す純潔のみが、道を求める者の前にある、あの意識を掴む、理解する
することができるだろう。


(問)これらに関して、またはさらに、洞察して与えられる考え方はありますか?

(答)聖なるかな、聖なるかな、主の御名は! (1602-3)


さて、ユリとは何を表すのでお願いします。

リーディングは何度も、泥の中から神美しい白い花を咲かせるユリの姿を、忍耐から得られる信
仰の賢さに用いています:


「泥の中、現状に疑いと恐れを抱き、喘つつぎも、『主』」 なる創造主、神に向かって、向き合う
挙げるつつ花開き成長するユリの姿は、汝の同胞の心の中で働き、信仰意識を育てさせるこ
とであろう」(827-1)


リーディングを読んで解いても、この時代が、わたしたちの霊に、精神に、肉体・物質覚醒を
出ることは明らかです。

「水瓶座の時代」という言葉を聞くと、つい浮いた気持ちになってしまうことが多いです。。(^^;

そこに、地に足をつけて、日々神を求めるような生き方を続けることが、この時代を生む
きのためにまずすべきことであると、はっきりと問われています。


日々の祈りと瞑想。そして人生に主を招くこと。思いやりをもって同細胞に接すること。

リーディングを語る祈りと瞑想法の中には、たどるべき近道が示されています。


これらを徹底して行い、覚醒の波にうまく乗りたいと思っています^^


(発売元:岩隈幸恵)

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納骨式

2024年12月15日 23時22分45秒 | 介護

 今日は寒い一日でしたが、冬の澄み切った青空の下、無事に母の納骨が終わりました。

何だかほっとしました。

 

 

  今朝の果物

今朝はビーフンを作りました。

 

 

 息子一家は遅れるとラインが入りましたので、御ミサが9時からですから、8時半位に荷物を積んで教会へ。

母用の祭壇を作って下さったのですが、お花がないことに気が付きました。

家にお花があることをお話したら、信徒会長さんが「車で一緒に行ってあげましょう」

79歳で、しかも難病指定のご病気。

それなのに本当によく気が付きよく動いて下さるので頭が下がります。

 

 まず、水とお香で清め

神父様の祭服がピンクなのには驚きましたが、今日が「喜び、希望」待降節第3主日でキャンドルもピンクであることを思い出しました。

でも、日本人の神父様はピンクの祭服は着られません。

ベトナムの方はピンクがお好き

 

 

お説教の時でしたかに年に2回ピンクの祭服を着ると言われていましたので、あとでお聞きしたら四旬節の第4主日だそうです。

 

御ミサが終わって、続いて納骨式。

私の好きなあのお香を焚いて下さっていました。

 

最後になって息子だけが入って来ました。

ちょうど神父様が私に「良かったら一言」とおっしゃっていた時でした。

あと100何日かで100歳だったことなどお話しましたが、あとから考えたらもっと他に言うことがあった気がします。

御礼と今後ともよろしくお願い致しますは言いましたが。

外に出ると綺麗な青空。

 

馬小屋がほとんど出来上がっていました。

 

神父様はお墓のあとで、岡山教会で結婚式のパーティーがおありとのことで急がれていましたが、そこはやはりベトナム時間

 

私は行きは神父様の車に乗せて頂くことにしていましたので、気を遣った息子一家が先に行ってお掃除をしたりお花などを飾ったりしておくと言って出ました。

多分、20分以上、30分位は先に出ました。

 

今日、市内はいつもにも増して混んでいました。

あちらこちらで交通規制。

女子のマラソン(山陽女子ロードレース大会)があったようです。

結果、息子一家よりも私達の方が先にお墓に到着しました。

母の好きな紫色

孫達が生けてくれたお花。

短く切ってしまいましたが

 

「永遠」と苗字、霊標の文字は私が書き、両サイドのユリの花は母が描いたものを彫って頂き、墓石も明るい色にし、手作り感一杯のお墓です。

やはりここへ、父のそばにまずは入れてあげたいと思いました。

 

帰りながら、次の記念日は娘一家も一緒にしようということとと、すべてのお墓(父の先祖伝来のお墓と母からのお墓)にも行きたいと息子が言いました。

 

今年はこの岡山県営グラウンドの紅葉を見ることが出来なかったので、ここを通れて嬉しかったです。

 

岡山教会の納骨堂を見に寄りました。

息子はどっちでも行くとは言っていましたが。

 

岡山教会もいつでしたか、建て替えられ、近代的になりました。

馬小屋

長崎26聖人の最高齢者は岡山出身のヤコボ(ディエゴ)喜斎ですので、像があります。

 

ディエゴコーナーの一部

カードや本や信心道具を売っています。

 

岡山教会の内部

今週末に「メサイア」が歌われるとか。

その隣に納骨堂がありました。

まだまだ奥に広がっていました。

 

 

岡山教会は2000人規模

ちょうど昔息子がお世話になった神父様が主任司祭。

いらしたのでしばしお話をしました。

お葬式の時に神父様の好きなモルツを買っていたんだと息子が言うと、今はサントリーのモルツだと言われていました。

表町商店街

そして、お食事処へ。

 

本来は神父様もご一緒なのですが、とにかく忙しい方なので失礼ながらお金にしました。

でも、神父様が「又、食事に一緒に行きましょう」

よく以前連れて行って頂きました。

  

多いと食べ切れないというので、足らない場合追加することにしていましたが、

 

 

結構おなかがいっぱいになりました。

 

ここのカニの太巻き寿司が美味しいので買って帰りました。

息子一家にもと思いましたが、ほかのものを食べて帰ったようです。

このお芋とアイス、美味しかったですが、食べ切れないので息子へ。

お寿司も孫へ。

蟹の足ステーキは真ん中の女の子が注文しましたが、それもお父さんへ。

 

朝、広島からの高速はマイナスの気温で凍っていたようです。

今朝は特別寒かったですから。

私は車を教会に置いていましたので、教会まで送ってもらいました。

何ともまあ、賑やかで、若くないと子育てって無理ですね

3時半過ぎに家に到着。

 この空になった箱はどうしたらいいのかな。。。

 

母の祭壇も追々に片付けなくちゃ。

 

今日は待降節第3主日ですので、家でも3本目のロウソクに灯を灯しました。

 

今日、教会ではミサ後、交流センターでベトナムの人達がお正月用のちまきを作っていたようです。

今年も下さるそうです

 

 

 

 4時位からお婿ちゃんと孫達とビデオ電話。

今日は娘は仕事のようでした。

 

 

 

 とにかく、又、一仕事、無事に終わりましたのでほっとしています。

「お骨がなくなると淋しくなるよ~」と今日もおっしゃる方がいました。

さて、どうかなぁ。。。

昨日は少しどよんとしていましたが、今日は少し晴ればれ。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.12.15

 

命の流れ

 

大きないのちの流れの中で、
戦い一つまた会えると信じて、
この与えられたいのちを、
今日一日を精一杯生きていきたい。
それこそが、亡くなった方へのむしろの供養にほかならない
━━━━━━━━━━━━━━
横田南嶺(鎌倉円覚寺管長)
●月刊『致知』2016年4月号「夷恐怖一節」より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★[ECCJ]今日(12月15日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー


一日三回、「主よ、あなたは今日、私が何をすることを尊敬されていますか」と途中で、胸に聞いてください。

毎日 3 回繰り返して、次のことを聞いてください。
「主よ、今日は私に何をしていただけますか?」
(3003-1)

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在宅を支えたい&「訪問診療」で検索&耳に残るは君の歌声《真珠採り》

2024年12月04日 21時23分30秒 | 介護

 今日は風が強く気温も低くなりましたが、よく晴れましたので気持ちの良い一日でした。

お洗濯物も風があったので乾くのが速くて助かりました。

母が居なくなってお洗濯する回数も量も圧倒的に減りました。

ゴミも1回に付き20mlを2袋出していましたが、わたし一人ですと5mlで済んでしまいます。

 

 

 訪問診療のクリニックの看護師さんから、今までのように朝の9時前にお電話がありました。

母が存命中は大抵は10~11時の間に来て下さっていましたが「今日は1時~2時の間に伺いますね」

その後、血液検査結果を聞きに行くことにしました。

体調はすっきりとはしませんでしたが、今日はまずまず大丈夫でした。

2年前よりも太ったのでそれなりの結果ではありましたが、ほぼほぼ変わりなし。

血糖値も炎症反応も大丈夫でした。

ストレスフルな日々を送った割にはさほど変わりなくてほっとしましたが、データには出ないものがあります。

帰ってお花を眺めたあとは少しお掃除をしました。

 「サムライ」が咲いています。

見えにくいので切ろうと思っていましたが、今日は時間切れ。

 

 

 

 

今日の果物

 

 午後1時10分頃でしたか、ドクターと看護師さんがいらっしゃいました。

 

花束を持って来て下さいました。

大体1ヵ月過ぎたあたりに体調を崩す家族が多いそうで、こちらでは1か月後に訪問することにされているそうです。

やはりキリスト教の祭壇は滅多にないので「どうしたらいいですか

特に決まりはないのでご自分のスタイルでなさって頂けたらそれでいいのですが、やはり戸惑われますよね~。

「お香が良い香りですね」

母の葬儀で神父様が使って下さったお香を焚いていました。

それからコーヒーを飲みながら、しばし母のことや私の今後のお話などをしました。

ドクターの今後の抱負などをお聞きしたところ、特に規模を広げようとは思っておられないそうですが、助けを必要とされる在宅介護のお宅を助けられたらと言われました。

まだまだ認知度が低いし、スタッフの教育もしなくてはならないしと。

認知度が低いというのは本当にそうです。

検索しても出てきません。

そのお話をしたら、「もう15年もやっているのに。先日も新たなお宅へ伺ったら、このようなところがあることを知りませんでしたと言われました。もっとがんばらないといけないな」

私もこの訪問診療を知ったのは「なんとめでたいご臨終」の小笠原先生のクリニックにお電話をしたからです。

その後も「24時間365日」で検索しても病院やクリニックの往診が出てくるだけですので、「普通は探しようがありません」と申し上げました。

検索キーワードは「訪問診療」だそうです。

この言葉そのものが知名度全くなし

どこの都道府県にもあるのかどうか伺うと、ある程度の大きさのある市にしかないそうです。

岡山の場合で言うなら岡山市と倉敷市、総社市の一部だけのようです。

県北やもちろん牛窓もなし。

「私もお世話になるかもしれません」とお話したところ「それはもう20年、30年先だから」先生は無理

本当にもっと早く知っていればと思いましたが、最期をこのドクターに診て頂けて本当に良かったです。

今日も最後のお風呂の母の緩んだ気持ち良さそうな顔の話が出ました。

「お風呂がお好きだったんですね」とおっしゃったので「いえ、それが嫌いだったんですよ」

母は水が嫌いでした。

泳げないので。

小さい頃、確か同級生に怪我をさせられて長い間入院しましたので、泳いだ経験がないのです。

それでお風呂も船(クルージングも行きたくないと言いました。行きましたが)も海も好きではありませんでした。

でも、亡くなる前に尋ねると「お風呂に入りたい」と2回言いましたので、ドクターにご相談しました。

訪問入浴&往診&点滴について&帰国前日

亡くなる3日前のことでした。

ドクターは「娘さん(私の)が帰って来られたのも良かったですね」と言われました。

30分少々3人でお話をし、1時40分頃、ドクターは帰られました。

 

 

 その後、お花撮影

 

 

 

それから、歩きに行くことにしました。

馬小屋製作中

 

 

教会のバラ

このバラは「ピースPeace」かなぁ~

桜の冬芽

 

 

綺麗。。。

 

冬の空を眺めていると「真珠採り」の気分でした。

 

 

公園を4周くらいしたあとはご近所ウオッチィング

 

 

 

我が家のお花、再び。

 

 

 

よく晴れましたので水枯れしかけのようです。

明日の朝にはお水を遣らなくては。

 

 

耳に残るは君の歌声《真珠採り》 G. Bizet/Je crois entendre encore T:Shimon Yoshida

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】2024.12.4

 

自分の古い殻を打ち砕く秘訣

 

自分とは全く人間観が違う
人たちに触れることで
古い殻が打ち砕かれ、
人間的に成長できる
━━━━━━━━━━━━━━
新保祐司(文芸批評家)
○『致知』2025年1月号
特集「万事修養」(最新号)より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 


★[ECCJ] 今日(12月04日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

感情の中にある力は、理想によって支配されない限り、しばしば躓きの石になります。

And those influences in the emotions, unless they be governed by an ideal, often may become as a stumbling-stone.

(1599-1)

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不調でしたが、優しさに触れて

2024年12月03日 23時05分30秒 | 介護

 今日も又ぽかぽかと暖かい一日でした。

今日の気温は昨日よりも更に高くて最高気温が18.7℃もありました。

南側のお部屋でその恩恵は受けましたが、残念ながら外に出てお散歩を楽しんだり紅葉を眺めたりする気力も体力もありませんでした。

しんどくなる時は思えば以前からでしたが、朝一はいつも元気なのですが、あれこれと一通りのことをし終わり、朝食の準備も終わって(あるいは食べ終わって)「やれやれ」と思う頃にしんどくなります。

この3日間がそうでした。

今日はとりわけしんどくて、朝食を何とか食べたあとはおこたに入ってゆっくりすることにしました。

 

 

久々の果物

昨日は🍌バナナだけ食べました。

一昨日は忙しくしていて時間がなかった

12月のカレンダー

 

 今日はどうしてこんなにしんどいのだろうと思うくらいしんどくて、お薬を飲んで横になりました。

少しの間でも寝たら大抵は治りますが、今日はダメでした。

病院に行こうと思いましたが、昨日のクリニックは午後からやっていなくて、どこか行けるクリニックはないものかとネットで検索。

ママ友にも聞いてみましたが、なかなかこんなにクリニックや病院があっても、いざという時に行けるところがない。

結局、一番いいのは母が最後の期間に訪問診療に切り替えるまでお世話になっていたクリニックだろうと思えました。

ここなら今までの介護のこともご存じなので、言わなくても話も早い。

結果、ここにして本当に良かったと思いました。

たまたま午後からの診療は母の担当医の女医さんでした。

予約でいっぱいでしたので「終わりの頃の18時頃に電話を入れます」と受付の方が言われました。

ママ友が「何でもいいから食べたら元気が出るよ」と言ってくれましたが、今朝がご飯を炊いておらず

非常食のカップ焼きそばが1個あり、それを食べることにしました。

それらのせいか少し復調。

初めは車にも乗れないと思っていました。

クリニックからお電話があったのは意外にも早くて15時過ぎでした。

午後からの診察時間が15時半からです。

行くと外来の看護師さんが「お母さんのこと、知らなかったんです」と言われてお話しながら予診や血圧測定やらをして下さいました。

この時点でも心が軽くなって、新しいところに行く緊張感ではなく、いつもの慣れたところに来たという安心感も感じました。

続いて、診察室の前で待っているとドクターが出ていらっしゃり、「研修医の先生(女医さん)がいらしているので先に別室でお話して、その後再び私も含めてお話を伺ってもいいですか」と言われました。

その前後の患者さんを見ていても同室でなさっていたので、これはドクターの母を亡くしたばかりの私への配慮だったのだと今こうして書きながらつくづく感じています。

別室を設けて下さってドクターが色々聞いて下さいました。

段々とわかったことはこの方は高校からアメリカに行かれ、大学はハンガリー

そして、日本に戻り試験を受けて、岡大の研修医として2ヵ月間このクリニックで研修をなさっていることがわかりました。

専門は小児外科にしたいということと、夢は国境なき医師団で働くこと。

次は広島で研修をなさるそうですが、3月から初のラオスに行かれるそうです。

何と国境なき医師団は私もずっと心惹かれていて、関わりのあるところです。

そこで、私も昔、定年になってその時一人だったら海外シニア協力隊に入りたいと思っていたことを話しました。

「もうちょっと年齢的に無理だと思いますが」と言いますと「そんなことはないと思いますよ。出来ることがあると思います」

以前、調べたことがあるのですが、私の資格で行こうとしたら、3か国当時ありました。

アフリカが2ヵ国とドミニカ共和国。

わぁ~、どちらも暑い国だと思いました。

言語はフランス語か英語でした。

でも、先日初めてドミニカ共和国の方とお話する機会があったのですが、スペイン語ですね。

フランス語はアフリカでしたので、ドミニカ共和国は英語OKだったのかも。

 ドクターは丁寧にいろいろな不調や介護の話を聞いて下さいました。

ドクターのおばあ様もパーキンソン病だそうです。

そして、主にお母さんの妹が看ておられるそうですが、お母さまも介護に行かれていて、ドクターも毎週末大阪まで行かれていると伺って、本当にすごいと感動しました。

ですから、最期まで家で看るということは志があってもなかなか出来ることではなく、ましてやひとりでなんて・・・と本当によくなさいましたねと何度も何度も言われました。

ここでは涙は出ませんでしたが、どこだったかでやはり泣けてきました。

そこへ、あんまり遅いせいか担当のドクターが入っていらして3人でお話しました。

まだこのドクターには母のお別れしてからの様子は私の口からはお話出来ていませんでしたので(訪問看護や訪問リハの方からは聞かれたと思いますが)お話させて頂きました。

ドクターもきっとそれを待っていらしたと思います。

一通りお話して、母の最期もお話し「母はもう私は大丈夫と思ったのかなと思います」と言うと「娘さんは本当に変わられたよ。(強くなったとう意味)お母さんは安心されたんだよ。そして、パニックにならないようにそっと逝かれたのよ」

死ぬ時はやはり本人が選ぶとドクターも言われていました。

私もやはりそう思います。

そして、いつも「後悔は絶対ある。どんなにしても絶対にあるから」とよくおっしゃっていたので「後悔はやはりあります」と言い、ショートとレスパイトのことを話しました。

母は行きたくなかったことを。

この話になるといつも涙を止めることが出来なくなります。

「最後のレスパイトでもう母を動かすのは体力的に無理と思ったので、もう家でずっとどこにも行かせずに看ようと思いました」とお話をすると「ショートやレスパイトを使ったから最期まで家で看ることが出来たんだと思うよ。そうじゃないと娘さんがつぶれていたと思う」

ドクターの最初と最後の言葉は同じ言葉でした。

「最期までよくやり通したね。」

いえいえ、本当に皆さまのお助けがなければ無理でした。

 その後、又、研修医のドクターとしばらくお話をしてから2人で診察室に戻りました。

ドクターは「疲れが溜まっているんだと思うよ。明日の血液検査結果を持って又来週にでも来て。その時足らないと思える項目があったら検査することにします。CTも被爆の問題もあるし、今のところ必要ないと思いますよ(別室では「これだけしゃべっていたら脳に問題ないと思うよ」と言われました~~~)」

身体がかちんこちんなのでやり過ぎない程度にほぐすこと。

その方法は研修医のドクターが教えて下さいました。

痰のお薬は漢方薬を出して下さいました。

帰りに訪問看護ステーションに寄ってご挨拶して帰りました。

そこへ院長(今は理事長)先生がいらして、

「今日はどうしたん 誰がこれから老後って お互い老後でしょ。」

(理事長先生は団塊の世代)

「私はまだ若いです

 クリニックを出たのは18時前。

すっかり長居をしましたが、温かい優しさに触れて、また少し心の痛みが癒えた気がします。

やはりここのクリニックへ行って良かった。

その後、明日の為にケーキ屋さんへ寄って帰りました。

ゆっくり少しずつ元気になります。

 

 

 

 


★致知一日一言 【今日の言葉】2024.12.3

 

成長の糧

 

どんな失敗や挫折も、
必ず自分の成長の糧として返ってくる
━━━━━━━━━━━━━━
サヘル・ローズ(イラン出身の俳優)
○『致知』2025年1月号「万事修養」(最新号)より
━━━━━━━━━━━━━━

●サヘルさんの感動のインタビューの
詳細はこちらから 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(12月03日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

心を騒がせてはならない。あなたは神を信じる者なれば、主イエスをも信じなさい。平安と、父なる神に戻る道をもたらすために来られた主を信じなさい。

Let not thy heart be troubled, then.
Ye believe in God; believe also in Him, - who came to bring peace, and the way to the Father.

(5749-12)

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母が逝って1ヵ月&「いかがお過ごしですか?」

2024年12月02日 21時56分00秒 | 介護

 母が逝って1ヵ月が経ちました。

今日の気温はその頃の11月初めの暖かさだったようです。

朝は寒かったですが(4.9℃)、日中は17.4℃。

家の中にいるのがもったいないくらい暖かく心地良かったです。

 

 

 今まで少しバタバタしていましたが、今週は明日ソフトバングの工事があるくらいで週末まで特別用事がないせいか急に疲れを感じいつもより身体が重たく感じられました。

どこか悪いのではないかとずっと思っていましたが検査に行けずにいましたので、朝一番でクリニックに行ってきました。

びっくりしたのが血糖値

健康診断の申し込みに行った時に「糖尿病デー」で血糖値を計って下さった時には91(96)でしたが、今朝は昨夜から何も食べていないのに133もありました

看護師さんが一度測り間違えられ2度目でしたので「誤差があるから、HbA1cの正式な値を待ちましょう」と言われましたが。

ドクターは今の私は「燃え尽き症候群じゃないか」と言われました

あちらこちらが痛いのもとにかく血液検査結果待ち。

水曜日の朝には確実に出ていると言われましたが、2年前にここで検査をしていた時には問題ありませんでした。

この時は今よりも痩せていました~。

やはり膝の為にも痩せなくちゃです。

帰って、YouTubeを観ていたら炭酸水とクエン酸やリンゴ酢を混ぜた飲み物がいいと言っていました。

炭酸が苦手なので今まで飲みませんでしたが、これからはちょっと取り入れようかと思いました。

痩せなくちゃと言いつつ、昨日のケーキが1個余っていましたのでおやつに食べました。

「椿」のお料理が多いのでケーキを1個全部食べたらお腹がいっぱいになると言って、3人で2個食べたので余ったのです

今日は家の中で籠っていようと思っていましたが、あまりにもいいお天気でしたので少し外に出てドライブ。

 

けやき通り

 

 

散り始めていました。

 

枯れかけも美しい

 

 

 

我が家の「サムライ」

明日も18℃くらいありそうですので開き切るかもです。

お花を生け替えました。

でも、まだお葬式の時のお花が残っています。

グリーンや胡蝶蘭など。

 

納骨まではこの大きなお花籠に生けようと思っています。

 

 

 今朝、訪問診療のクリニックからお電話がありました。

一生懸命御世話なさっていたので気にかかっていました。

いかがお過ごしですか

お食事はされていますか

夜は眠れていますか

お焼香に行かせて頂いていいでしょうか

(お線香をあげに・・・だったかも)

11月3日の真夜中の0時40分、死亡確認に来て下さって帰られる時、ドクターが「忘れた頃に、本当に忘れた頃にちょっとご連絡させてもらいますね」みたいんなことをおっしゃっていました。

何かしらと思っていましたが、これだったようです。

残された家族を心配して下さってのご訪問のようです。

思いがけないお申し出にびっくりすると同時に心から有難く思いました。

「水曜日の朝、今までのように何時に行かせて頂くかご連絡しますね」

お気持ちが嬉しい。。。

 

 1ヵ月前のこの時間、私は同じようにブログを書いていました。

母が見える場所で。

母は眠ったまま逝ってしまいました。

いつもの、日常生活の景色の中で・・・

最後の吸引が苦しかっただろうと思います。

やはり嫌がっていました。

でも、もうあまり拒否する力も残っていなかったようです。

その後、多分力尽きたのではないかと思います。

そばにいたのに。

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.12.2

 

勝ちに徹底してこだわる

 

「負けて強くなる」という言葉がありますけど、
私はすごく嫌いです。
確かに負けて気づくことってあると思います。
だけど強くなるのは絶対、
勝つからこそだと思うんです。
━━━━━━━━━━━━━━
藤波朱理
(パリ2024オリンピックレスリング
女子53kg級金メダリスト)
○『致知』2025年1月号
特集「万事修養」(最新号)より
━━━━━━━━━━━━━━

コメント (8)
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亡くなったあとの手続き&「冬の旅」

2024年11月29日 22時03分15秒 | 介護

 段々と寒くなってきました。

もう明日で11月も終わりですし、12月らしいお天気になってきたようです。

 

 

 今日の果物

この空

冬の空そのものみたいでショーベルトの「冬の旅」を想いました。

これからカエデやフウの紅葉が美しくなる時期の直前に、毎年、剪定されてしまいます。

残念に思っている人が多く居ますが、このご近所の方は枯れ葉が飛んで大変なのでしょう。

 

 

 今日は午後から従兄弟が司法書士さんのところへ連れて行ってくれました。

一人娘ですし、何も問題ないと思っていますが、それを確かめる為にも多くの書類が必要です。

(もしかしたら隠し子がいるとか

役所の届け出だけでもう終わったように思っていましたし、そもそもその前に長い介護を終えているわけですから、もうこれで終わったと思っていました。

もちろん名義変更などの手続きが必要くらいは知っています

「亡くなった後が大変なのよ」とは聞いていましたが、これ

2月頃までに書類を取り寄せてまとめて持って行かなくてはなりません。

はぁ~、大変

しかも30分位で終わるものと思っていましたが、2時間近くかかりました。

そもそも初めてのことなので、すべてがさっぱりピーマン状態ですので、一から説明して下さいました。

父の時は働いていましたし、母がしたようです。

事は簡単には終わりそうにありませんが、すべては書類を出してからの話になります。

 

 

 今日は友人が高島屋(駅前)に用事で来ていて、私は天満屋(こちらは街中)のそばの事務所に行きました。

と言ってもとってもローカルな話ですが、どちらもデパートです。

「どちらかでランチでも食べる 何時に終わる」みたいな話をしていたのですが、結局友人が天満屋まで来てくれて、天満屋の中のモロゾフでお茶しました。

お互い何だか積もる話がありましたが、いつから会っていないのかな。

調べて見たら先週の水曜日(20日)に大山&皆生温泉に行って以来のようでした。

ライン等で話してはいますが、やはり実際に会って話すのとは違いますね。

 その後、少しショッピング。

この時期気軽に着ることの出来るワンピースが1枚しかなくて、長いこと着ていますのでほしいなぁとは思っていましたが、そうそう簡単に見つかると思っていませんでした。

が、お店の方が後ろから出して来られたのが私のイメージだそうで(スタッフの方と友人曰く)、見ると私自身も好みでした。

色はグレー。

気兼ねなく着ることの出来る素材でした。

今、「カムカムエブリバディ」の再放送をしていますが、あの昭和の岡山の安子ちゃんが私のイメージによく似ていると友人が言ったことがきっかけとなって他人事と思えなくなり、初回放送からその気で観ています

(実さん素敵ですその後現れるロバート・村雨辰剛さんも)

お洋服など淡い色の丸襟のワンピースなんて、確かにそうだった~と思います。

セイ・ハシモト SEI HASHIMOTO(橋本清一氏)のカレンダーをもらいました。

今年の8月に亡くなられたようで、「来年からどうなるのかしら」とスタッフの方が言われていました。

久々のデパ地下。

アジのタルタル南蛮とローストビーフのごぼうのサラダ。

たんぱく質の補給です。

 

 今日は相続のことをしたせいか、亡くなって間もなく1ヵ月が来るせいか、久々に大粒の涙がこぼれています。

ブロ友さんの記事に「デイに行ってもらうのに罪悪感を感じる」と書かれてあるのを拝見してから涙腺が緩くなってしまって。。。

そうだったんですよね。

母もショートに行きたくはなかった。

行って貰わないとこちらの身が持たなかったとも思いますし、最期まで家で看続けることは出来なかったに違いないとは思いますが、やはり申し訳なくて。。。

このことを思うとかわいそうでやはり泣けてきます。

ごめんね。。。

 

 

 

 

シューベルト: 歌曲集「冬の旅」:菩提樹 D.911-5[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.11.29

 

幸せな最期を迎えるには

 

幸せな最期を迎えるには、
まず幸せと感じる心を養っておくことだ。
日常の些細なことも幸せと感じられるように
普段から心がけることだ
━━━━━━━━━━━━━━
横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)
○月刊『致知』2024年12月号
連載「禅語に学ぶ」【最新号】より
━━━━━━━━━━━━━━

●横田南嶺師が禅の教えを
分かりやすく伝える好評連載「禅語に学ぶ」。
その魅力、紹介はこちらから

●臨済宗円覚寺派大本山円覚寺。
730余年の歴史を有する鎌倉の名刹です。
本連載では、
若くして管長を務める横田南嶺老大師に、
20代から打ち込んできた修行体験や
先師からの学びを交え、
奥深い「禅語」の世界を
毎月紐解いていただきます。
その一言一句が、この混迷の世に与えられた命を
精いっぱい輝かせて生きるヒントとなるでしょう。

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(11月29日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

人から引き立ててもらおうとするのではなく、神から引き立てられることを選びなさい。なぜなら、銀も金も神の物なのですから。

Seek not to find the favor in the eyes of people.
Rather CHOOSE to KNOW thou hast favor with God, for the silver and the gold is His.

(520-2)

 

 

 

 

 

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日配信)

 

スウェットロッジとは


バラ十字会日本本部AMORC


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こんにちは、バラ十字会の本庄です。


━…………………━

文章を以下に転載していますが、さまざまなスウェットロッジの現地写真、スウェットロッジに関する歴史的な文書のイラストが掲載されていますので、下記のリンクをクリックしてお読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1165001&c=3304&d=ed84

(スウェットロッジとは?ネイティブアメリカンの浄化の儀式を解説)

━…………………━


東京板橋では晴天が続き、日に日に寒くなってきています。

昨晩は金星が西の空に、とても明るく輝いていました。


いかがお過ごしでしょうか。



今回は、スウェットロッジを話題として取り上げます。


◆ スウェットロッジとは

スウェットロッジ(Sweat Lodge)とは、南北アメリカ大陸と中央アメリカのネイティブアメリカン(アメリカ先住民)によって用いられている汗をかくための施設で、発汗小屋、蒸し風呂の家などと翻訳されます。


その中でも中央アメリカのネイティブアメリカンによって用いられているスウェットロッジは「テマスカル」(Temazcal)と呼ばれ、その語源はナワトル語で「熱の家」を意味するのテマースカリ(temazcalli)です。



ネイティブアメリカンは、ヨーロッパの人々とは異なり、体を清潔にすることを昔から重要だと考えていました。


スウェットロッジは薬草と組み合わせて用いられて、健康を維持したり取り戻したりする手段になっていたほか、自然崇拝や精霊(spirit:スピリット)信仰と結びついて、心と魂を浄化する儀式が行われる場として使用されていました。


これらの儀式は、祖先の文化を継承することを重視する部族の人たちによって今でも行われています。



体を発汗させるための施設は、新石器時代の北方アジアにすでに存在しており、アメリカ大陸のスウェットロッジやヨーロッパのサウナはそれが起源である可能性が高いと考えられています。


◆ スウェットロッジで行われる儀式を体験する

カナダ、米国、メキシコなどには、ネイティブアメリカンの文化を保護し紹介している拠点があり、その一部では、スウェットロッジで行われる儀式を体験することができます。


下記はバラ十字会の専門家が、メキシコのオトミ文化センター(Centro Ceremonial Otomi)で、スウェットロッジで行われる「テマスカルの儀式」を体験したときの記録です。


オトミ文化とは、メキシコに居住している極めて古い歴史を持つオトミ族の文化です。


参考記事:『オトミ文化に触れて』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1165002&c=3304&d=ed84



当会の別の専門家が書いた、スウェットロッジとネイティブアメリカンの精神性(spirituality)についての記事を、以下に紹介させていただきます。


▽ ▽ ▽

記事:『スウェットロッジとネイティブアメリカンの精神性』- ジョッシュ・アフリート


(写真:ネイティブアメリカンの儀式で薬草が焚かれている様子)


21世紀に暮らすアメリカ先住民たちの間にも、近代化は圧倒的な力で浸透してきています。


それにもかかわらず、北中南大陸でいにしえの時代から受け継がれてきた精神の核心は、今もなお生き続けています。


この記事では、そうした遺産の一つであるスウェットロッジと、その奥深い起源について詳しくご説明します。


この起源はおそらく、人間が初めて新世界に足を踏み入れた16,000年前より、はるか以前にさかのぼります。



中央アメリカでアステカ語の「テマスカル」(Temazcal)という言葉は、西欧文化圏で「スウェットロッジ」として広く知られてきたものを指します。


これに類似する「サウナ」は、名の知れたスポーツジムやホテルなら世界中のどこへ行っても目にしますが、元々は、大昔のフィンランドの習慣を取り入れたものです。


しかし、体を発汗させるという目的に特化して設計された部屋の起源はさらに古く、北方アジア地域の新石器時代にまでさかのぼります。


そして、新世界のスウェットロッジやヨーロッパのサウナも、おそらくここに端を発しています。



サウナもスウェットロッジもその原理は、石を炉で加熱し火から下ろした後に、熱いうちに水をかけて室内の温度と湿度を一気に上昇させるというものです。


1500年代までサウナは、ローマ帝国とヨーロッパ全土に普及していましたが、その後ヨーロッパ大陸の大部分の地域では、この文化は廃れてしまいました。


しかし、フィンランドだけがその例外であることは見逃せない点です。


このことが主な理由で、今日ではサウナ文化の起源はフィンランドであると広く考えられています。


もちろん、現代のサウナは電気的な機構によって作動しているので、水をかける前に石を運ぶ必要はありませんが、新世界のスウェットロッジとその原理は同じです。


スウェットロッジの原型は、アメリカ大陸に人類が住むようになった何千年も前からあったことに疑いはありません。


(イラスト:マリアベッキアーノ絵文書(Codex Magliabecchi)に描かれたテマスカル)


西洋では、健康や元気の回復、デトックス効果をサウナから連想することはあっても、深い精神的な体験と結びつけて考えることはほとんどありません。


サウナ室に入って熱さをこらえ、部屋を出たら、シャワーを浴びたりひと泳ぎしたりして、爽快な気分で家路に就くだけです。


このようなことが現代に限られた現象であることにはほとんど疑いはなく、北ヨーロッパとアジアの全域と、とりわけ新世界で用いられていたスウェットロッジの原型は、太古の昔から友情に基づく人々の結束や伝統の絆と関わっていました。


特に、高度な理想とともにある集団の調和と、心の深奥で感じる他の人との一体感と密接に関連していました。



古代のメソアメリカ(メキシコから中米にかけての地域)では、テマスカルすなわちスウェットロッジが、狩りやボールゲームの儀式(訳注)や戦争などで肉体を酷使した後に、肉体的にも精神的にも自身を浄化するための療養儀式の一環として使用されていました。


精神面での主な目的のひとつは、身体を若返らせて「大いなる神秘」(訳注)と再び一体となることにありました。


「大いなる神秘」とは、観念的な表現を用いておおまかに言うと、西欧で言うところの創造主あるいは至高の神にあたります。


スウェットロッジはまた、病気の治療、不妊治療や一般的な健康の改善、時には女性の出産のためにも用いられました。


また、近代社会の影響の及んでいない先住民社会では、完全に精神的な目的のためにも用いられています。


しかし現代では、スウェットロッジは外から持ち込まれたキリスト教などの宗教の概念の影響を受け、古代から続いてきた部族の真の精神的な伝統とはほとんど無関係になってしまっています。


このことはアメリカ大陸でも例外ではありません。

とは言え広い見方をするならば、スウェットロッジは今日においても、家族や友人との絆を深める社交の場であり、身体と心の両方を浄化する手段として主に使われています。


しかし、すべてのスウェットロッジがそうなってしまったのではありません。


現代の思考様式からは遠く離れた、隔絶された土地には、スウェットロッジの本来の儀式がまだ存続しています。


訳注:ボールゲームの儀式(ceremonial ball game):中米で前古典期からスペインによる征服までの間, チームに分かれて行なわれていた球戯で、 儀式と遊びの両方の要素をもっていた。

訳注:大いなる神秘(Great Spirit):アメリカ先住民が崇拝する部族主神であるとされるが、人格神ではなく宇宙の真理に類するものであるという報告もある。本文で後述。


(写真:古代マヤ地域のテマスカル(スウェットロッジ))


中央メキシコで栄えたナワトル文化(アステカ文化)では、女神テマスルカルテシ(Temazcaltoci)が、テマスカル(スウェットロッジ)の守護神でした。


テマスルカルテシは「浴場の我々の祖母」を意味しています。


この女神は、「神々の母」もしくは「我々の祖母」と呼ばれる女神テテオインナン(Teteoinan)、つまり、ナワトル文化の神々の中でも最上位の女神が顕現した姿のひとつです。


女神テテオインナンは薬剤や薬草の神でもあり、治療師や外科医や助産婦に崇拝されていました。


テマスカルすなわちスウェットロッジを備えた家庭では、テマスルカルテシが深く敬われ、この女神の彫像や絵画がスウェットロッジの内部に置かれていました。


女神テマスカルテシを崇拝する風習は、メソアメリカ(訳注)全域に広がり、ミシュテカ文明、サボテカ文明、マヤ文明といった、この域内で栄えた他の優れた文化でも見られました。


女神への信仰とテマスカルがこのような密接に関連していたことが、スペイン人がスウェットロッジの使用を禁じる必要性を強く感じた大きな理由でした。


訳注:メソアメリカ(Mesoamerica):現在のメキシコ中部からコスタリカ北西部に至る、多くの文明が栄えた文化領域。


メキシコの先住民は、体を清潔にしておくことをとても重要なことだと、昔から常に考えていました。


スペイン人がやってきた当時、メソアメリカの人々は可能な限り毎日入浴していました。一方、ヨーロッパ人は清潔であることをあまり重視しておらず、体の一部を浸す程度の入浴でさえ、一ヵ月かそれ以上行わないことが珍しくありませんでした。


フランスのルイ14世(1638-1715)の入浴についてのちょっとした逸話があります。


当時の医師たちは、水が健康に直接害を及ぼすと固く信じており、国王に入浴を禁じていた。


ある時、王が病気で倒れた際に、万策尽きた医師たちは、下剤を用いて、さらに浣腸まで行った後に、最後の手段として入浴療法を施すことを決めた。



しかし、このような特権的な治療を受けるだけの金銭的な余裕は、中央アメリカを侵略したヨーロッパの船乗りたちにはなかったことでしょう。


これとは対照的な、ケビン・P・グロークが書いた現代の論文を以下に抜粋しましょう。


彼はこの論文の中で、メキシコ南部のチアパス州にある、マヤ族の血を引くツェルタル族が暮らす村で、最近取材した話について報告しています。



蒸し風呂は、家庭で行える疾病の予防および治療のための重要な医療手段である。


蒸し風呂療法の主な機能は、「肉と血を温め」、病原性の「冷たい風」を体内から追い払い、健康長寿に必要な、生体の「熱」すなわち生体の「温かさ」を回復させることにある。


ごくありふれた体調不良ならば、各家庭にあるこの泥作りの小さな建物の中で治療が行われる。


その際、さまざまな薬草と薬効を持った動物(の内蔵)が通常併用される。


こうした薬草や動物製剤は、少なくとも32種の異なる体調不良の治療において、蒸し風呂との組み合わせで日常的に用いられている


それらの体調不良の中には、胃痛および下痢などの軽度の症状から、リウマチ、浮腫および精神錯乱といった深刻な症状に至るまでが含まれている。(脚注1)


◆ 火と水による浄め
Purification Through Fire and Water

(写真:建築中のスウェットロッジ)

遠い過去の先祖たちの知恵から、何かを得ようとすることに熱心な人たちが増え、テマスカル(スウェットロッジ)を使用する人が増えてきました。


他の儀式の多くが特定の地域に限定されているのとは異なり、スウェットロッジで行われるイニピ(訳注)は、北アメリカ中の先住民が営む儀式でした。共同で汗をかくという行ないは、祈りと、肉体と心と魂を浄めるための儀式でした。


汗をかくことによって、溜まった毒素が汗腺を通して排出されることが促され、参加者たちは浄化されます。


しかしそのような肉体的な効用はありますが、それ以上に、儀式と汗をかくという行ないの両方が、精神的な癒しに関連する考え方と密接に結びついていました。


訳注:イニピ(Inipi):スー族のひとつであるラコタ族の言葉で「再び生きること」を意味する。


ヨーロッパの入植者に最初に遭遇したアメリカ先住民たちは、アメリカ大陸のことを「カメの島」と呼んでいました。


そのため、スウェットロッジの形は元々はカメの甲羅に似ているのだと伝えられています。


スウェットロッジは、新世界という大宇宙の中にある小宇宙(microcosm)であり、その中では、最良の思考、発言、行動をすることしか許されません。


囲いの中央には土が積み上げられて、小さなドーム形の祭壇が築かれ、そこから一直線に真東に向かうと、スウェットロッジの外側にたき火があります。



このたき火の中とその周りに石が並べられます。


熱せられた石は、適当な時間の間隔をおいてスウェットロッジの中に運び込まれ、中央の祭壇に置かれて、定められた儀式の段取りに従って、上から少量の水が注がれます。


入り口がカメの頭を表し、囲いは甲羅を表しています。


したがって、カメはたき火のある東の方角を向いています。東はあらゆる善が出現するとされる方角です。


◆ 先コロンブス期の北アメリカの信仰

Spiritual Beliefs in Pre-Columbian North America


スウェットロッジについてのある物語の中では、スウェットロッジは再生へと向かう道であるとされています。


儀式で行われる祈りと詠唱と歌は、参加者がある体験をするために役立ちます。


この体験は、いわば精神的な生まれ変わりであり、それによってその人は、より望ましく高貴な自己を発見します。


このような儀式の手順を見ると、世界中のスピリチュアルな伝統には、共通した象徴的な意味があることが分かります。


オグララ・スー族の賢者ブラック・エルクは、次のように語っています。


わしが赤ヤナギ(red willow)の樹皮をこの聖なるパイプに詰めるところを見るがよい。だが我々がこのパイプをふかす前に、あなた方は、これがどのように作られどのような意味を持つのかを知らなければならない


この胴の部分から垂れた4本のリボンは、宇宙の4つの部分にあたる。


黒のリボンは西である。西には雷が住み、我々に雨をもたらす。


白のリボンは北である。北からは、白い偉大なる浄めの風が吹く。


赤は東である。東は光が発する場所であり、明けの明星が住み、人間に英知を授ける。


黄は南である。南からは夏が訪れ、成長する力がもたらされる。(脚注2)



アメリカ先住民が抱いていた信仰と、他の多くの信仰に大きな違いはありません。


「生き、他者を尊重し、大地に敬意を払い、話すように軽やかに歩め」。


信仰を人生から切り離すことはできません。

信仰とは教会ではありません。それは生き方です。


(写真:ブラック・ヒルズ(黒い丘) - ラコタ族の聖地)


ラコタ族の人々によれば、最初の人間は地中の奥深くで誕生し、ウインド・ケイブ(訳注)の小さな開口部を通って地上に現れ、生命の息吹を吸い込み、絨毯のように芝生が生えそろった大地に足を踏み入れました。


ラコタ族にとって、ワカン・タンカ(Wakan Tanka)とは神聖なものを指す言葉であり、しばしば「偉大なる精霊」(Great Spirit)と訳されていました。


しかし、ラコタ族の信仰は一神教ではなく、その意味は「大いなる神秘」に近いものです。


ワカン・タンカは、あらゆるものに宿っている力もしくは神聖さだと解釈され、アニミズムや汎神論の信仰に似た概念です。


ワカン(Wakan)の男女とは賢者のことであり、「大いなる神秘を知り、大いなる神秘とともに力を持つ者」のことです。


この文のカッコで囲んだ箇所に注目してください。アブラハムの宗教(訳注)のように、すべてを支配したり思い通りに操ったりしようとするのではなく、自分たちを取り囲む世界と協力して生きてゆくことが、この土地のいにしえからの生き方なのでした。


訳注:ウインド・ケイブ(Wind Cave):現在のサウス・ダコタ州にある洞穴。世界で初めて国立公園に指定された洞穴である。


訳注:アブラハムの宗教(Abrahamic religions):旧約聖書に登場する、イスラエル民族の祖とされるアブラハムの伝統を受け継いでいる宗教。主なものは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。


ジェームス・R・ウォーカーが、ラコタ族についての研究の中で報告していることによれば、彼らは興味深いことに、生きている人間のひとりひとりは次の4つから構成されていると考えていました。


1.人が生涯を通して結びついている肉体


2.ナギ(nagi)。霊と訳される。バラ十字会でサイキック体として知られている部分。

これは人間の一部でありながら、(一時的あるいは完全に)肉体から分離することができ、現在生活している世界の別の場所や、この世界の上位や下位の領域を体験することができる。


3.ニヤ(niya)。魂と訳されるが、バラ十字会では「ソウル」と呼ばれる。

ニヤから生じるニ(ni)は人の生命力であり、息と同一視されていた。

ニはすべての力の源であり、実際のところ、すべてのものの源泉だと見なされていた。

すなわち、ニがなければ何も起こり得ず、何も生じない。

ニによって体内にあるすべてのものが浄く保たれている。

ニが弱ければ、体の内部を浄化することができない。

そして、ニが肉体を離れる時に、その人の命が終わる。

ニヤ(魂すなわちソウル)は、ニ(生命力)が引き寄せられて体内に入り込み、その人の生涯にわたって体内に留まるための原動力である。


4.シチュン(sicun)。「守護者」と訳され、バラ十字会ではソウル人格として知られている。

その人に事前に危険を知らせたり、悪に抗い正しさを保つように諭したりする影響力である。



この3種類の非物質的存在の説明からは、古代エジプトのアク(Akh:ナギすなわちサイキック体)、カー(Ka:ニヤすなわちソウル)、バー(Ba:シチュンすなわちソウル人格)が思い起こされます。

このような一致はまさに、どのような文化圏の人であっても、現実世界全体の源である普遍的精神と接触して、そこから情報を手に入れることができることを示しています。



スウェットロッジには、囲いの底面が円形をしたものがあります。


あらかじめ地面に囲い専用の穴を空けておき、そこに8~16本のヤナギの枝を差し込んで囲いを作ります。


次に、その枝を湾曲させてドームを作り、頂上の中央で交差した枝を束ね、ヤナギの樹皮から作った細長い紐で結びます。


ヤナギの枝は、曲がりやすい切りたてのものが使われます。


次に、支柱となるこれらの枝でできた構造の周りに、細い枝を地面と水平に編んでいくと、1.5メートルほどの高さのドーム、すなわちイグルー(訳注)のような形をした建物が完成します。


ドームの覆いにはバッファローやヘラジカの皮を用いますが、乾燥した地域では、その代わりに泥を使うこともあります。


覆いの目的は、日光を遮断することと熱を逃がさないことです。出入り口の覆いには厚手の布や毛皮が用いられ、簡単に開けられるように入り口の上だけが固定されています。


訳注:イグルー(igloo):イヌイット族の人たちが雪や氷で作るドーム型の家。


(イラスト:メキシコのテマスカル。左の絵は室内の断面図、右の絵の正面はたき火用の小室)


古代エジプトとアメリカ先住民のどちらの宇宙観でも、知識や英知や啓発の光は東からやって来ると考えられていました。


それは東が、朝に太陽の光が現れる方角だからです。


そのため東は、生命力そのものを表していました。


古代エジプト人にとって、東の地平線の上を昇りつつある太陽は、闇の世界を通過する危険で過酷な旅が完了したことを意味していました。


夜明けは、試練と苦難の終わりの時であり、太陽神が南に高く昇ることは、啓発と力の象徴でしたが、特にファラオにとっては、地上における神の化身としての支配力と権威を意味していました。



アメリカ先住民は、太陽のことを生きている炎だと考えていました


太陽は、毎日の旅を東で開始し、空を横切って、一日の終わりに西で休息します。


スウェットロッジで用いられる石を熱する炎は太陽神でもあり、スウェットロッジの縁(へり)に沿うように座っている人々に生命力を吹き込むのでした。


7個の石は、聖なる7つの方角を表しており、儀式に先立って、たばこの煙を吹きかけることで浄められます。


その後に7個の石は、小屋の中央に作られた盛り土へと運ばれ、それぞれの方角に並べられます。



火は太陽神を表し、たき火が行われるくぼみを部分的に取り囲んでいる別の盛り土の土手は三日月を表しています。


月が意味するのは外側の世界であり、目に見える宇宙でした。


それに対して、石が赤熱している中央の炉が表しているのは内的な世界であり、儀式の参加者は誰もがこの世界と心を通わせたいと願っていました。


炉、いやむしろ、熱せられた石と炉が置かれている場所には、宇宙の子宮という意味が込められています。


ここでは、生まれる前のあらゆる魂が創造され、”生きている魂”がエネルギーを回復し再生します。



ラコタ族の場合、石が十分に熱せられ、スウェットロッジのリーダーが準備のための儀式を行い、呪文を唱え終えると、スウェットロッジの入り口の前に参加者が整列します。


列を導く人は、香りの強い薬草、通常はセージの小枝をアワビの貝殻に乗せて火をつけ、参加者のひとりひとりをこの香で清めます。


つまり、参加者の周囲に両手を用いて煙を広げます。これはスウェットロッジという神聖な領域に入る前の浄めの儀式です。


それが済むと、参加者はひとりひとりスウェットロッジの入り口まで這って進み、額を地面に当てて「ミタクエ・オヤシン」(Mitakuye Oys'in)、つまり「私にかかわる全てのものたち」と唱えてから、母なる大地の真っ暗な腹を象徴しているスウェットロッジの内部に入ります。


このようにして、スウェットロッジを訪れた参加者のひとりひとりは、入り口で祈りを捧げて、他者に対する怒りや恨みを捨て去ります。


「ミタクエ・オヤシン」という言葉には、すべてのものが相互に結びついているという、ラコタ族が持ち続けてきた世界観が表れています。


この言葉は、「私にかかわる全てのものたち」とか「私たちはすべてつながっている」、あるいは「私の全ての縁者たち」などと訳されます。


つまり、他の人も動物も、鳥や昆虫、木や草花も、岩や川や山や谷でさえ、すべてが命の姿なのであって、「ミタクエ・オヤシン」はそれらとの一体化と調和を求める祈りの言葉です。


◆ 再生
Rebirth

 イニピ(Inipi)は浄めの儀式であり、指針となるビジョンを見ることを望む探求者が、無私の境地に入り、一種の精神的再生を体験することを支援するために必要とされます。


スウェットロッジはイニピの中核をなしていて、 そこで捧げられる祈りは、宇宙のあらゆる力を引き出します。


古い時代には、大きな仕事を始める前には、体を浄め、忍耐力と能力を得るために必ずイニピが行われました。


(写真:フーパ族のスウェットロッジ)


◆ 健康
Health

皮膚や肝臓や循環器系の健康障害、リウマチ、関節炎、痛風やその他の慢性疾患、さらには筋肉痛、風邪、うっ血のような急性疾患には、発汗を促すことが効果的であることが昔から知られています。


蒸し風呂は、健康的な発汗をもたらすために使われる方法のひとつです。


スウェットロッジは、具体的な方法が確立されており、おそらくこの種の治癒技術の中で最も効果的であり、何世紀もの間にこの技法が適用された症例は、極めて広範囲に及んでいます。



体を通常よりも温めると、様々な反応が起こります。表面と深部の血流が活発になり、心拍数が上がるだけでなく、拍動の力が増し、体温を調節する機能が高まります。


また、代謝が活発化して発汗が促されます。


こうした多様な影響によって、体内のエネルギーと体液の活発な移動が生じます。


この影響は、激しい運動によって筋肉や臓器や細胞組織の循環が高められることに類似しています。


蒸し風呂はどれもこうした効果を生み出すのですが、スウェットロッジは、伝統ある方法と、担当の治療師が行う調整の巧みさが理由で、高温に対する身体反応が適切にコントロールされ、治療効果が最大に発揮されます。



この記事のまとめとして、次のように言わずにはいられません。


ますます反目しあっている世界の政治の指導者たちのほんの一部であっても、もし敵対している相手と一緒に、スウェットロッジでいくばくかの上質な時を過ごして、互いの家族の話をしたり、大切に思っている身近な事柄を話し合ったりしたとすれば、何が起こるでしょうか。


それぞれに明確な違いがあるにせよ、結局は、他の人たちと同じように個人的な関心事をどっさり抱えた、普通の人間に過ぎないのだというお互いの理解に至り、世界にどれほど大きな恩恵がもたらされることでしょうか。



ホー・ミタクエ・オヤシン。そうだ、みんなつながっているんだ。


△ △ △

再び本庄です。

ご紹介ですが、当会の神秘学通信講座「人生を支配する」の内容を説明したページを、全く新しく書き変えました。ご興味をお持ちの方は、どうぞお読みください。

参考記事:『講座の詳細』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1165003&c=3304&d=ed84



今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。


また、お付き合いください。(^^)/~


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■ 編集後記

センニチコウが咲いています

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1165004&c=3304&d=ed84

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久し振りに牛窓&母のお風呂の思い出

2024年11月21日 22時25分55秒 | 介護

 昨日も暖かい一日でしたが、今日は更に暖かい一日となりました。

最低気温は昨日がこの秋一番の冷え込みで3.9℃でしたが、最高気温は本日の17.9℃。

車に乗ると外気温が18℃~20℃でした。

暑いはず。

日中は薄手の長袖1枚でちょうど良かったです。

 

 

 明日10時から、牛窓で建築士さんと今後についての打ち合わせがあるので、今日牛窓に移動しようとしたら結構忙しかったです。

午前中にと思っていましたが、お買い物もいくつかあり、1時からはZoomでのお勉強会もありました。

荷物も届くかもということで待っていたら結局、家を出たのは3時過ぎました。

 

 

 

 今日の果物は🍎りんご四分の一弱。

本当にこれで綺麗に無くなりました。

その後、冷蔵庫および周辺のお掃除。

すっきりしたところで、お買い物へ。

牛窓に持っていく最低限にしました。

今回の牛窓は季節も変わりましたし、娘一家も1週間使いましたので、一体何がないかわからない状態でした。

が、お布団はいる。

その他、娘達が持って帰って来たバスタオルやタオル等など。

冷蔵庫の中ももう当分来ることはないと思い、腐らないもの以外は持って帰りましたし。

あ、サボテンも

最初と同じくらい結構な荷物になりました。

山の中を2kmくらい走りますが、夜は怖いっ。

道ももっと狭くなります。

まずはオリーブ園に行ってみました。

 

最後に牛窓に来たのは10月4日(金)~6日(日)まで。

母のレスパイト入院の期間でした。

このレスパイトで母の体力気力が随分と落ちましたので、もう2度とどこへも行かせまいと思いました。

でも、母は結果的には1ヵ月も経たないうちに逝ってしまいました。

この期間に母は1ヵ月振りにお風呂に入れて(退院時に入れてくれて以来)、その後、訪問入浴2回。

最後は亡くなる3日前でした。

本当に本当に気持ち良さそうで、ドクターも居て下さり(娘を入れたら2名ですが)、看護師さんも2名も。

母のあまりの気持ち良さそうな顔と「気持ち良かった」と聞かれたドクターの言葉にも私の言葉にも頷いて・・・もう皆が嬉しくて拍手喝采となりました。

あとでケアマネさんからご連絡があり「普通は書類で来るのだけど、訪問入浴の方からすぐに喜びの報告があったんですよ。すごく気持ち良さそうで、御本人にも娘さんにも喜んでもらえて本当に良かった」と興奮状態のままのお電話だったそうです。

ドクターもとても喜ばれ「こんなに成功した訪問入浴はない」とまで言われました。

「気持ち良かったですか」の質問に母が頷いたものですから、ドクターもひどく喜ばれて「来て、来て下さい」。

訪問入浴中にドクターが立ち会われる事態まれなことらしく、ドクターには本当に感謝しかありません。

多分、このまま亡くなることも十分あり得るという中での入浴だったと思います。

入れてあげられて本当に良かった。。。

 

 

本当に季節が移り変わって木々の色がすっかり緑から黄土色に変わりました。

 

 

朝から午後にかけて快晴でしたが、少しずつ曇ってきましたので、景色がぼんやりしています。

 

この船は何

 

 

このおにぎりのような山は讃岐富士だと思われます

 

石段

 

家に入ると、和室の障子に穴が開いていました。

すでに初日に報告がありました

 

日が暮れるのが早いです。

明日の朝、空気がシャキ~~ンとしているうちに又、眺めてみます。

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.11.21

 

怠け心

 

人間はおっくうがる心を刻々に切り捨てねばならぬ。
そして齢をとるほどそれが凄まじくならねばなるまい
━━━━━━━━━━━━━━
森信三(哲学者)
○『森信三一日一語』(致知出版社刊)より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(11月21日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

あなたが一番嫌いな人の人生とその活動の中に、あなたが《創造主》の内に崇拝する何かを見出せないうちは、あなたはまだ正しく考え始めていないことになる。

For until ye are able to see within the life and activities of those ye have come to hate the most, SOMETHING ye would worship in thy Creator, ye haven't begun to think straight.

(1776-1)

 

 

 

 

 

★[ECCJメルマガ]諺に学ぶバランス感覚


*********************************************************************
■□■ 諺に学ぶバランス感覚 □■□ 0437号
---------------------------------------------------------------------


東京では急に冬が始まったかのような寒さとなりました。

また秋らしい日が戻ったら、紅葉狩りに出かけたいところです。


一年の終わりが近づいてくると、「年内にやっておかねば」という気持ちが増えてまいります。

そのため、大晦日まで働きづくめ、なんてことにもなりかねません。。。


わたしは元々、余暇を充実させることが得意な人間なのですが、年々仕事量が増え、仕事の楽し
さも手伝って、うっかりすると連日休まず働いてしまいがちです(^^;

ケイシー流の生き方を実践することも半ば仕事のようなものなので、毎日のルーティンをこなし
ていると、日々があっという間に過ぎていきます。

ですが仕事が続いたら、わたしはある諺を用いたリーディングを思い出し、余暇の時間を作るよ
うに心がけています。


エドガー・ケイシーは7件のリーディングで同じ諺を引用して、わたし達に仕事と遊びのバラン
スをとるよう勧めました。

それは「仕事(勉強)ばかりで遊ばないとつまらない人間になる」(All work and
no play makes Jack a dull boy)というもので、働くこと
と遊ぶこと、そのどちらも大切だとリーディングはわたしたちに教えたのです。

当然と言えば当然ですが、頑張り過ぎたり、休み過ぎたりと、うまくバランスをとるのが難しい
ことがよくあります。

そしてこの偏りが、わたしたちに不調をもたらすのです。


余談ですが、映画『シャイニング』の中で、ジャック・ニコルソン演じる狂気の主人公がタイプ
ライターで大量の原稿を書いているのですが、実は原稿の全てがこの諺の繰り返しで書かれて
いて...!
それを奥さんが見つけて驚き怯える、という場面があります。

心理的にとっても怖いシーンなのですが、わたしはいつも、「リーディングの諺だ~♪」となん
だか楽しい気持ちで観てしまいます笑


下記のリーディングには、働くのに最適な時間についても面白い見解が述べられています:

(問)どうすれば、長い時間働き続ける能力が高められますか? そして働くのに最適な時間帯
はいつですか?

(答)働くのに最適な時間帯とは? どんな人にとっても、仕事のことを考えている人の数が少
ない時間帯である!

肉体の抵抗力を高めることで、肉体的な労働の時間と精神的な労働の時間をコントロールできる
ようになる。

「仕事ばかりで遊ばないとつまらない人間になる」と諺にあるように、遊んでばかりいて働かな
いと──結果的に人は同じように成すべき事が果たせず役立たずになるという事を覚えておき
なさい。

すべての個人にとって(そして特にこの人にとって)最適なのは、時間を配分することである。
勉強のための一定の時間、リラックスのための一定の時間、精神的な労働のための一定の時
間、肉体的な活動のための一定の時間、本を読むための一定の時間、社会的な活動のための一
定の時間を定めなさい。

そしてこの時間割を単なる機械的なものとしてではなく、それぞれの変化と、それぞれの活動が
より良いバランスを作るのに役立っていると意味付ける限り──個人の活動を容易にするだけ
でなく、したいと思う活動が何であれ、それらを行うための集中力が与えられる。(440-
2)


様々な活動に時間を配分していくことが、すべての人にとって最適だとリーディングは主張して
います。

働く時間、遊ぶ時間。休む時間。

それぞれを定めて変化を楽しむことが、良い循環と充足を生むのです。

地球という2極のバランスに満ちた星で、わたしたちは仕事と遊びからも、バランス感覚を身に
つけられるのですね。


師走という忙しい時期に入りますが、バランスを心がけて、より良く年越しをお迎え頂ければと
思います。


(文責:岩隈 幸恵)

コメント (2)
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介護後

2024年11月15日 21時26分00秒 | 介護

 今日のお天気は曇り&雨。

日中の気温も上がらず少し冷え冷えとした一日となりました。

おこたを出そうかと迷いつつ、今日はまだ出さず、一日中籠って、あれこれ整理をしました。

 

 

今日の果物

カラフルなフルーツは今日までかな。

少しお腹の調子を崩したようなので、朝からたっぷりお野菜を食べました。

今日はサラダではなく蒸し野菜やトマト野菜スープ、野菜の卵とじ等など。

お昼は息子が作ってくれたホットケーキの素の残りを使ってパンケーキを焼いてみました。

今日外に出たのがゴミ捨てと洗濯物干し。

ちょっと外に出なくちゃと思い、寄せ植えなどの写真を撮りました。

 

 

 

 

コスモスが復活しました。

 

 

 

このオレンジのバラの名前はわかりません。

公園で引き抜かれていたものを何人かで挿し木をしたものですが、育ったのは我が家だけだったようです。

とってもいい香りがします。

 

「ラ・マリエ」は一輪、「パパ・メイアン」は5~6本咲いていますが雨で傷んでいます。

  

 

 介護中から、あるいは介護後に体調を崩された方が多いと言うことをよく伺います。

先日、御ミサに行った時、一人の女性が癌を患い、現在治療はしていますが、死に支度をなさっていて本当にびっくりしました。

このブログでも書いた気がしますが、お母様を亡くされて12月で1年が来ます。

もう断捨離も済ませ、家の中にはもうほとんど物がないそうです。

子供達が困らないように、自分のお葬式の準備を始められていました。

入院なさっていて久々に教会にいらしたようで、神父様も心配されていました。

きっといろいろな思いもあるでしょうに、引継ぎなど淡々とすべきことをなさっていてその姿が忘れられません。

 以前、ケアマネさんでしたか、からもお聞きしたことがあります。

ブログにも書いたと思いますが、体調不良でお母様を何とかグループホームに入れたら、想像以上に馴染まれて「こんなことならもっと早く入ってもらったら良かった」と言われた後、病院に行かれたら末期の癌で、お母様よりも先に逝ってしまわれたそうです

 私が今、メール交換をさせて頂いている(ブログを読まれてメールを下さいました)方も、介護後不調でいらっしゃいます。

コメントでも何人もの方が今後の私の体調を心配をして下さっていました。

そういうこともあり、ゆっくりぼつぼつやって行こうと思っています。

が、ちょっと怠惰過ぎな面も。。。

雨が上がったらウォーキングには行かなくちゃ

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.1115

 

徳のある人は孤独を感じることはない

 

徳は孤ならず、
必ず鄰(となり)あり
━━━━━━━━━━━━━━
東洋古典『論語』
○月刊『致知』2024年12月号
連載「四書五経の名言に学ぶ」【最新号】より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(11月15日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

今日あなたが持っているものを使いなさい。そうすれば、それがあなたの前で展開するにつれて、さらなる歩み、さらなる手段が与えられるでしょう。

Use that in hand.
Use that ye have today.
Then as it opens before thee, other steps, other measures may be given thee.

(1776-1)

 

 

 

★[ECCJメルマガ]背骨はオイルを求めている


*********************************************************************
■□■ 背骨はオイルを求めている □■□ 0436号
---------------------------------------------------------------------


暑さが和らいだからか、センターに寄せられる健康関係のお問い合わせが再び増えてきています

このところ目立って続いているのが、精神疾患のご相談です。

まだまだ知る人が少なくて大変残念なのですが、ケイシーのリーディングは精神疾患の原因が脳
ではなく、背骨にあると主張しました。

ですのでケイシー療法では、背骨を整えることを第一に行っていきます。

オイルマッサージは家庭でできる、最も手軽な療法ですが、日本人にあまり好まれないのは残念
だと思っています。


そしてお問い合わせの中には、残念なことに、最適でないオイルを使っているケースも多くあり
ました。

皆様なぜか「ひまし油」を塗りたくなってしまうようですが(^^; 特定の場合を除いて、ひ
まし油をマッサージに使うことはありません。

ぜひピーナツオイルやオリーブオイルを使ってみて頂きたいです。


その他にも、年齢とともに増える目や耳のトラブルは、首や背骨に原因があることが多くなりま
す。

街を歩いていても、背中や首が曲がっていたり、傾いたりしている方の多いことが、大変気にな
ります。。。

わたしたち日本人は「お風呂で洗う」民族ですから、「オイルを塗る」のは確かに気持ち悪いよ
うに感じてしまいます。

ですが、すべての背骨はオイルを求めていると言っても過言ではありません!


オイル活用が常識になれば、この世の沢山の不快が取り除けるでしょう。

何より、オイルは筋骨格そして皮膚の栄養になり、皮膚から身体に吸収されるのです。

上質のオイルをしっかり塗りこむだけで、オイルが働いてくれます。


尿道炎と足のトラブルがあった32歳の男性は、リーディングにこのように言われました:

(問)マッサージはオステオパスに施してもらう必要がありますか?
(答)たっぷりお金を払いたいのでない限り、その必要はない。

奥さんにしてもらうとよいだろう――オステオパスがするよりも、はるかに上手にやってくれる
だろう! (3381-1)


リーディングはプロの施術師よりも家族が上手にやってくれることを保証したのです!

近い将来、日本のケイシーセンターでもマッサージの勉強ができるように準備していきたいと思
っています。


他者の役に立つためにも、まずは自分の背中にオイルを塗って、背骨を楽にしてあげてください


(文責:岩隈 幸恵)

 

 

 

 

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日配信)

 

人類と地球を愛するあなたへのお手紙


バラ十字会日本本部AMORC

 

【ぜひお友達にもこのメルマガを教えてあげてください】⇒

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161628&c=3304&d=ed84

 

 

こんにちは、バラ十字会の本庄です。


━…………………━

文章を以下に転載していますが、関連する美しい写真と参考リンクのボタンが挿入されていますので、下記のURLをクリックしてお読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161629&c=3304&d=ed84

(人類と地球を愛するあなたへのお手紙|ヒューマニズムとスピリチュアリティ)

━…………………━


立冬が過ぎ、すっかり寒くなりましたね。


東京板橋の事務所でも、暖房を用い始めました。


いかがお過ごしでしょうか。



◆ ヒューマニズムとスピリチュアリティ

今回は、ヒューマニズム(humanism)とスピリチュアリティ(spirituality)の2つを話題として取り上げます


このいずれも、その意味についてはすでにご説明したことがありますので、手短にご紹介します。



ヒューマニズムとは、すべての人は尊重されるべきだと考え、人類全体が幸せであることを願う精神のことです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。


参考記事:『ヒューマニズムとは何かを解説』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161630&c=3304&d=ed84



スピリチュアリティとは、意外だと感じる方もいらっしゃることと思いますが、人の心の深い部分が感じる、美しさ、厳かさ、素朴さのことです。

こちらも、下記の参考記事に詳しく解説されています。


参考記事:『スピリチュアルとは?本当の意味を解説』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161631&c=3304&d=ed84



当会のフランス代表が、「人類と地球を愛するあなたへのお手紙」という文章を、自身の人気のブログに公開しており、その内容は、ヒューマニズムとスピリチュアリティの2つに深く関わっています


このお手紙の日本語訳をご紹介させていただきます。


▽ ▽ ▽

記事:『人類と地球を愛するあなたへのお手紙』

Open letter to the Citizens of the World


バラ十字会AMORCフランス本部代表セルジュ・トゥーサン



「人間には、自身の本質から発せられる命令によって、そして、生き延びようとする生物としての本能によって、希望を心に抱き、ものごとを楽観的に考える力が与えられています。」

『バラ十字友愛組織の姿勢』(Positio Fraternitatis Rosae Crucis, 2001)より


* * *

私たちは、この公開のお手紙をあなたに宛てて書いています。


そしてこの手紙が、あなたの心へと届くことを深く望んでいます。


そうすることがみなさんの助けになり、今必要なことだと考えているからです。



もちろん私たちは、みなさんがこのお手紙の内容に全面的に同意されるわけではないだろうということ、そして異議や反対のご意見や、批判をもいただくかもしれないということを十分に承知しています。


私たちは思想の自由に深い敬意を払っています。


ですから、みなさんそれぞれに、ご自身の信じるところに従って、このお手紙の内容を判断していただきたいと思っています。


しかし、このお手紙をお読みいただくことは、どなたにとっても、少なくとも、さまざまなことを考えるための材料として、お役に立つと考えています。



◆ 「人類は集団的な狂気に捉えられている」

まず、現在の世界の状況を、私たちバラ十字会がどのように見ているかについて申し上げたく思います。


人類は、社会全体に漂う狂気に悩まされていて、自分自身が進むべき方向性を見失ってしまっていると私たちは感じています。



あまりにも愚かで低俗で恥知らずなテレビ番組が、視聴率の最高記録を破り、のぞき見主義が頂点に達しつつあります。


最低限の努力で、できるだけ早く金持ちに、そして有名になることが人生の目的であると私たちは信じ込まされてしまっています。


暴力がテレビや映画の中で称賛され、日常生活に蔓延しているように思えます。



マスメディアはまるで、人間の性質のうちの暗黒面だけを強調するように強いられているかのようです。


持って生まれた素質が、たまたま流行に合っていたり、見せかけのエリートたちを楽しませることができた人々が、スターとかアーティストと呼ばれています。



高齢者への差別は深刻な影響をもたらしています。


ユーモアが、あざけりと混同されています。


また、作り上げられた美しい体や高い運動能力を持つ人だけが、盲目的な個人崇拝の対象となっています。



無礼な振る舞いが称賛される一方で、品のよい振る舞いは軽蔑されています。


厚かましさやでしゃばりや横柄な態度が、まるで美徳であるかのように扱われています。


しかも、今申し上げたようなことはほんの一部でしかありません。



(写真:高層ビル)


◆ 現在の世界的危機の原因

 世界が、ここ数年来直面してきた財政的、経済的、社会的な危機は、今申し上げたことのすべてと無関係ではありません。


人々はこれらの危機を、ゆがんだ金融や銀行のシステムだけのせいにしていますが、それは誤りです。


これらの危機は、社会のさまざまな面が、全般的に腐敗していることによっても引き起こされています。


そして、この現象はいわゆる先進国で顕著に見られます。



さまざまな種類の宣伝や評判は、間違っていることのほうが多いのですが、そのような情報の渦に放り込まれ、どんな犠牲を払ってでも浪費するのが良いことであるかのように、人々は仕向けられています。


「所有していること」が人生の理想であり、「ありのままであること」は不利益であると思い込まされているのです。



このように、ヴァーチャルなお金や現実のお金が基礎となり、抑制の利かない大量消費社会が成立してしまいました。


お金とは、全ての人が物質的な面でごく普通の生活をするために、必要なものを得るための交換の手段にすぎないはずなのですが、お金そのものが目的となってしまっています。


お金を手に入れたり、使ったりするときに必要な道徳観は、今では無視されてしまっています。



これほどまでに、お金が堕落や腐敗や社会的な不平等といったものの原因になることは、以前はおそらくありませんでした。


熱狂的な貪欲と強欲に支配された王国には、お金を巧妙に操作する人たちが無数にいて、人々の新しい崇拝対象としての役を演じています。



みなさんの中には、このような私の主張は深刻すぎるし、あまりにも否定的であり、度を超えた悲観論者が今日の世界に対する見解を述べていると考える方がいらっしゃるかもしれません。


あるいは、厳格な道徳的秩序を求めている保守的な夢想家の言葉にすぎないと思われる方もいらっしゃるでしょう。



しかし、バラ十字会の哲学によって私たちの多くは、楽観主義、さらにはユートピア的理想主義が好ましいものだと考えています。


道徳とは、自分自身や他の人や環境に対する敬意にほかならないとバラ十字会は考えているので、道徳に対する私たちの取り組みは、知的で分別のあるすべての人々が共有できるものだと私たちは考えています。


他人に道徳を説くことや道徳を振りかざすことは、真の道徳とは全く関係がありません。


そして私たちは、人類の今の状況についてのバラ十字会の意見は、まさに現実に即したものであると考えています。


ですから、部分的にではあるかもしれませんが、みなさんが私たちの意見に共感していただけることを期待して、話を先に進めたいと思います。



今問われるべきことは、なぜ世界がこのような状況になったのかということです。


バラ十字会の見解では、行き過ぎた物質主義と個人主義の中に、世界が徐々に沈み込みつつあることが原因です。



現代では、ほとんどの人々が、あたかも人生の目的は、生活のための物資をできるだけ多く獲得することや、強烈な感覚的な喜びを何度も楽しむことであるかのように振る舞っています。


そうすることで、人は人間のもっとも自己中心的な面、たとえば、所有したい、支配したい、人によく見られたいといったさまざまな欲望をますます助長させています。



その結果、人々は以前よりも個人主義的な傾向を強め、その必然的な結果として、他人をもっと排除するようになります。



さらに、ただ神を信じることや、神について話すことは、今の世の中ではふさわしくないこととされており、ほとんど時代に取り残された考え方とされています。


「誰もが自分のために行動する」という風潮は今や文化となり、無神論がライフスタイルになってしまっています。


私たちは、このような状況は人類全体の幸せに悪影響を及ぼすと考えており、とても残念に思っています。


(イラスト:手に囲まれた白い光)


もしこのような見方に共感していただけるなら、この悪循環を終わらせるためには、そして、今よりも良い日々が、ふたたび訪れるという望みを人類が抱くためには、たったひとつの解決法しかないことがご理解いただけることと思います。


その解決法とは、ヒューマニズム(humanism:すべての人間を尊重すること)とスピリチュアリティ(spirituality:精神性)の大切さを今まで以上に、多くの人たちに気づいていただくことです。


そのためにバラ十字会は、会の哲学と講演や講義を通して力を尽くしています。


人類が現在の状況から抜け出し、「文明」という言葉がふさわしい状態にまで進歩するために、人類はヒューマニズムとスピリチュアリティという二本の柱の上に立つべきであると、私たちバラ十字会は考えています。


もしそうしなければ、私たちが直面している世界的な危機は増大し、さらに多くの難題や試練や苦悩を生み出すことになります。


バラ十字会は2001年に、宣言書『バラ十字友愛組織の姿勢』(付記)を世界中で発表しましたが、この宣言書の目的もヒューマニズムとスピリチュアリティの重要性を訴えることでした。



付記:当会の宣言書(manifesto:マニフェスト)『バラ十字友愛組織の姿勢』は、次のリンクで読むことができます。


https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161632&c=3304&d=ed84



◆ 「ヒューマニズムの大切さを今まで以上に、多くの人々たち気づいていただきたい」

繰り返しますが、「ヒューマニズムの大切さを今まで以上に、多くの人たちに気づいていただきたい」と私たちは申し上げました。


私たちが心を配らなければならない最大の焦点は、仲間である人間についてであり、そして、経済や政治や科学や技術といった様々な人間の活動のすべての分野は、すべての人の役に立つためにあるのだということを、ふたたび確認することが緊急の課題となっているからです。


人類は進歩を続け、21世紀の初めに至ったというのに、いまだに数百万人もの男性や女性や子供たちが餓死し、飲料水を得る手段を持たず、当たり前の家もなく、極貧の生活を強いられ、医療を受けることもかなわず、屈辱的な条件で働き、読み書きもできないでいるのです。


こんなことを誰が認められるというのでしょうか。「生きる」ということと「ただ生き延びる」ということを一緒にしてはいけません


人類全体として見れば、私たちにはすべての人々を幸せにする知識と技術的手段があるのですから、これは、あまりにも悲しく痛ましいことです。


このことは意志の問題にすぎないのです。



時代とともに、私たち人間は、自分たち自身が作り出した世界を、人間とは乖離した、よそよそしいものにしてしまいました。


この現代社会で私たちは、情報技術と機械に過度に頼るようになってしまっています。


以前は技術的に実用化されておらず、必要とされてもいなかった分野で、技術や機械が、ついには私たち人間の代わりをするようになりました。


その結果、社会からは人間性が失われ、ただ生き延びることだけが目的になりました。


そのような社会においては、希望が絶望へと変わってしまったのです。



インターネットの時代となり、人々はモニターの画面を通して交流していますが、実際にお互いに話しかけることはありません。


その結果、ほとんどの人々はほんとうには幸せでなく、多くの人々がストレスを感じ、不安になり、抑圧されて、ある意味で不幸になっています。


社会の進歩のレベルは、技術的な成果や科学的な知識によって評価されるのではなく、その社会のすべての人々が実際に幸せなのかどうかと、ともに生きていくことで得られる喜びによって評価されるべきです。


(イラスト:世界地図)


現在では国際化が進み、どんなに大きく強い国であっても、他の国々-それがどんなに小さく弱い国であっても-他国の発展を考慮することなしに繁栄することはできません。


その意味で、世界は一つの国家のようになっています。


これはすべての人が喜ぶべき事実です。


そしてすべての人の運命は互いに結びついています。「世界市民」(Citizen of the World)という概念は、もはや単なる机上の空論ではなく、すでにひとつの事実であり、そこでは、すべての人の幸せと、ひとりひとりの幸せを同時に考慮に入れなければならないのです。


そこで、もしみなさんがまだそうしていないのであれば、個人主義を超え国家主義を超えて、『人間の義務に関するバラ十字宣言書』の第10項をぜひご自身で実行していただきたいのです。


そこにはこう書かれています。


「人類全体のことを自分の家族であると考え、いかなる状況にあろうとも、そしてどこにいようとも、世界市民のひとりとして振る舞うことが、ひとりひとりの個人の義務である。」

「そしてこのことは、ヒューマニズムを、自分の行動と哲学の根本原則にすることを意味している。」



しかしながら、ヒューマニストになるということは、すべての人の幸せのために活動するということだけを意味しているのではありません。


それはまた、私たちが生活している環境、私たちの生命そのものが依存している環境にも関心を払うことを意味しています。


地球温暖化、広範囲な汚染、過度の森林伐採、増大する生態系の不均衡といった様々な弊害が地球を脅かしています。


ご存じの通り、このようなことに終止符を打たない限り、私たちの地球は、暮らすことのできない場所になるかもしれません。



このことについても人類は、変化をもたらすのに必要なだけの知識と技術を持っています。


しかし、個人として、あるいは集団として、それをなし遂げようとする意志がないのです。


私たちの子孫の立場に立って言えば、この状況に気づいていなかったとか、それに向き合うだけの心の準備をしていなかったとかの言い訳は、どれひとつとして正当なものではありません。


地球は創造物の中でも最高の傑作であるとほとんどの人が考えているのですから、私たちの矛盾は、なおさら非難されるべきものです


地球が守ってくれている多種多様な自然の王国に見ることのできる美しさと驚異を目の当たりにすると、地球は神聖なものであると無神論者でさえも考えます。


このような多くの人の共通認識を考えに入れるならば、地球の保護を、ヒューマニストのための世界共通の行動の動機とすることに、何を躊躇する必要があるのでしょうか。


(次週掲載の後半に続く)



著者セルジュ・トゥーサンについて

1956年8月3日生まれ。ノルマンディー出身。バラ十字会AMORCフランス本部代表。

多数の本と月間2万人の読者がいる人気ブログ(www.blog-rose-croix.fr)の著者であり、環境保護、動物愛護、人間尊重の精神の普及に力を尽している。


△ △ △

再び本庄です。

次回の配信(来週の金曜日)では、このお手紙の後半をご紹介させていただきます。



下記は、9月に配信したセルジュ・トゥーサンの記事です。


参考記事:『進歩とは?その類義語|「進歩」と呼ばれている全てのことがほんとうに望ましいことなのか』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161633&c=3304&d=ed84



今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。


また、お付き合いください。(^^)/~


==============

■ 編集後記

ケイトウが咲いています

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1161634&c=3304&d=ed84

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母が逝って早や1週間&御礼

2024年11月09日 21時29分30秒 | 介護

 今日は本当にいいお天気でした。

空は青く、太陽はぽかぽか暖かくて・・・

(でも、朝は寒くて、又この秋の最低気温を更新して5.5℃でした)

母が逝って早いものでもう1週間が経ちましたが、まだ実感が湧きません。

今はもう心配する人もいない、自由に外出が出来るのが何だか不思議です。

外出しても早く帰らなくちゃと無意識に思っていて、まだ慣れません。

今日は身体がしんどくて外に出る気にならず家の中に籠っていました。

(母が亡くなる前の先週の土曜日の午後もしんどかった)

もしかしたら、反対かも。

家に籠っていたからしんどくなったのかもです。

家のお台所、いつも母を見ながら座っていた場所に座って領収書の整理などをして過ごしました。

流石にこれはヤバいわと思い、夕方近くになって写真が1枚もないことにも気が付き、外で出ました。

 

朝顔はもう本当に終わりのようです。

今日はパンジー、ビオラも買いに行けませんでした。

 

今は「パパメイアン」が咲いています。

 

果物も食べませんでしたので写真がないです。

その後、食べるものがないのでお買い物だけには何とか行って来ました。

大きな喪失体験をしたばかりなのだから、仕方がない。

一日中お布団の中にいてもいいのかもしれませんが・・・余計、ひどくなる

 今日はホスピス仲間よりお花料(お香典でも全然いいのですが)が届きました。

「お香典は辞退し、お通夜お葬式では「おかき」を会葬お礼に渡して欲しい」(出来れば表装や色紙も)と母が常々言っていましたのでそのようにしましたが、それでも全部が全部辞退は出来ず

送って来て下さったり、教会で辞退しても家まで持って来て下さったり・・・

このホスピス仲間の心の籠ったお手紙、心に沁みました。

母も含めて4人で楽しく話したことも幾度かあり、表装などももらってもらいました。

(誰かが言った言葉)

「人間を人間たらしめているのは記憶だ」と

お母様は芸術を愛し、人との関わりを楽しみ 生き抜いた方として、その私の記憶が

私を私たらしめると信じています」

今日、友人のひとりは大阪へ念願の「川瀬巴水」の展覧会へ。

帰りの新幹線と伯備線の中で久々にライン交換をしました。

私達のことですから、生や死、魂の進化やそれぞれの親の死に方などについて飽きもしないで話し続けました。

途中で、久し振りに涙がこぼれ落ち続けました。

母はなぜそばに居たのに黙って逝ったの

なぜ私は静かに寝ていると思わないでもっと早く見に行かなかったの

いろいろと考えられます。

私を動揺させたくなかった。

普通の日常生活の中で逝きたかった。

私がブログを書いているのを邪魔したくなかった。

仕方がなかったとは言え最後の吸引がしんどかったのだろうと思います。

母が私と2人だけの時に逝くだろうということはほぼほぼ何故か確信がありました。

やはり、ドクターも同じことを言われていましたが、人は死に方を決めてくるのだろうと私も思いますし、今までも感じてきました。

ですから、これがベストだったのだったとは思います。

しかも寝たまま苦しまないで逝ったのですから。。。

苦しんでいたら私はとても辛かったに違いありません。

11月3日のブログ

「母の時」

にお悔やみを頂いた方には、まだおひとりおひとりにお礼を申し上げていませんでしたので、ここでお名前を書かせて下さい。

mirapapaさん
真庭の魔女姉さま
くぁんみぃさん
Keiko(けいこ)さん
ミーばぁちゃん
storytellerさん
みっちっちさん
oyajisannさん
ビオラさん
のりさん
ぶーばーさん
たいぴろさん
otomechanさん
platsakeさん
wakoさん
なおともさん
マンマ♪さん
田舎ぐらしさん
ガーベラさん
pagura85さん
イケリンさん
stitchclub_2008さん
八丁堀さん
げたのうらさん
chokushouさん
翔真さん
ekamukamu0708さん
bolicaminandoさん
sc0317さん
ぺんぺん草さん
zooeyさん

本当にたくさんの応援、お祈り、心配をありがとうございました。

中にはかつて介護なさっていらした方、現在真っただ中にいらっしゃる方も何人もいらっしゃいます。

「母の時」以外のページでコメントを下さった方々も含めて、おひとりおひとりのコメントを何度も何度も読ませて頂きました。

これからも読ませて頂くことと思います。

本当にありがとうございました。

又、毎日欠かさず読んで下さっていた方々も何人もいらして下さり、メールで個人的に励まして下さった方、本当に言葉では表現出来ない位感謝しています。

こうしてブログを書きながら心を整理し、落ち着けて、皆さまに励まされて、日々がんばることが出来たと思います。

母もきっと天国で皆さまに感謝していることと思います。

本当にありがとうございました。

 これからの人生はまだ考えらえませんが・・・セカンドライフが介護になりましたので、これからはサードライフ

まずは今日からなるべく早く寝るようにしたいと思います。

私はEarly bird(早起き)ですから、10時には寝るようにし、生活を徐々に立て直していきたいと思っています。

もうヘルパーさんも来ませんし、気遣う母もいないわけですから。

最近、娘が早朝に何気にメールをくれています。

お婿ちゃんも必ずメッセージか電話をくれています。

今日は土曜日ですから、娘とお婿ちゃんと話をしました。

明日は母の為に御ミサを頼むと言っていました。

「ママ、英語とイタリア語とどっちがいいですか

「じゃあ、イタリア語」

「子供達は英語の教会が好きです」

「じゃあ、英語」

 ブログと、遠く離れてはいますが家族と、友人達との何気ない会話に日々助けられています。

ブログはお顔も何も存じ上げない方々との繋がりですが、この繋がりも確かにリアルな世界だと感じています。

心から感謝です。

そう言えば、母も3つの遺言の中のひとつに「感謝して生きなさい」と書いてありました~

★致知一日一言【今日の言葉】2024.1109

一粒の砂の中に世界を見る

一粒の砂のなかに世界を見、
一輪の野の花に天国を見、
手のひらで無限をつかみ、
一時のなかに永遠をつかむ。
━━━━━━━━━━━━━━
ウイリアム・ブレイク(イギリスの詩人)
○『致知』2024年12月号
連載「人生を照らす言葉」より
━━━━━━━━━━━━━━

★[ECCJ] 今日(11月09日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

あなたの神、あなたのキリストは、あなたのことを知っておられ、あなたを必要としておられる。

He, thy God, thy Christ, is conscious of and hath need of thee.
(5064-1)

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各種手続きへ

2024年11月08日 22時18分45秒 | 介護

 今朝も寒く、この秋一番の冷え込みとなったようです。

今日の最高気温は16.5℃、最低気温が6.5℃。

ガスストーブを付けています。

寒いので朝、お布団の中でぬくぬくと過ごしていて、歩きに行っていません。

当分はいいかなと思いつつ・・・

やはりまだまだ遅く起きてもいいんだということが身体に沁み込んでいないので、同じように早朝から目が覚めてしまいます。

今日の果物

母の祭壇のお花をひとつ、母のアトリエに持ってきました。

母の好きな紫系のお花をお願いしましたので、こんな感じになりました。

  

祭壇のお花

ブロ友さんが送って下さったカサブランカが間もなく咲きそうです。

  

こんなにお花が多いと嬉しくなりますね。

きっと母も喜んでいるに違いないですが、「勿体ない」と言っているかな

 

これは枕花

全部がパープル系です。

   

 

このシンビジュームだけがちょっと色が濃いでしょうか。

 

 

 

 

 お赤飯を焚きました。

お嫁ちゃんにあれこれたくさん持って帰らせたので、冷蔵庫もキッチンの下も空になりつつあります。

使い切ってから次を買おうと思っています。

一旦0にしてリセットしたいです。

 

 

  睡眠不足が続いていますし、迷いましたが、家の中に籠っているのはよくないと多い、各種手続きの為に区役所へ行きました。

セレモニー会館から頂いた冊子に「今後すること」に付いて書かれてありましたので予め、「お悔やみ係」に電話をしたところ、予約の場合は18日以降となりますので、4時頃から出かけてみました。

スムースに進んで1時間で終わりました。

喪主を務めると何と5万円、市から出るそうです

(我が家の場合は私と息子ですが、お金は5万)

 

 

 その後、スマホの解約へ。

淋しいなあと思っていたところ、電話が使えなくなるだけで、ラインもネットも使えるので何かと重宝するような

以前から参加してみたかったスマホ教室にまず日曜日に予約して帰ってきました。

 

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】2024.1108

 

子育てにも法則がある

 

子供より半歩下がって、
子供が一歩先に進む手伝いをするのが親の役目です
━━━━━━━━━━━━━━
内田伸子
お茶の水女子大学名誉教授
○『致知』2024年12月号
特集「生き方のヒント」より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」

 

稲盛和夫に学んだ運命を高める生き方

 

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●稲盛和夫に学んだ運命を高める生き方
大田嘉仁氏(日本航空元会長補佐専務執行役員)
--------------------------------------------------------------------------------


稀代の名経営者・稲盛和夫氏の側近として30年近く
行動を共にしてきた大田嘉仁氏。

稲盛氏と共にJALの再建に携わり、
2年7か月という短期間での奇跡の再上場に大きな役割を果されました。

このたび大田氏が稲盛氏の傍らで聞いた言葉を書き留めた
60冊の秘蔵ノートの中から、特に心に残った言葉を
ピックアップしてまとめた『運命をひらく生き方ノート』
が弊社より、上梓されました。

大田氏が稲盛氏から学んだ「生き方のヒント」とはどういうものだったのか。


大田嘉仁氏はこう語られています。

1978年、新卒で京セラに就職した私は、1991年春に稲盛和夫さんが
政府の第三次行政改革審議会部会長に抜擢された際、
突然、特命秘書に任命されました。
それ以来、京セラを退任するまでの30年近い時間を共有し、
稲盛さんの謦咳に接してきました。


その間、私は稲盛さんと話をしていて気になったこと、
気づいたことなどをノートにメモし、
そのノートは退任時には60冊ほどになっていました。

そのことを日頃から親しくさせていただいている
致知出版社の藤尾秀昭社長にお話しすると、
「貴重な記録なので、そこから印象に残る稲盛さんの言葉を抜き出して
書籍としてまとめてみたらどうですか?きっと、世の中に役立つはずです」
とのご提案をいただきました。


私自身もせっかくのノートをそのままにしておくのは
もったいないという気がしていたので
「分かりました」とお答えし、
改めてノートを読み返してみることにしました。


いざノートを開いてみると、走り書きでよく読めない字も多く、
言葉を選び出すまでに膨大な時間がかかりました。

ただ、不思議なことに、8割くらいノートを読み終えたあたりから、
「私をピックアップしてほしい」と言葉のほうから
目に飛び込んでくるように感じ始め、読み返す作業は少し楽しくなりました。


また、「あの時、稲盛さんはああ言っていたな」と懐かしく思い出したり、
「こんなにいい言葉をなぜ覚えていなかったのだろう」と残念に思ったり
することもありました。

夢中になってそのような作業を続けていると、
目の前に稲盛さんがいて会話をしているような感覚に襲われたりもしました。


その意味では、ノートから2,000個近くの言葉を抜き出し、
それを分類・整理し、さらに言葉を選ぶという作業は、
苦労は多かったものの、結果として貴重な経験になったように思います。

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(11月08日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

自分自身を分析してみなさい。なぜなら、あなたが直面するあらゆる問題の答は、あなた自身の内に見つかるからです。

Study self, for in self may one find the answer of all the problems that may confront an entity.

(423-2)

 

 

 

 

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日配信)

 

EQ(心の知能指数)とSQを高める方法


バラ十字会日本本部AMORC

 

【ぜひお友達にもこのメルマガを教えてあげてください】⇒

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159573&c=3304&d=ed84

 

 

こんにちは、バラ十字会の本庄です。


━…………………━

文章を以下に転載していますが、EQの理解や人間そのものの全体的理解に役立つ図が掲載されていますので、下記をクリックしての公式ブログで読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159574&c=3304&d=ed84

(Q(心の知能指数)とは?SQ(スピリチュアル指数)との違いや高める方法も解説)

━…………………━


昨日は立冬でした。東京板橋では冷たい風が吹き、今朝も冬の肌寒さがしっかりと感じられました。


いかがお過ごしでしょうか。



今回の話題は、EQとSQです。

★ ビジネスの成功とEQとSQ

あるビジネス書に紹介されていたのですが、著しく業績を伸ばした米国の大企業のリーダーの方々を調査したところ、その人たちに共通する特徴は、IQ(知能指数)が高いことではなく、むしろEQとSQが高いことだったのだそうです。


★ EQ(心の知能指数)とは

このうちEQについては、すでにさまざまなところで取り上げられているので、あなたもお聴きになったことがあるかもしれません。


「Emotional Quotient」もしくは「Emotional Intelligent Quotient」の略で、「情動指数」、「感情指数」、「心の知能指数」などと訳されています。


◆ EQの高い人の特徴

EQの高い人の多くには、次のような特徴があります。


・ 不快な状況に直面しても、瞬間湯沸かし器のように自身の感情を爆発させるのではなく、上手にコントロールする。

・ ネガティブな感情をポジティブな感情に転換することを得意とする

・ 他の人の思いを敏感に察知する。



リーダーが高いEQを持っていれば、周囲の人たちのEQも高まることが知られています。


多くの人の前向きな感情が刺激され、人と人との協力にもプラスに働くので、この能力に優れたリーダーがいる企業が成功する可能性が高いということは、とても納得できることではないでしょうか。


(図:EQは、他者に共感する能力、他者と交流する能力、自身の感情の認識、自身の感情のコントロール、自身の内的な目標を達成しようとする情熱から構成されている)


◆ EQを高める方法

EQとビジネスでの成功に高い相関関係があることが日本に紹介されたのは、25年ほど前のことでした。


それ以降、EQを高めることを目的とした数多くの企業研修が作られています。


しかし研修ではない、個人で行えるEQを高める方法がありますので、以下に3つほどご紹介します。


 ● 相手に共感することを心がける

EQを高める第1の方法は、日常生活の中で、相手に共感することを心がけることです。


しかし、注意しなければならないことがあります。共感には、情動的共感(emotional empathy)と認知的共感(cognitive empathy)の2つがあることが知られています。



情動的共感とは、相手の感情を写し取ること、つまり、相手が悲しんでいるときに自分も悲しく感じる、喜んでいるときには喜びを感じる、怒っているときには怒りを感じることです。


この共感は必ずしも否定されるべきものではありませんが、実際のところ、人間関係やビジネスを悪化させる場合も少なくないことが知られています。



それに対して認知的共感とは、相手と同じ感情を感じるのではなく、相手の感情を理解することを意味します。

つまり、自分が感情的になりすぎずに、相手がどのような感情をいだいているかを理解するように日常から心がけます。


 ● 自分が何に怒りを爆発させるかを知る

第2の方法は、怒りへの対策です。自分が怒りを感じたときのことを記録して、傾向を見つけます。怒りを感じたら、すぐにその場でメモ帳か自分宛のメールなどに、起きた出来事と怒りの強さを10点満点で記録します。

たとえば、「1日かけて作ったプレゼン資料のデータを間違って消してしまった。6」とかです。


この記録のことをアンガーログと呼びます。記録がある程度たまったら、感情の状態が良いときにアンガーログを読み返します。


何があなたの心を揺さぶったのでしょうか。

他人の言動でしょうか、何かがうまくいかなかったことでしょうか


この方法によって、徐々に自分の怒りの原因と傾向を理解し、それに対処する方法を考えることができます。また、自己理解につながる場合も少なくありません。


ちなみに他人の特定の言動が極端に気に障ったり、憎らしいと感じたりする場合には、シャドーという心理的な現象が関係していることがあります。興味がある方は、次の記事をお読みください。


参考記事:『シャドー(影)とひとつになる』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159575&c=3304&d=ed84


 ● 自分のネガティブな感情を即座に否定してしまわない

第3の方法は、ちょっと意外かも知れません。自分のネガティブな感情を即座に抑えつけてしまわないように心がけるということです


第1の方法では、相手の感情に認知的に共感することをご説明しましたが、この方法は自分に対してそうすることに似ています。


自分の感情がネガティブなものであっても、それを抑えつけ過ぎずに健全ななりゆきにまかせます。

感情は、波のように高まったり低くなったりしてピークに達し、自然に消えていきます。


自分の感情を否定して不自然に断ち切ってしまうと、かえって心に望ましくない影響を残すことがあるからです。

(写真:経験の豊富なビジネスの指導者のイメージ)


★ SQ(スピリチュアル指数)とは

「SQ」という言葉は、まだ世の中で、あまりひんぱんには話題にされていないようです。

「Spiritual Quotient」の略で「スピリチュアル指数」などと訳されます。


残念なことに「スピリチュアル」というカタカナ語からは、日本では、あまり科学的とはいえないグッズの販売や、前世占いや運勢判断や降霊術のことをイメージしてしまう方が多いようです。


しかし、もともとの英語の「spiritual」や「spirituality」には、そのようなニュアンスはほとんどなく、文学、音楽、絵画などに表れている崇高な精神性や、成熟した道徳意識のことを主に指しています。


いわゆる「スピリチュアル」と、本来の意味の「spiritual」については、下記のページでも紹介していますので、ご興味がおありでしたら参考になさってください。


参考記事:「スピリチュアルとは?本当の意味を簡単に解説、4つの実際の例、「感じる」というキーワード」

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159576&c=3304&d=ed84


「SQ」(スピリチュアル指数)は、「私とは何か」、「人間とは何か」というような根本的な問いに関連しています。

しかし、必ずしも宗教に直接結びついているとは限りません。


◆ SQの高い人の特徴

SQの高い人の多くには次のような特徴があります。


・ 謙虚である

・ 強い使命感や責任感を持っている

・ 人生そのものに深く感謝している


◆ SQとビジネスでの成功

それではなぜ、SQが高いことが、ビジネスでの成功に重要なのでしょうか。


強い使命感や責任感がプラスに働くことは容易に想像できます。


また、現代の社会では多くのビジネスが、さまざまな分野の、しかも世界中の多くの要素と複雑に絡み合っていて、その状況がめまぐるしく変わるので、過去の成功体験から得られた行動指針などは、むしろマネージメントに悪影響を及ぼすことが多いと言われています。



SQが高い人は、その謙虚さを生かして、心をいったん白紙にして、先入観やステレオタイプな反応を棄てて現状とひとつになり、状況にぴったりと合った対応を取ることが得意なので、未来が不透明で変化が速い今の時代のリーダーにうってつけだと考えられます。


(写真:戸外での瞑想)



一方、バラ十字会などで神秘学(mysticism:神秘哲学)に親しんでいる方は、SQが高い人が成功するのには、別の理由もあることに思いあたるのではないでしょうか。


神秘学の理論では、人は自身の心の奥深くを通して、宇宙意識と呼ばれる、生物全体の集団の知性とつながっているとされます。


そしてこの知性は、集団の莫大な記憶をすべて蓄えており、しかも、個々の人間をはるかに超える能力を持つので、通常の方法では手に負えないほど複雑な問題を解決したり、新しいアイデアを生み出したり、未来を予測して、あらかじめそれに対応したりすることに役立ちます。


SQが高い人は、自分の心の奥の声に耳を傾けることが得意な人にあたり、そのため、宇宙意識という知性を知らず知らずのうちにビジネスに役立てているのでしょう。


◆ SQを高める方法

さて、SQを高める方法についてお話する前に、ひとつご説明しておかなければならないことがあります。下図は、人間を構成するさまざまな要素を、表層(表面的な要素)から深層(本質的な要素)に順に並べたものです。


(図:人間を構成する要素を表層から深層へと並べた図)



神秘学でよく知られている原理ですが、表面的なものは変わりやすく、本質的なものはなかなか変わりません。

このことは、湖の表面では水がよく動くのに対して、深い部分ではほとんど動かないことにたとえられます。



この図で最も左にある身体は、筋力トレーニングを数週間行えば、見違えるほど変わります。


一方で、受験勉強のことを思い起こしていただければ、知性面を改善するためには、それよりもやや長い時間がかかることが実感いただけるでしょう。


そして、感情面(EQ)やスピリチュアル面(SQ)を変化させるには、さらに粘り強いアプローチが必要とされます。


◆ SQを高める方法として、よく取り上げられるのは次の3つのことです。

・ フィクション小説や伝記小説を読んで、登場人物の内面を想像する

・ 瞑想を行う

・ 自分が、感謝の思いにあふれた謙虚な人になれるように祈る


時として誤解されてしまうことがありますが、瞑想やこのような祈りは、特定の宗教と関連しているわけではありません。



ちなみに、当会の神秘学の通信講座は、SQを高めることをまさに目標にしています。その内容はこのブログには書ききれないほど広範囲にわたっていますが、たとえば次のテーマが挙げられます。


・ 人生と人間の心、そこに働いている法則を理解する

・ 瞑想の実習、望んでいる未来をイメージングする実習

・ 「普遍的な愛」を体験する実習

・ 善と悪と人間の自由意志について理解する

・ 実在体験、神秘体験とは何か。それを体験するためにはどうすれば良いか。



この通信講座には『人生を支配する』(Mastery of Life)というサブタイトルが100年近く前から付けられています。

もちろん自分の人生を支配するという意味ですが、「mastery」には人生の「達人(master)になる」という意味も込められています。


人生の仕組みを知り尽くし、人生をコントロールし、周囲の人たちを支援しているような人を意味します。



ビジネスの成功に限らず、「人生の支配」を実現するためには遠回りのようでも、自身のSQを高めることが確実な方法です。


ご興味をお持ちの方は、下記の2つのページをご参考になさってください。


・ 『教材の内容』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159577&c=3304&d=ed84


・ 『一ヵ月無料体験プログラムのご案内』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159578&c=3304&d=ed84


★ 21世紀という時代とEQ,SQ

さまざまな機会にご説明していますが、20世紀は、科学や工業技術の発達をきっかけに、極端な物質主義に傾いた時代でした。


そして、振り子が戻ってくるように、21世紀には心の大切さが見直されるようになると私たちは考えています。



今日ご紹介したビジネスリーダーのEQ,SQについての研究は、心の大切さが見直されていくという大きな流れのひとつの表れではないかと思います。



企業の経営や組織改革についての最新の研究で、このようなことが分かったという紹介を読んで、私はとても勇気づけられました。

心の大切さを見直すということはビジネスだけでなく、世界規模で起こっているさまざまな問題を解決するためにも必要とされる事柄だと考えているからです。



いかがでしたでしょうか。あなたのご参考になる点が少しでもあったなら、心から嬉しく思います。


今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

また、お付き合いください。(^^)/~


==============

■ 編集後記

ランタナという花のようです

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1159579&c=3304&d=ed84

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立秋・お通夜からお葬式まで「これで許してくれる?」

2024年11月07日 23時54分15秒 | 介護

 今日は「立秋」という言葉にぴったり合うかのように寒い一日でした。

ガスストーブを付けています。

気温は最高気温が15.8℃、最低気温が8.6℃。

明日の朝はもっと冷えるそうです。

寒い季節がやってきました。

今日の果物

3人分です。

息子夫婦は朝ご飯を食べてすぐに帰って行きました。

長いこと、本当によく助けてくれました。

 

 

こちらは昨夕のお食事会の時に神父様から頂いたベトナムコーヒーと赤磐で作って出荷されているにんにく。

息子夫婦も同じだけ頂きました。

 

 

母の葬儀に使われたお香。

いつもと違って少し甘いいい香りでしたので神父様に伺うと「よく気が付きましたねー。本当にいい香りでしょう

前回のアメリカへの旅で持って帰られたそうです。

 

朝顔がまだまだ咲いていますが、大分小さくしわしわになってきました。

 

午前中は大洗濯後、ソファでしばしお昼寝をしてしまっていました。

お婿ちゃんからの電話で目が覚めました。

午後からやっと外に出てみました。

ママ友ガーデン

 

 

 

教会のお花

 

 

母の棺を包んでいた布が干してありました。

公園の桜の葉

 

 

 

 朝な夕なうるうるします。

もう心配する人も待ってくれている人もいないんだなぁと・・・

でも、母はもう少なくとも苦しんでいないのでそれだけは安心で、良かったとほっとします。

いくら99歳の大往生とはいえ、最期まで苦しかったから。

死因には「老衰」とあり確かにそうですが、なかなか枯れるようには難しい気がします。

でも、母も多分知らない人から見ればそのように見えるだろうと思います。

 

 

 お通夜から備忘録の為に振り返ってみたいと思います。

お通夜は11月5日(火)午後6時からでした。

写真はセレモニー会館の方が撮って下さいました。

 

お通夜後

お通夜後に身内や残って下さった方がたとするお食事

 

教会へは息子夫婦が泊まってくれました。

(あとで伺ったお話によると今では「教会に安心してお預けして」帰られる方がほとんどだそうです。父の時も泊まったのでその流れで泊まるのが当たり前と思っていました)

ラップ音や足音が聞こえたと言っていて、びっくりしましたが、2人には至る所で結構聞こえるそうで

私は聞いたことがないです。

0時頃、神父様が母の為に祈る為にいらしたそうですが、お互いに気が付かなかったようです。

 

 次の日の朝、私は洗濯をしたりゴミ出しをして、教会に行き、息子夫婦と交代しました。

その間、静かに母と話すことが出来ました。

生前、母にはよく死後の世界のことについて、私が多分こうだろうということを話していましたので、母は多分、上の方に浮かんでいるに違いないと思って母に話しかけました。

母は一生懸命に話しても私には通じず歯がゆい思いをしているに違いないと思いました。

亡くなった時、11月2日の23時45分頃、母の顔を見た時、もう魂が抜けていると感じましたが、時間が経つにつれて、「あ~、もう完璧に抜けている」と度々感じました。

ここにあるのは本当に亡骸。

それでも、やっぱりこの肉体とのお別れは辛かったです。

特にお葬式の一連の行事はなんて身内にとって残酷なのだろうと思いました。

(今は御棺にくぎ打ちはなくなったそうですが)

7時45分、立飯が届きました。

 

セレモニー会館の方が撮って下さった写真

 

葬儀はミサと告別式とに分かれていました。

お通夜はお焼香でしたが、告別式では白いカーネーションの献花。

そして、自宅に持って帰るお花以外はすべて母の棺の中に入れました。

母はいっぱいのお花に囲まれました。

 

 

この1週間は晴れ予報でしたが、曇っていて気が付くと小さな雨が降っていました。

岡山南区の火葬場が壊れているのでここは北区です。

 

火葬場には教会から神父様を始め3人、我が家の方は従兄弟、友人、ブロ友さん、Lちゃん。

最近の火葬場はとても広くて綺麗でした。

最後のボタンは私が押しました。

それから1時間40分。

骨になった母を見た時が一番きつかったです。

よく倒れないでがんばれたと思います。

お骨拾いも誘導して下さいますが、ルールがありました。

 

帰り道

岡山城が見えました。

教会に着いたのはちょうど4時でした。

朝の10時半からのミサ開始後長い一日でした。

お食事は残ってくれた人と神父様と。

 

 

 

あまりにも多くて半分残しました。

 

母を抱いて家に到着したのは6時頃

息子夫婦が家庭祭壇を作ってくれました。

なかなかかわいらしくて明るくていい感じです。

 

 

今日は午前、午後と気が付いたら2回もお昼寝していました。

これからはもっと早くブログアップしたいと思います。

眠くってうたた寝してしまいます。

 

 

初めての夜ですが、母が入院したりショートを利用してくれたりしていましたので、大丈夫そう。

振り返れば、「動揺」した日、虫の知らせだったのではとクリニックの看護師さんが言われました。

なぜかこの午後、とっても動揺していました。

ケアマネさんが友人が来てくれていた時(5日の午後)、いらして下さったのですが、やはり「入院もあり」みたいに言われました。

それはもう絶対に考えられませんでした。

大丈夫だろうかと心配したのは私自身のことでした。

最期まで家で看ようとしていましたが、意に反して倒れてしまったら・・・

それが一番怖かったです。

母は眠ったまま逝きました。

いつもの日常の中で。

「もういいよ」と思ってくれたのかな。

本当にハードル低く、家に居させてあげることだけを考え続けました。

ですから、それだけは叶えてあげられたので、これで許してくれる

そんな想いでした。

達成感などはないです。

やっとのいっぱいいっぱいの感じです。

 

 

今はもう心配する人も待ってくれている人もいないと思うと淋しいですが、母はもう苦しんでいませんので、安心しほっとした想いです。

亡くなった母の顔は段々と安らかな眠っているような顔から笑っているように変わりました。

今にも息をしそうな感じでしたので何度も胸のあたりを見ました。

今はハッピーかな

懐かしい皆と再び出逢い、きっと母の還る場所(行くべき場所いずれにしても母が一番安らげるところ)への旅路の途中かな

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】2024.1107

 

「なりたい」と「なる」の違い

 

「なりたい」と「なる」は違います。
本気で「なる」と決めれば、
自分で決めたことをやり切っていく。
夢が正夢になった時に、
一人ひとりの人生が輝き始める
━━━━━━━━━━━━━━
栗山英樹(北海道日本ハムファイターズ チーフ・ベースボール・オフィサー)
○『致知』2024年8月号より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(11月07日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

理想を持たない者はさ迷う。また、その理想が物質的なところに据えられたなら、それはすぐに疲弊し、衰える。理想は、霊的なことになければならない!

He that is without an ideal is a wanderer; and if the ideal is set in material things it will soon play out and fade. The ideal must be in spiritual things!

(323-1)

 

 

 

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