ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・ダイビングの水中写真の3本柱でブログをしています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
大阪近辺で長い天体望遠鏡レンズ(BORG77ED2/71FL)に迷彩テープを貼っている若手がいたらきっと自分です。 最近はOLYMPUS M.ZD300mmF4で撮ることが多いですが・・・。
鳥の数は数えていないので何種類撮ってるかわ分かりませんがたくさん撮っています^^ 数を数えることよりも好みの野鳥をじっくり撮ることに重きをおいています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS E-5(水中用) / OM-D E-M1 MarkⅡ(メイン機) / OM-D EM-5(サブ機)
レンズ;BORG77ED2 510mm(F6.7) / BORG71FL 300mm(F4.2) / ZD50mm Macro(F2.8) / OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / M.ZD75mm(F1.8)

撮影地は近場では大阪の北摂の公園・大阪城・淀川河川敷・巨椋干拓地など。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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真夏のクメトカゲモドキ

2024-08-17 16:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

お盆休みに久米島→渡名喜島→伊平屋島→沖縄本島中部・やんばるとトカゲモドキ巡りをして来ました。
まずは久米島のクメトカゲモドキからどうぞ。












































クメトカゲモドキ
クメトカゲモドキは名前のとおり久米島の固有種で、
他のトカゲモドキより1本多い5本の横帯が特徴になります。
横帯は薄黄色で虹彩も黄色の暗色になり赤系の多い他種とは色合いが異なります。

今回は完全尾の成体を撮ることが目標でした。
洞窟周りで2日間に10匹ほど見つけることができました。
そのうち半数が嬉しいことに白黒縞々の完全尾でした。
完全尾の個体は尾が長いのでスタイルがよく見えますね。
再生尾の個体はずんぐりして見えて可愛らしいですね。
林道も回りましたが暑すぎたのか見つからずでした。

洞窟のクメトカゲモドキは岩の上や壁にいることが多く、
地面にいるのより撮りやすいのがいいですね。



★☆★クメトカゲモドキ★☆★
学名;Goniurosaurus yamashinae (Okada, 1936)
英名;Yamashina's ground gecko
分布;久米島
形態;黒地に薄黄色の横帯が後頭部に1本と胴体に4本の合計5本。
   虹彩は暗黄色、頭部は網目模様。背中線はなく肩の縦筋は薄い。
   模様の個体差は少なく幼体の色は薄い傾向。体長13cm前後。
生息環境;基本的に森林内の平らな地面に生息し下草の少ない林道の際などで見られる。
     洞窟付近では石灰岩の岩の上や壁などの高い所で見られる。
特徴;薄黄色の5本のやや細い横帯と黄色い虹彩。





おまけショット


ハブ(久米島型)
久米島の本ハブには久米島型と呼ばれる斑紋が少ないものがいます。
クメトカゲモドキを撮っていて振り返ると3m先からこちらを見ているヘビに気付きました。
「スジオやん?!」と思いましたが頭が三角なので明らかに本ハブです。
コイツもトカゲモドキを狙ってたんやなと思いながら3枚ほど撮ったらゆっくり逃げていきました。
赤ライトで照らせばよかったかと少し後悔・・・。






クメジマミズフナムシ
久米島固有の未記載種のフナムシです。
普通のフナムシは割と気持ち悪い感じですけど、
このフナムシは目がはっきりしていて可愛らしいです。



その他








★久米島/渡名喜島へのアクセス★
久米商船 098-868-2686(那覇泊港ターミナル)
那覇のとまりん(泊港)から久米商船で3時間(渡名喜島経由は3時間半)
・那覇(泊港)→久米島(兼城港)①9時-12時30分 ②14時-17時
 ※①は渡名喜島を経由 ②は月曜運休
・久米島(兼城港)→那覇(泊港)①9時-12時30分 ②14時-17時
 ※①は渡名喜島を経由 ②は月曜運休、金曜のみ渡名喜島を経由し17時30分着
・船は泊港から海を見て左手奥に停泊 ターミナルから徒歩5分
 1時間前から乗船可能 15分前に乗船締め切り
・久米島往復6,560円+100円 渡名喜島往復5,230+100円
※情報は2024年8月時点のものです。詳細は久米商船のHPでお確かめください。






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