先週水曜日 太陽光発電シンポジウムの帰りに久しぶりに古巣の旧INAXへ。
東京駅八重洲口から歩いて京橋へ。
18年位前までここが職場でしたので
何だかここに参りますと他のショールームへ行くのと違い、実家に帰ったような気分になります。
もう22年位のお付き合いになりますが、
定年退職して嘱託で残っている元上司(タイルの営業マンだった.)が6階でタイルの相談員をしておりますので
たまに行き、ひとしきりおしゃべりをして帰って参ります。(用事もありますが・・。)
受付の女性達も笑顔で迎えてくれます。
東京駅からショールームへ行く途中にビルの建替え現場があり
ちょっと気になる現場仮囲いがありました。
INAXの看板もいつの間にか、LIXILの文字に書きかえられ
INAXがLIXILに変わったことと【京橋の変遷】の文字が重なり、
時代が大きく変わりつつあることを実感しました。少しさびしい思いです。
最近ではタイル離れが進み、都内のショールームでもタイルを置いているところは少なくなりましたが、
INAXはもともとはタイルメーカー、さすがにたくさんのタイルがおいてあります。
こちらはどちらかというと設計者など向けプロユースのショールームなのですが
最近は戸建て住宅を計画中でタイルを玄関周りなどに使うため
何時間もこちらでタイルの吟味、選定をされる奥様もいるとか。タイルファンも健在です。
今年の6月に完成いたしました氷川台のO様邸では
2階LDKの床を全面600角の床タイル貼りに致しました。
タイルをあまり知らない世代が家を建てる年代になったせいか、タイルを新鮮に感じられるのかわかりませんが、
お打ち合わせをしていて最近若いお客様から床をタイルにしたい、と言うご要望が増えてきたようにも思います。
時代や流行は再び巡ってきます。
高断熱・高気密の家では、床をタイルや石で仕上げても冷たくありません。
タイルや石も蓄熱され、部屋の温度が暖かければ室温と同じ温度となります。
夏は逆に冷たくなり気持ちよいです。
O様邸のタイルの種類は、INAXのモイスプレス。
目地は比較的細いので目地の汚れは思ったほどではないかもしれません。
それから樹脂目地といって、木造の躯体の動きにも追従してくれる弾性目地になりますので
目地割れも少ないはずです。
キッチンは、LIXILサンウェーブのアクティエス。
左の収納は、同じくサンウェーブのリシェルの収納です。
棚は大工工事で取付致しました。
御客様のご要望で久しぶりにキッチンの壁にも100角内装タイルをつかいました。
ミスティ キラミック マット釉 です。
私がINAXに在籍していた頃からある定番商品です。すっごいっ!!
汚れて掃除が大変と嫌われていた目地も、現在では抗菌や防かび目地などになっており
昔程ではなくなっていると思います。
お住まいにタイルをご検討中の方がいらっしゃいましたら
アセットフォーの野瀬に聞いたといって、LIXIL銀座ショールーム6階/下川さんという相談員を訪ねてみて下さい。
ちょっと面白いおじさまですが、
喜んで 日が沈むまで??タイルについて語ってくれるのではないでしょうか・・。(笑)
プロユースのショールームのため、土、日はお休みですのでご注意ください。
posted by y.nose