女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門の建築士事務所です。

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戸建て注文住宅の設計、家造り、リフォームを約25年して参りました。変化する法令や、制度などを日々勉強しながら、これまでの知識や経験を生かして、対応させていただきます。 家を買いたい、建てたい、リフォームしたいなど 思いはいろいろあっても何をどう進めてよいかわからない、ご主人は忙しい、家族は無関心、独り身である、誰かのサポートがほしい、相談できるだけでも心強い、また、建築会社の担当者が建築士でないので不安、担当者が男性建築士なので相談しにくいなど、 思っていらっしゃ方 一生に何度も経験するわけではないので、とかく一般の方には解りにくい建築や不動産のこと、ころばぬ先の杖として、 どうぞ、当事務所をご利用ください。 女性の視点でアドバイスさせていただきます。ご夫婦でいらしていただくことでもOKです。どんなことでもざっくばらんにご相談ください。

練馬区東大泉4-26-3 塩野ビル302号 西武池袋線大泉学園駅徒歩5分

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、リフォーム予定の現場でのご相談対応が可能、カフェやファミリーレストランでの対応も可能です。他のお客様のご相談、サポート対応中は、お電話には出ることができません。予めご了承ください。留守電にメッセージを入れていただくか、メール、または、コメントをいただけますと幸いです。定休日は、日、月曜日、祝日です。

高島平5丁目/甲乙梁構造

2007年06月30日 | ●注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

1階から、2階の床下の張りを撮った写真です。
耐震設計の一部ですが、2階、3階の床は、梁を3尺ピッチで入れております。ピアノや大きな金庫、熱帯魚の大きな水槽などを置いていただいても大丈夫です。これまでも3階に、アップライトのピアノを置かれた方もいらっしゃいます。この甲乙梁構造の上に28mm厚の構造用合板の張り、防音材6mm、仕上げのフローリングが約15mmになります。床の厚みは合計49mmです。床面を頑丈にすることにより、家が箱状態になり、耐震性が増します。

高島平5丁目/屋根断熱パネル

2007年06月30日 | ●FP工法/断熱材・断熱サッシ

屋根のFP遮断パネルの建て込みも終わり、現在は屋根工事中です。FP遮断パネルは3面のアルミパネルが熱を反射すると共に、2層の通気層から熱を排出。日射熱を大幅にカットすることができます。もちろん硬質ウレタンパネルも105mmの厚みです。小屋裏空間も暑くなりませんから、空間をお部屋のように無駄なく使うことができます。土地があまり広くもてない東京に適した断熱材であります。真夏には、屋根表面温度が75度前後まで上昇することがあります。この遮断パネルなら、熱の侵入を3分の一に軽減。省エネルギーです。吹き抜けも大歓迎!吹き抜けを造っても冬寒くありません。

現場のトイレ

2007年06月29日 | ●外壁・屋根・外構工事

暑い夏のこの時期、頭を悩ますのが現場に設置する汲み取り式仮設トイレです。若干臭い(かなりか?)のでご近所からもクレームを頂戴します。立地条件の関係で、東京ですから仕方がありませんが、お隣の玄関の前に設置しなくてはならないことも・・。「あっち側においてくれ。」と右隣の方に言われて反対側におけば、今度は左隣の方に同じことを言われてしまいます。<微生物(バクテリア)の力で悪臭源を分解する!汲み取り用トイレ/バイオ消臭>というすぐれた消臭材を週に1,2パック投入していますが、若干は匂います。近くに公園があり、トイレがある場合は仮設トイレを設置しないこともありますが、そんなところばかりではありません。これを置かないと職人によっては(男ですから)、ブロック塀に向かって立ちションをしてしまいます。これこそ、大クレームになってしまいます。職人も人間ですから、排泄をするなという訳にもいきませんし。(笑)

気密測定技能者養成講習

2007年06月28日 | ●気密処理・気密(C値)測定・Q値

今日は、朝から(財)建築環境・省エネルギー機構主催(IBEC)の気密測定技能者養成講習に参加。飯田橋まで行って参りました。家の光会館というところで行われましたがどちらかというと工事関係者と思われる(現場監督っぽい感じの若い男の人たちが多かった。)人達が100人くらい来ておりまして、会場はいっぱいでした。今日は3月まで北海道大学大学院工学研究科空間性能システム専攻科で教鞭をとっていらした長谷川先生のお話でした。
当社は、と平成6年から全棟、気密測定を行っていますが、世の中がやっと気密測定に目を向けだした感じです。考え方は大体解ってはいるのでちょっと眠気が襲ってきたところもありましたが、でもこうゆう講習会は知識の整理になって非常によいです。気密測定機の測定の仕組みなどは、具体的には初めてだったので勉強になりました。新省エネルギー基準の案も大枠はできているようですし、住宅の環境性能評価の基準も細かく設定される様子です。今後ますます、住宅の省エネ化は進みそうです。
7月末に試験があるので落ちないように勉強しようっ!!

昔のキッチン1

2007年06月26日 | ●キッチン・IHクッキングヒーター

ゴールデンウィーク休暇中に 信州を旅してきました。昔のキッチンを発見。信州の松代、真田家の家臣であった旧横田家住宅のキッチンです。
キッチンスペシャリスト(??)としては、すかさずシャッターを切りました。奥に見えるのが、石製の流しで その左隣に臼。右手前にあるのが現在のIHクッキングヒーターに変わるコンロです。置きくど(かまど)です。土間スタイルの台所はよく見かけますが、このフロアースタイルのむしろ敷きは、あまり見たことがなかったですね。むしろに火が移らないのかしら?と、ちょっと心配に。保存修復工事はしているものの建物のベースは、1794年(寛政6年)の建築です。松代には、藩主を務めていた真田家の屋敷もあり、実はこれも見たかったのですが、ちょうど大修復作業中でした。仮囲いをされて、中に入ることはできませんでしたが隙間からのぞいたところ、壁がところどころ剥がされ、柱、梁、土台のみになっており、わくわくするような光景をみることができました。200年たっても木造軸組み工法のスタイルは基本的には変わっていないです。写真を撮れなかったのが残念でした。

田柄4丁目/外構工事中

2007年06月23日 | ●外壁・屋根・外構工事

只今、外部は外構の工事中です。写真は玄関ポーチのベースを造っているところです。階段ではなくてスロープにすることも可能です。仕上げは、タイルでも石でもレンガでも何でもOKです。

高島平5丁目/上棟2

2007年06月18日 | ●注文住宅/木工事

クレーンを使って材木を持ち上げているところです。
間口の関係でクレーンがふれないところも東京の場合ありますので、上棟前には事前のチェックが必要です。敷地内にクレーンをとめることができない場合は、道路に止めますが通行止めにして上棟することも・・・。もちろん警察への届出は致します。交通整理のガードマンも必要になります。

田柄2丁目/熱橋部分断熱処理

2007年06月14日 | ●FP工法/断熱材・断熱サッシ

写真は、外壁回りの羽子板金物の座彫り部分に現場発泡のウレタンを注入した写真です
「なんだこれ?つまらない」と思うかもしれませんが、これが非常に重要です。高断熱・高気密の住まいは、断熱性能の弱い部分があるとその部分に結露が生じやすくなります。建築物に多くつかう金物は、金属ですから熱を伝え易く、断熱性の弱い部分です。耐震性を考えてたくさんに金物をつけても、この部分が熱橋(ヒートブリッジ)となり、結露すると(結露を繰り返すと)この周辺の材木をやがては腐らせ、金物はぬけてしまい、全く意味のないものになってしまいます。ウレタンを注入することによって、金物が外部の冷たい(暖かい)空気と接することを遮断し、結露を防いでくれるのです。

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カテゴリー●印

2006年9月~2013年1月までの記事は、前職、地域ビルダー時代の記録です。