
手順が複雑で、体で覚えるまでは難しい整経(織る状態にするまでの作業)。
まずは先生に教わりながら、
何とか機に糸をかけて綾織りのサンプルを織りました。
経糸は同じ綜絖の通し方で、
踏み木の踏み方を変えただけで色々と柄が変わっていきます。


こんなのだったり、こんなのだったり…
これはちょっとこぎん刺し風ですね。


違う柄が現れるのがすごく面白くて、
もうちょっともうちょっと…と気が付いたら結構な長さになってる?!
緯糸は、ラムの糸2本取りと、ツブツブが入ったシルクの細い白黒の糸を組み合わせて、
計3本で織っています。
私としては、シルクでちょっと表情が出た気がしていますが、
ツブツブのネップが出ているように見えなくもない…?
いえいえ。
ラムだけだともうちょっと平面な感じになるので、入れた方が良かったョ。

これが、ずっと憧れていた高機で織るヘリンボーンの柄。
足踏みの順番は、1・2・3・4・1・2・3・4…の繰り返し。
本当に、あっけないくらい簡単に織れてしまうんだから嬉しくて仕方がない。
5種類の柄を練習中、
ヘリンボーンの柄で始まり終わらせたので、
たくさんの柄が入ったマフラーでも、
巻いた時には、それほどうるさくならないはずです。
息子のPコートに合わせてみました。