夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

仕方なくBlogタイトルを更新しました。

2013年02月09日 00時26分54秒 | Weblog
Blogタイトルの変更理由
いままで『霞ヶ浦のタナゴ釣り』としてやってきた当Blogですが、本日付けで『夢のあと』と表題を変えます。
 僕にとっての霞ヶ浦は、お師匠さんやお師匠さを通じての友達、周辺に住まわれている方々、そして遠くからでも霞ヶ浦を訪れる方々、そんな方々と一緒に時間を共有した素晴らしい場所でした。釣りを通して沢山の友達が出来、釣りと言うよりも友達に合いに行くといった意味合いがどんどんと増し、交友を深めました。今でも僕の人生の中ではまさに至福の時だったと思っています。
 それが、あの3.11の福島原発事故で巻き散らかされた放射性物質で総てが終わりました。
高濃度の放射能が検出された福島原発の周辺住民は避難させられたのですが、国及び東電は総ての地区を計った訳ではないので所々にホットスポットが形成されても計測すらされない場所が多々ありました。知り合いの簡易線量計では驚くような数値が記録され、とても霞ヶ浦に近付く気にはなれなくなりました。それでも国は非難した人たちも数ヵ月後には戻れるような事を言っていました。本当にそうなのだろうか?と疑問を持ったのは僕だけではないでしょう。現に2年が経とうとしていますが、いまだに沢山の非難したまま帰れない人たちが沢山居ます。もっとも、国も東電も『何十年、何百年も帰れません』とは言えなかったのでしょう。保証が大変になりますから。
 今でも東電の社員はいい給料といいボーナスを支給され、実際に事故の回収に当たっているのは東電の下請け会社の社員という有り様。加えて汚染作業も袋に入りきらなかったと言って除染した高濃度汚染物質を川に流したり。。。誠実さがまったく見えません。そして、今も国会事故調査委員会に対して東京電力が虚偽の説明したりして・・・隠蔽体質もまったく変わっておらず。

こんな状態では多分本当に何十年・何百年というスタンスで物事を考える必要が出てきました。霞ヶ浦は広くて浅い湖です。沢山の流入河川があるので霞ヶ浦に降り注いだ放射性物質に加えてそういう流入河川から流れてきた放射線物質も流れ込みます。そして広くて浅いという事はそこで水分が蒸発しますので濃縮されるはずです。こんな条件がそろっているのですから多分以前の環境に戻るには何十年・何百年とかかるでしょう。例え国や東電が大丈夫と言ってももう信じられません。こんな怖い場所でのほほんと竿を出す必要は何処にもないのです。2年間近く様子を見ていましたがもう霞ヶ浦は諦めました。というより諦めざるを得なくなりました。
 となるとこの『霞ヶ浦のタナゴ釣り』も中に浮いたままになります。

以上のような理由から表題を変えさせていただきました。短い間でしたが、霞ヶ浦にはありがとうとお礼を述べさせていただくと共にお師匠さんや優しかった霞ヶ浦周辺の方々、そして仲間や友達・・・総てにお礼を述べさせていただきたいと思います。
---------ありがとう!---------

そして、今度は表題も新たに『夢のあと』としてこのBlogをやって行こうと思います。
『夢』は寝ているときに見る物ですが、そこから発展して『希望』という意味合いも含まれています。釣り師はこの『夢』を追いかけていると言っても過言ではありません。夢がなければとても釣りなんかやってられません。“今日は大きいのが釣れるかも”とか“今日は沢山釣れるかも”とか“今日は何かが起こりそうだ”とか、とにかく夢を持って家を出ます。またその夢を実現するために道具を整え、釣りの技術を高めるため日々切磋琢磨し、試行錯誤を繰り返し・・・・・。それが釣りだと思うのです。
 いままで僕も沢山のことをやって来ました。そしてその総てが夢をつかむための努力です。そしてそれをここに書き込んで来ました。結果は良く出ることもありますが、ほとんどがロクな物ではありません。でも、この総てがとっても大切な僕の夢のかけらなのです。そして、これからも夢を追いかけて釣り続けて生きたいと考えております。
 よって、ここに掲載したときは夢の後で夢の跡です。よって、「あと」の部分はその両方を意味するので平仮名です。
 これからはタナゴは勿論、渓流(餌釣りと古式てんから)、海の船釣り(ヒラメ)がメインにこのBlogをやって行こうと思っています。勿論、気になることなどは釣り以外でもガツガツ取り入れます。

拙いBlogですがこれからもよろしくお願い致します。

                          (2013年2月9日 管理人)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿