タイリクバラタナゴ釣りはつまらないと決め込み、ずーーーっとやっていませんでした。魚信だけ出して掛からないでイライラさせられる魚なので嫌な外道です。タイリクバラタナゴなんてどうせ在来種を狙っていても釣れて来る外道だし、わざわざ狙っう事もないと思っていました。
ところが、水槽増設のために魚が必要になり、まずは何処にでもいるタイリクバラタナゴでテストをするために、4~5匹捕ろうと思ってタイリクバラタナゴを狙いました。場所は夏になると凄い色をしたタイリクバラタナゴが釣れる場所で、タイバラポイントですからずーーーっと竿を入れていない場所です。7~9㎝台のタイリクバラタナゴが入れ食いでした。画像はその一部です。あまりに沢山いたので5匹頂いてきました。
で、思ったのですが、僕が面白くないと思っていたタイリクバラタナゴ釣りは豆バラ釣りで、このくらいのがまとまって掛かると(1.5mと深い場所なので)手応えも良く、楽しい釣りでした。タイリクバラタナゴ釣りもちょっと考え直しが必要ですね。
でも、結局のところ本来居てはいけない魚ですから・・・。
ところが、水槽増設のために魚が必要になり、まずは何処にでもいるタイリクバラタナゴでテストをするために、4~5匹捕ろうと思ってタイリクバラタナゴを狙いました。場所は夏になると凄い色をしたタイリクバラタナゴが釣れる場所で、タイバラポイントですからずーーーっと竿を入れていない場所です。7~9㎝台のタイリクバラタナゴが入れ食いでした。画像はその一部です。あまりに沢山いたので5匹頂いてきました。
で、思ったのですが、僕が面白くないと思っていたタイリクバラタナゴ釣りは豆バラ釣りで、このくらいのがまとまって掛かると(1.5mと深い場所なので)手応えも良く、楽しい釣りでした。タイリクバラタナゴ釣りもちょっと考え直しが必要ですね。
でも、結局のところ本来居てはいけない魚ですから・・・。
大丈夫ですよ。在来種が釣れなくったって、それどころか魚が釣れなくっても癒されますよ。
忍野もいいですね。なんか、小林様がフライを振っている傍でお母様が笑顔で眺めている情景が目に浮かびます。きっと小さなマスでもきっと喜んでくれるでしょう。魚種は何でも良いと思いますよ!
お袋は自分に痴呆の症状が現れ病気になった事を納得しながらも、自分がこのままどんどんボケて行って終いには何も分からなくなる事への恐怖心で一杯のようです。
退院したら霞ヶ浦へ椅子二つ持って釣に連れて行きたいですが、何しろ7月以降の霞ヶ浦は暑いですから無理ですね。避暑を兼ねて忍野へ行くくらいなら出来そうなので、今度は梅花藻の隙間から綺麗なブラウントラウト(思いっきり外来種ですね)を釣って見せてあげたいと思います。
本当は綺麗なヤマメと行きたいところですが、あそこの綺麗になったヤマメは手ごわいですから止めときます。
素敵なお母様ですね。
自分に気遣って仕事を休み、趣味を捨ててくれた息子にとても喜んでくれたのではないでしょうか。その現われが『あんた何で釣り道具持ってこなかったの』の一言ですね。例え親子でもお互いが気遣う素晴らしさ・・・大切ですね。僕は親には甘えっぱなしなのでこういう素晴らしい話には滅法弱いです。小林様を見習わなくては・・・。
素敵な親子愛の深イイ話です。こういうことがお母様の病気には何よりも特効薬になると思います。霞ヶ浦もいいですが、なるべくお母様と共有する時間をもってあげて、まずはお母様の病気をよくすることが大切だと考えます。でも、こういうのってとても周りが疲れますから、そういうときこそ時々は霞ヶ浦で解消が必要だと思います。きっと霞ヶ浦の広大な自然に癒され、霞ヶ浦の偉大さと素晴らしさをただ釣りに来たのとはまた違った視点から見渡せるものと思います。霞ヶ浦は一つですが視る人、また視る人の心によってその姿は違って見えるのでしょうね。
お母様にはこれ以上ないってほど優しくしてあげてください。
河口湖線に入ったら生憎富士山にだけ雲がかかり、裾野の斜面しか見ることが出来ませんでした。『残念だね』と僕が言うと短歌をたしなむ母は『忍野の梅花藻が見たい』と、僕にとってホームグランドで試合が出来るような事を言ってくれました。
平日の忍野は観光客も釣り人も少なく、梅花藻なら湧き水の池より川だろうということで桂川畔を二人で歩きました。忍野の梅花藻は今まで僕が見た中で一番と思えるほど美しく、と言うのも釣りに来た時は梅花藻の美しさなんか見ないで、大きなマスしか探していなかったのだと気付きました。そんな時お袋が僕に『あんた何で釣り道具持ってこなかったの』と、言ってくれるなおっかさんな一言をポツリ。川に落ちないようにと掴んでいた母の衣類の腰の部分を突き落としてやろうかと思わせる発言です。
霞ヶ浦も我慢、岩手へのフライ釣旅も中止してお袋の病気に付き合ってきたこの数日、この一言ほど楽しい時間は無かったと断言できます。
平日だから渋滞も無いだろうと忍野~御殿場~小田原~江ノ島と、土日では絶対やらないコースをドライブしました。
江ノ島の海の見渡せる食堂でウィンドサーフィンを眺めながら食事をしました。江ノ島に渡ったのなんて考えてみたら25年ぶりです。こんなことも『お袋が病気にならなきゃやらないよな』と考えていたら『帆掛け舟が沢山居るね』と、恥ずかしいから小さい声で頼むぜと言いたくなるような楽しい一日を過ごしました。
とりあえずお袋の入院が決まったので霞ヶ浦くらいは復活できるかなと考えております。