夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

【今年が日本の夜明けとなってほしい】

2023年01月01日 00時10分48秒 | 社会
 昨年、安倍晋三元総理が殺されました。
 今、山上徹也容疑者は拘置所で何思っているだろう?多分、自分の計画が100%成し得た事に満足しているのではないでしょうか。
 勿論、彼の取った行動は許されるべきことではないのですが、こうするしかなかった事も理解できないわけではありません。なので、世間では彼のことを犯罪者扱いどころか“山上さん”と『さん』付けで英雄視する風潮まで生まれて来ています。何せ彼のした事によって、教団は勿論、日本政府、警察、政治家、マスコミなどが国民の信用を失ったという素晴らしい結果がもたらされたからです。
 僕も心の一部では「山上さん」と呼びたい部分もあるのですが、それは山上氏が何を考えてこれを実行したか?という、彼の心によって違って来ます。単純に、ただ旧統一教会への憎しみだけで行ったのであればやはり「山上容疑者」としか呼ぶことはできません。一方、少しでも安倍元総理の悪事の事も考えにあったのであれば彼のことを「山上さん」と呼びたい。
 当時の安倍氏の悪事はとどまる事を知りませんでした。自分が原因で日本人が死んでもどこ吹く風、それに公文書改ざんで死亡者が出ても逃げまくり、森友・加計疑惑の真相隠し、自衛隊日報隠ぺい、「働かせ方改悪」のための労働データねつ造・・・etc.。どの問題も根源には、おごり高ぶった安倍政権の強権政治や国政私物化が元になっています。では何故におごり高ぶり、強権政治や国政私物化することが出来たのか?それは宗教を味方に付けたからに他なりません。ある意味、宗教に没頭している人たちはすでに洗脳済みですから、すぐに思い通りになります。その莫大は票を党員に割り当て、それを武器に恩を売って一強の形を作り上げたことは簡単に想像が付きます。つまり、日本は洗脳された人たち(要は偏った考え方を持った人たち)によって作り上げられてしまって現在に至っているのです。これでまともな日本だなんて思える訳がありません。旧統一教会会員の票は勿論、公明党(創価学会)を連立与党にしてまで恩を売って出馬のすり合わせなど(連立なんてあり得ないでしょ。考えが違うから別の党なのですから。もし、同じ考えならば公明党員は総て自民党員になりなさい。)まさに宗教を味方に付けてやりたい放題し放題でしたから。でもって当選した議員たちも“選挙で選ばれた”と、これまたデカい顔してやりたい放題し放題。こんな事が許されていいはずがありません。それを山上氏は考えていたのでしょうか?もし少しでも考えていたのであれば例え死刑になったとしても英雄です。誰にも出来なかったことをやって、そのことを国民に気付かせたのですから。ならば僕も“山上さん”と呼びたいと思っています。
 これで国民は気が付いたのですが、現在の岸田首相はどうでしょう。旧統一教会を「反社会的」と断罪しながら、そこと最も親密な関係があった安倍元首相を『国葬』として“国家の英雄”に持ち上げるという矛盾を独断と偏見で平気でやってしまう人です。まだまだ安倍さんの悪影響が残っているように思えてなりません。
 与党には早く狂った日本に気付いてもらい、是正してまともな政府になり、今年が日本国民にとって素晴らしい日本のスタートになる事を祈って止みません。
こんな事を思いながら新年の挨拶にさせていただきます。