老ご夫婦

昨日、6回目のコロナワクチンを打ってきました。会場はいっぱいでした。

予約していましたが会場の外まで行列。でもスムーズに進んでいます。そこにお婆さんの怒鳴り声が。後ろに並んでいる老ご夫婦。ご主人に大きな声で怒鳴っていました。80代後半かと思われます。耳が遠いと大きな声になるのでしょうが。いちいちお爺さんのすることに文句。お爺さんは黙っています。

躓いてお爺さんが転んだ。周りの男性たちが「大丈夫ですか」と起してくれました。お婆さんが「ちゃんと見てへんからや」と、また怒鳴る。大勢の人の前で。足元がおぼつかないので、座った方がいいですよと、女性が席を譲りました。ありがとうも言わず文句を言うお婆さん。静かな会場にお婆さんの怒鳴る声が最後まで聞こえていました。

夫婦と言えども、人を怒鳴るというのはよほどのこと。今までお二人で、どんな生活を営んできたのでしょう。もしかしてお爺さんに怒鳴られてきたのでしょうか。夫が弱って来たのでその腹いせか。怒鳴ることしか出来ないのだろうか。あと何年一緒にいられるのか。限られた時間です。夫婦のことは分かりませんが、仲良く労りあって暮らせないものなのでしょうか。あの年齢になって連れ合いを怒鳴るという事が淋しいですね…。大衆の面前で怒鳴られるお爺さんもお気の毒。

会場まで雨の中、往復1時間歩きました。バスは無いし電車は中途半端。いつもはバイクであっという間。2日ほどは倦怠感があるのですが、今のところ大丈夫。

神戸が梅雨入りしました。