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高慢と偏見そして殺人

2018-05-16 | 英国ドラマ
広大な敷地に堂々たる貴族の館。
ここで繰り広げられる物語「高慢と偏見」。

気難しい独身貴族ダーシーと貧しいがプライドの高いエリザベスの恋模様。
ジェーン・オースティンの名作です。

18世紀末から19世紀初のイギリス。
女は財産を継ぐことが出来ず、少しでも条件のいい所へ嫁ぐことが目標。
結婚相手によって人生が大きく変わってくるからだ。
「いつか晴れた日に」や「ダウントン・アビー」と時代が重なります。

「高慢と偏見」の初版200年を記念して、その後を書いたのが「高慢と偏見そして殺人」。
イギリスで有名なミステリー作家が書いたらしい。
ダーシーとエリザベスの結婚6年後の話です。
4時間のTVドラマを見ました。
ここでは、ダーシー、エリザベス共に地味な俳優が演じていました。
失礼。でも現実味がある。


ところで、ダーシーといえばコリン・ファース。彼の当たり役でしたね。
何度見ても素敵です。
この頃のコリン・ファースの美しいこと♪
ちなみに「ブリジットジョーンズの日記」の
堅物弁護士のコリン・ファースの役名はマーク・ダーシーです。

エリザベスの末妹のリディアに「女王ビクトリア」のジェナ・ルイーズ・コールマ。
ダーシーの妹の恋人に「牧師探偵シドニー・チェンバース」のジェームス・ノートンが出てました。
物語は、舞踏会の準備で追われる華やいだダーシの館。
エリザベスは男の子も授かり、しっかり館の主としての地位を築いている。
舞踏会の前夜、招待されていない厄介者のウイッカムとリディア夫婦が内緒でやって来る。
そこであろうことか殺人事件が起きる。
容疑者として逮捕され絞首刑の座に据えられるウイッカム。この二人がまた騒動を起こすのだ。
ダーシーの妹の恋の行方もね。

これはこれで面白かったけれど、
やはりダーシーとエリザベスが結ばれて、
明日に向かって腕を組んで歩いていくラストシーン。
これでよかったのでは・・・。
名作に続編は無粋というもの。


オースティンは、この続編をどういうだろうか。
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