町を歩くと、あれ？っと思う。見馴れた景色が変わっている。
今まであった家が解体されて、新しい家が建設中。
町はずれまで歩くと、ここでも あそこでも。更地になってます。
住人の高齢化に伴い、町もさま変わりしています。
子どもたちが成人し町を出て行き、老夫婦の所帯が増えた。
住人の平均年齢高いです。老人の日のお祝いを80歳に引き上げたくらい。
ご夫婦のどちらかが亡くなられて単独所帯も増えました。
老人施設に入居されたり、子どもさんの所や町の便利な所へお引越し。
ここ数年で、多くの方たちがこの町を離れて行かれました。
ここは駅から徒歩圏。スーパー学校が近い。医療機関が充実。公園がある。
人気の場所なので、次々と若い一家が引っ越してきています。
一時は、子供会も活動を休止していたのに復活しました。
朝は、集団登校の子供たちの声が賑やかになった。
登下校の見守り隊をしている夫も、子供が増えたね～と言っている。
我が家の両隣も、家が壊され新しい家が建ち若いお隣さんなった。
子どもの遊ぶ声が聞こえるようになった。
自治会の掃除に出ても見知らぬ隣人の多い事。あの人はどなた？
役員も若い方たちが率先して引き受けてくださってます。テキパキ。
徒歩5分の県立高校が閉鎖して老人施設が開設。もう一つ大規模なのが建設中です。
すでに大きな老人施設があるので、町内になんと3つもの老人施設。
息子たちはここには帰ってこないので、私たちの代でこの家はお終い。
息子たちも、帰省する度にさま変わりしていく町に驚いています。
健康でいつまでもここでもこの町に住み続けられますように。
と言うのが、昔から住んでいるご近所さんたちの願望です。
みんな元気でいようね。ここがみんなの終の棲家です。
＊見た映画「国家が破産する日」（韓）
