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気ままな毎日を綴ります。

今日は一日コッツウォルズ

2016-10-25 | 2016 ベルギー旅

今日から3日間イギリスロンドンです。
そして、今日は丸一日コッツウオルズです。
日本から予約していた、日本語ガイド付きのツアーに参加しました。

コッツウオルズは、中世の田舎の村がそのまま残っている美しい村です。
村が点在していて電車で行くのは難しいのでツアーにしました。
朝8時、ビクトリア駅集合。
ホテルはビクトリア駅近くに取ったので、移動に便利でした。

ロンドンは物価が高いんですね。
ホテルもベルギーよりかなり高いのに、狭くてシャワー。
でも、朝食が思いがけずおいしかった!
イングリッシュ・ブレックフアースト♪
これで許せます(笑)
B&Bに初めて泊まりました。家庭的な雰囲気なんですね。
イギリスは朝食が美味しいと書いてありましたが、ほんとうですね。
3日間、おいしい朝食を頂きました。

ツアーは日本人20名くらい。ひとり旅の女性もいました。
男性のガイドさんがお話が上手で退屈しませんでした。
道中、ロンドン市内の案内、市民の暮らしぶり、イギリス王室の歴史、
お土産におすすめスイーツにグルメまでこと細かにガイドしてくれました。

ここが映画で有名になった、ノッテイングヒルです~とガイドさん。
来る時、飛行機の中で見たばかりの「ノッテイングヒルの恋人」の舞台なんですね~。
思わず身を乗り出して見ました。ヒューグラントはいないかな(笑)
映画と同じふんいきの街並みでした。

ロンドン市内を抜けて郊外へ。走ること約2時間。
コッツウオルズの村々に到着しました。
ここは、鉄道が通らず産業革命に取り残され寂れてしまった(ガイドさんの話)。
寂れた村を訪れたウイリアム・モーリスが「英国で一美しい村」と絶賛。
これで一気に脚光を浴びました。
取り残されたことでかえってこの村の姿が残ったそうです。
最近では田舎暮らしが人気で、地価が高騰。
リタイアしたリッチな夫婦が、家を買ってのんびり過ごす。
これが今のイギリス人の憧れだとか。

多くの集落があるのですが、ツアーでは4つの村に行きました。
最初に行ったのは、バーフォードという村です。


大きなメインストリートがあって、坂道の両側にはかわいいショップがズラリ。
あら?少しイメージ違う。
田舎を想像していたのですが、ここは立派な石造りの建物が。
美しい街並みです。




裏道を行くと、静かな住宅地。
奥のほうに歩いていくと、古い教会がありました。教会の敷地には墓地があった。
十字架のある土葬の墓地。これって「ブラウン神父」に出てくる教会そっくり。
ひとりで盛り上がっていました。
羊毛で繁栄した村で、町はずれには牧草地が広がっていました。

次に行ったのは、バイブリー。
ここが、ウイリアム・モーリスが「英国でもっとも美しい」と讃えた村です。

コッツウオルズと聞いて、誰もが思い浮かべるのがこの村の光景です。
村を流れる川も澄んでいて、水鳥が遊んでいる。
運が良ければ黒鳥に出会えますよと、ガイドさんが言ってる最中に
赤いくちばしの黒鳥が泳いでい来ました。
はちみつ色の家が点在。今も人が住み続けています。
自由時間がどの村でも40分くらいあったので、ぐるりと辺りを散策出来ました。
どこをとっても絵になりますね。
お店もひっそり2軒ほど。落ち着いた静かな村でした。
蔦のからまるマナーハウスがありました。
ここに1泊すればもっと魅力を味わえたでしょうね。

ボートン・オン・ザ・ウオーター。

ここでゆっくりお昼ご飯。
村の真ん中に小川が流れていて、川沿いにレストランやカフェが並んでます。
メインストリートですね。
ランチは名物のジャケットポテトを頼みました。
フイッシュ&ポテトと同じ感じで、湯がいたジャガイモにツナ。
量が多くて大雑把。なにしろで~んとお皿にジャガイモそのものがのってくる。
3人で2人分注文して正解でした。味はいたって普通・・・。
かわいいいろんな店があったので見て歩きました。

最後が、ブロードウエイ。
ここも大通り中心に、骨董品店や手作りジャムの店・野菜の店。
パブやカフェが軒を並べていました。村の名の通り、羊毛で栄えた時の交通の中心でした。
八百屋さんのディスプレーがかわいい。


名門「リゴン・アームズホテル」がありました。
謀反を起こす市民派と王室側の密談が何と同じホテルで行われた・・・
面白いですね。そんな逸話もガイドさんから聞きました。
風格のあるホテルで、中を見学させてくれました。
時間があったら、アフタヌーンティしたかったですね。



ざっと4つの村を見て回り、ビクトリア駅に帰って来たのは夕方6時半。
駅構内のお寿司やさんが大繁盛でした。会社帰りのOLやビジネスマンが行列。
私たちもここでお寿司をテイクアウト。疲れたので、ホテルでゆっくり女子会。
久しぶりの和食。お寿司を食べました。
これがおいしかった。現地に合わせず日本の味でした。
現地の人たちは、この味が分かるんですね。
マグロが無くてサーモンばかりだったけれど。

憧れのコッツウオルズ。ここに来たくてイギリスに来たようなもの。
でも、どこに行ってもそうなんですが思いが膨らみ過ぎて
観光化してたのがちょっと残念な気もしました。












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2 コメント

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なつかしい ()
2016-10-25 16:48:52
なだらかな緑一面丘陵のコッツウォルズはいいですよね。
今でも、思い出してはゆったりした気分になります。
交通が不便なのがネックだけれど
それだからこそ美しい田舎が保たれているのでしょうね。

次のレポート楽しみ(^.^)
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Unknown (ららる~♪)
2016-10-26 08:33:43
杏さん

バイブリーのマナーハウスに泊まってゆったり楽しまれたのですね。
イングリッシュガーデンもたっぷりと。いい季節に行かれましたね。

お店がいっぱいあったのが、少し興ざめ。
建物は、タイムスリップしたようでした。
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