雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

子供だったころ

2020-07-28 | 日々

夏が来ると もうわくわくそわそわ。

うれしい夏休みがやって来る。

何であんなに心から楽しめたのでしょうね。毎日がきらきらしていた。

朝6時にはすでに太陽が昇り、みんなの騒がしい声がする。

ぞろぞろとラジオ体操に出かける。近所のおばちゃんにハンコを押してもらう。

夏の終わりにはご褒美が待ってます。

捨て犬を拾ってきたり、朽ち果てた廃屋の探検に出かけたり。

近所の家で半日ゴロゴロ本を読んだり。そのままお昼のソーメンを食べる。

自分の家の子もよその子もなかった。

うるさいほどのセミの声。ギラギラ照り付ける太陽。大きなひまわり。

朝から夕方まで一日中遊んでいた。みんな塾もお稽古も何にも無かった。

 

そして必ず、母の里に妹と二人で遊びに行った。

母にバス停まで送ってもらい、そこからバスに乗っての二人旅♪

大きなため池、鎮守の森、とてつもなく遠いバス旅だった。

今思えば車ですぐの距離なのに。

畑でおじいちゃんが、ようきたなぁ~と迎えてくれる。

さっそく、よそ行きの服を脱いでスイカにかじりつく。

底知れない井戸を覗く恐さ。五右衛門ぶろ。用水路で蛭に血を吸われ、

土葬の墓地のおどろおどろしさ。納屋でとぐろを巻く蛇。自転車に初めて乗れた。

小さな祠。ここが格好の遊び場所。ひがな一日遊んでいた。

汲み取り便所の恐いこと。夜は無数の星を眺めながらたんぼで用を足した。

おじいちゃんから聞く昔話。狐に騙された話・・・。

迎えに来た父を、帰りたくないと追い返した。バス停で妹とバイバイと見送った。

従兄3人。女の子の居ない伯母は女の子がいると賑やかだと大事にしてくれた。

夏の思い出は・・・無心で過ごした子供だったころに繋がる。

 

孫のT君1年生初めての夏休み。

おばあちゃんおじいちゃんと過ごした時間を覚えてくれるでしょうか。

プールと蝉取りにしようかな。それとも将棋。

 

 

 

 

 

 

 

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