雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

ウツウツ

2014-06-19 | 家族

ペットロス・・・。
ロッキーと三男が一度にいなくなって、ここのところウツウツ・・・。
何をやっても楽しくない~。
やる気も起きず。

久しぶりの観劇で、楽しかった~。
帰りの買い物中に「三男が来てるぞ」と夫からのメール。
買い物は止めて、いそいそ帰宅。

自立を望みながら、出ていくと淋しいものです。
顔を見てそれだけで元気が出た(笑)
食材をいっぱい持たせて、「又来るわ」と言って帰って行った。
引き返して来て「お母さんありがとうな」だって。

元気が出たよ~
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覇王別姫

2014-06-19 | ライブ

昨日京劇を見てきました。演目は有名な「覇王別姫」。
項羽と妻の虞美人との別れの物語です。

「覇王別姫」と言えば、チェン・カイコー監督の映画を思い出します。
今は亡きレスリーチャンの虞美人の美しかったこと・・・。
余りにも切なく美しかった。
後日、レスリーがゲイだということをカミングアウト。
自ら命を断ってから、もう随分になる。
レスリーチャンの出演した映画は今も鮮明に記憶に残っている。
今思えば、一作一作渾身の思いだったのでしょうね。
「男たちの挽歌」「ブエノスアイレス」「欲望の翼」etc
どれもすばらしかった。

京劇は、梅蘭芳(メイランファン)生誕120周年記念の、中国国家京劇院。
嬉しいことに、京劇で活躍している日本人石山雄太氏が登場。
道化の下男役で、日本語で案内役をしてくれた。
今回は、案内役だったので残念。
次は、彼の「孫悟空」を見なくちゃあ。

「覇王別姫」は有名な別れのシーンを堪能しました。
いやあ~大喝采でした。


もうひとつは、「鳳還巣ほうかんそう」と言う出し物で、喜劇です。
大金持ちの家が舞台。本妻のブサイクな姉と側室の美人の妹を巡って、
金持ちブサイク男と貧乏な秀才男の結婚話。
京劇の喜劇、吉本ばりに爆笑の渦でした。
ブサイクな姉が登場すると、どよめきと大笑い。
ここでもう観客を虜に。
さてさていったいどんな話が始まるんだろうと。

ブサイク姉のいいなずけにされてしまった秀才男は、逃げて戦場に。
戦闘シーンの見事な立ち回りもあり、
初めての演目でしたが面白かったですね。

女形と言い、見えを切るシーンと言い、歌舞伎を連想。
ブサイクな姉には、歌舞伎の名優故中村勘三郎を思い浮かべた。
彼ならきっとこの演目を、面白おかしく演じたに違いないと・・・。

大きな温かい大拍手の中でカーテンコール。
文化を通じての日中友好の時間でした。



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