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昨日京劇を見てきました。演目は有名な「覇王別姫」。
項羽と妻の虞美人との別れの物語です。
「覇王別姫」と言えば、チェン・カイコー監督の映画を思い出します。
今は亡きレスリーチャンの虞美人の美しかったこと・・・。
余りにも切なく美しかった。
後日、レスリーがゲイだということをカミングアウト。
自ら命を断ってから、もう随分になる。
レスリーチャンの出演した映画は今も鮮明に記憶に残っている。
今思えば、一作一作渾身の思いだったのでしょうね。
「男たちの挽歌」「ブエノスアイレス」「欲望の翼」etc
どれもすばらしかった。
京劇は、梅蘭芳(メイランファン)生誕120周年記念の、中国国家京劇院。
嬉しいことに、京劇で活躍している日本人石山雄太氏が登場。
道化の下男役で、日本語で案内役をしてくれた。
今回は、案内役だったので残念。
次は、彼の「孫悟空」を見なくちゃあ。
「覇王別姫」は有名な別れのシーンを堪能しました。
いやあ~大喝采でした。
もうひとつは、「鳳還巣ほうかんそう」と言う出し物で、喜劇です。
大金持ちの家が舞台。本妻のブサイクな姉と側室の美人の妹を巡って、
金持ちブサイク男と貧乏な秀才男の結婚話。
京劇の喜劇、吉本ばりに爆笑の渦でした。
ブサイクな姉が登場すると、どよめきと大笑い。
ここでもう観客を虜に。
さてさていったいどんな話が始まるんだろうと。
ブサイク姉のいいなずけにされてしまった秀才男は、逃げて戦場に。
戦闘シーンの見事な立ち回りもあり、
初めての演目でしたが面白かったですね。
女形と言い、見えを切るシーンと言い、歌舞伎を連想。
ブサイクな姉には、歌舞伎の名優故中村勘三郎を思い浮かべた。
彼ならきっとこの演目を、面白おかしく演じたに違いないと・・・。
大きな温かい大拍手の中でカーテンコール。
文化を通じての日中友好の時間でした。
あら~そういえば覇王別姫見逃してる!
借りて見てみよう。
京劇、私は一回孫悟空見ただけ。
迫力あったわ。
もう一回きちんと見直したいわ
ウォンカーワイ監督の「ブエノスアイレス」日本公開に、みんなで見に行ったね~。
あのころ、香港映画全盛期。
面白い映画がわんさとありましたね~。
「覇王別姫」おすすめです。見てくださいね。
レスリーが複雑な愛を好演しています。
自身の思いを投影していたのかも。
「孫悟空」いい演目を見ましたね。
石山雄太で見たいです。
コンリーも絡んでくるけど、主は義兄
と弟。
二人の思いが、切ない切ない物語でした。
虞美人を演じながら重なる思い。
また見てくださいね。