面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

極上のBGM

2007年09月21日 | Weblog
 男と女がそれぞれ、ひとつの物語をまったく違う演出で表現する。この挑戦を受けて立った5人の男優と5人の女優が最高の演技を見せるために限界と闘っている。作曲家神津裕之はGENUINEである。超多忙の中で、男と女それぞれにまったく違う音楽を書き上げてくれた。舞台稽古でそのBGMに乗って演技をした俳優達が感動で打ち震えた。照明のマッキーは鳥肌立ち、音響の永尾は感涙し、演助の三田は瞬きを忘れた。

 これが僕の最強のパートナー神津裕之だ。たかがアトリエ公演の音楽でも、僕の決意が伝わればいつでも本気になってくれる。初日まで今日のゲネプロを残すのみだが、全力で音楽を越える演技をつけよう。

 朝から11月国立劇場の鬘合わせ(づらあわせ)に行ってくる。僕も「風流陣」の風の神はちがね付きは初めて被るので、どうなるか楽しみである。

 18時からゲネプロ。明日土曜日、14時に初日を迎えます。是非、神津裕之の深い深いBGMをその耳でお確かめ下さい。朝倉なんぞまだまだヒヨッ子です。頑張ります。