美術館にアートを贈る会

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山村幸則さんと体操しよう+写真作品鑑賞(4/8) レポート

2023-05-17 14:28:14 | Weblog

「山村幸則さんと体操しよう+写真作品鑑賞」レポート

日時:2023年4月8日(土)14:00〜15:30
場所:芦屋神社
参加者:14名 

 

■ みんなで体操と写真作品鑑賞

1)作品が生まれた背景について

  

写真作品10点が展示された参集殿において、この体操が生まれた芦屋の魅力について山村幸則さんからお話がありました。


「作品をつくる前に芦屋市内を巡った時が、ちょうど桜が散り始める今の時期でした。
山から芦屋川に沿って桜の花びらを追いかけてゆくと河口まで流れ、潮芦屋浜までたどりつきました。砂浜に打ち上げられた桜の花びらを見つけ、芦屋の山と海が繋がっていることを実感しました。
 芦屋川の河口付近にて、ラジオ体操をしている人を見かけ、長閑な芦屋の時間に触れたことから、この作品は誕生しました。
 黒松の枝ぶりは場所によって様々に異なっているのも面白いです。樹木が根、幹、枝葉を伸ばし成長を続けることは、自分と家族という存在の表現に重なりました。
 芦屋体操第一は息子と、第二は娘と一緒に体操しています。また映像の中に通りがかりの人として、第一には父が、第二には母がフレームインします。

 この作品は、芦屋市の各所を背景に実際に体操するということから、次の世代へと伝え育んでゆけるものなのです。」

 

 

2)ビオトープの庭と境内にて体操

  

 午前中はにわか雨もありましたが、体操をするときには爽やかな青空が広がり、まずは参集殿で軽く練習してから、それぞれ緑のポンポンを手に外へ移動。
 澄んだ空気と春の日差しが降り注ぐ新緑の中で、芦屋神社様の許可をいただき、みんなで体操をして、作品や芦屋をより深く理解し愛するきっかけになりました。

 

■まとめ

この作品を末長く残し伝えていく活動について、微力ながら発信を続けていきます。まだ道半ばですが、芦屋市民のみなさんをはじめ、より多くの方々のご理解とご協力のもと美術館に寄贈されますよう尽力いたします。

 


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