美術館にアートを贈る会

アートが大好きな私たちは、
市民と美術館の新しい関係の構築をめざしています。

第4弾寄贈プロジェクトの作家、今村源さんの展覧会が水戸芸術館で開催されます

2023-10-27 15:11:45 | Weblog

当会の第4弾寄贈プロジェクトの作家、今村源さんの展覧会が水戸芸術館で開催されます。
ご案内させていただきます。

「今村源 遅れるものの行方」
Imamura Hajime: The Whereabouts of the Late
開催日:2023年11月3日(金・祝)~2024年 1月28日(日)
場 所:水戸芸術館 現代美術ギャラリー、エントランスホール

https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5251.html

(HPより)
今村源は、普段、気にも留めないありふれたものに、少しの隙間を加える、あるいは天地を入れ替えたり裏返したりすることで、ユーモラスな造形でありつつも、その軽く透明感のあるイメージから一転、日常と表裏一体にある深遠な世界を観る人に想起させる作風で広く知られています。ボール紙、発泡スチロール、石膏、針金やビニールなど、およそ彫刻らしからぬ軽い素材で、浮遊感溢れる「彫刻」を制作してきた今村の作品の根源には、彼が関心を寄せる森の地下に菌糸を張り巡らし、ときおり地上に姿を顕すキノコの世界があります。人間には見えない世界で、しかし確実に世界と共生し、世界を支えている菌類へと向けられた今村の思索は、私(個)を超えて連綿と続く生命の営みへと広がっていきました。本展は、1980年代前半より京都を拠点に制作活動をスタートさせ、いずれにも寄らない独自の哲学的作風で早くから注目を集めてきた現代美術家・今村源の10年ぶりとなる美術館の個展となります。


第6弾寄贈プロジェクトの募金目標金額を達成しました!

2023-10-15 11:56:01 | Weblog

2022年4月にキックオフした第6弾寄贈プロジェクト『山村幸則さんの作品を美術館に贈りましょう』の募金目標金額を、クラウドファンディングも活用し、多くの皆様方のご協力・ご支援のもと達成することができました。厚く御礼申し上げます。
これから山村幸則作品を美術館に寄贈する手続きの準備に入ります。 

詳しくは総会(11/10)においてご報告させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

 


姫路市立美術館訪問(11/12)のご案内

2023-10-13 16:16:17 | Weblog

姫路市立美術館訪問(11/12)のご案内

当会では、美術館をもっと深く理解し身近に引き寄せる活動の一環として、定期的に美術館を訪問し、お話を伺っています。
次回の美術館訪問は、チームラボの「無限の連続の中の存在」(10/21〜後期)が開催中の姫路市立美術館を訪問いたします。

姫路市立美術館では、2021年から4年間、5組のコア・アーティスト(日比野克彦、杉本博司、チームラボ、隈研吾、中谷芙二子)を招聘し、美術館を核にした、姫路の二大文化資産である姫路城と書寫山圓教寺、そして豊かな風土を含めた「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」を展開されています。本年度は、チームラボの展覧会が姫路市立美術館と書寫山圓教寺で開催されています。
https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000023985.html

そこで今回の美術館訪問では、姫路市立美術館館長の不動美里さんと担当学芸員の二宮洋輔さんにお話をお伺いした後、作品を鑑賞いたします。
その後、希望者のみ書寫山圓教寺へ移動し、「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」を鑑賞いたします。
ご参加のお申し込みをお待ちしています。

■日時   2023年11月12日(日) 10時30分 美術館エントランス集合

■訪問先  姫路市立美術館 
      兵庫県姫路市本町68-25
      https://www.city.himeji.lg.jp/art/index.html

■予定   10時30分 
      お話「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクトと美術館」
         館長 不動美里氏
        「チームラボ 無限の連続の中の存在」 担当学芸員 二宮洋輔氏 
      11時30分 企画展「チームラボ 無限の連続の中の存在」・コレクション展の鑑賞
      12時30分 中谷芙二子《霧の彫刻》体験、解散
      その後、希望者は書寫山圓教寺へ移動
     (13時30分or14時の姫路駅発の神姫バスでロープウェイに移動する予定)

■参加料  美術館観覧料 一般1,500円
■参加申込 11月8日までに事務局のメールアドレスにお申し込みください。
      午後に、書寫山圓教寺に行く希望の方はそのむねをお書きください。
      info@art-okuru.org (美術館にアートを贈る会事務局 )
 
■参考情報 「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」
      書寫山圓教寺 三之堂 食堂(じきどう)1階
      2023年4月29日(土曜日)から12月3日(日曜日)
      https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000023654.html


2023 総会・講演会・懇親会(11/10)のご案内

2023-10-06 09:53:59 | Weblog

10月に入り、一気に秋の気配になってまいりました。

今年の総会・講演会・懇親会を下記の通り開催いたします。
講演会のゲストには、建築家/美術家の郡裕美さんをお迎えします。
郡さんは建築家でありアーティストでもあり、大阪工業大学の空間デザイン学科教授もされています。
建築とアートの境界を軽々と越えて活動されている方です。

秋の夜をぜひご一緒いたしましょう。
ご参加のお申し込みを心よりお待ちしております。

【 2023 総会・講演会・懇親会 】

■日時と内容:
2023年11月10日(金)17:30開場

 18:00-18:15 総会(活動報告。どなたでも参加可能)
 18:15-19:00 講演会「Between Art and Architecture」
        ゲスト・建築家/美術家 郡裕美氏

        アート作品紹介
        https://www.yumikori.com
        建築作品紹介
        https://www.studio-myu.com
        
 19:00-20:00 懇親会
 *ささやかですが秋を感じる軽食をご用意しています。歓談をお楽しみください。

■会場:アートコートギャラリー
大阪市北区天満橋1-8-5 アーコート1F
Tel: 06-6354-5444
http://www.artcourtgallery.com/access.html
アートコートギャラリーでは翌日(11/11)から吉岡千尋展が開催予定ですので、準備の整った吉岡展を一足先にご覧いただくことができます。

■参加費:お一人様/3,000円(懇親会参加費)
サポート会員は無料。サポート会員への申込は当日も受け付けますので受付でお申し出ください。

■参加申込:準備の関係で、11月3日までにメールでお申し込みください。
      美術館にアートを贈る会 事務局 info@art-okuru.org
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郡裕美氏プロフィール

建築設計と並行して世界各地でアート活動を行う。作品を通して空間の見え方を変え、固定概念を一蹴することを企てる。ベルリンの地下貯水場跡、ブラジルの旧砂糖工場跡などでの、場の記憶に呼応するインスタレーションのほか、銀座メゾンエルメス 、ジャパンソサエティ(ニューヨーク),オスカーニーマイヤー美術館(ブラジル)などでサイトスペシフィックな作品を制作をしてきた。
京都府立大学を卒業後、1995年コロンビア大学建築学部修士課程終了1996年コロンビア大学准教授に就任。以来、イエール大学、名古屋工業大学、東京理科大など日米両国で建築教育に携わる。
1991年スタジオ宙一級建築士事務所設立。住宅や公共施設、古民家再生や町並みデザインも手がける。
2016年より大阪工業大学 空間デザイン学科教授。主な受賞:2004年文化庁新進芸術家海外派遣(2004)、ARCASIAアジア建築家評議会金賞受賞(2011)、JIA環境建築賞(2013)、建築学会賞(業績, 2015) など。

郡さんの最新情報
箕面の森アートウォーク2023
https://www.studio-myu.com/news/archives/6425
舞台美術 for 劇団アランサムセ @高田馬場 東京
https://www.studio-myu.com/news/archives/6374
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